GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治とは国民の暮らしに密着したものであり、公の場で政治を語るのがタブー視されている現状を変えたい、その一心で投稿致します

既得権益とは恐ろしいと感じさせられた甲賀市長選挙。

2016-10-18 01:26:39 | ニュースのポイント
まずは岩永さん、関係者のみなさま、ご当選おめでとうございます。

そうなんです、ご本人と面識があるんです。

この一ヶ月くらいの間に三度ほど甲賀市に入りまして、少しですがお手伝いをさせて頂いたり、講演を聞かせて頂きました。

岩永氏は43歳の前衆議院議員で維新の会の滋賀県支部にあたる組織の代表をされていました。

間も無く40歳を迎える僕とは同世代と言っていい程の年齢の方ですが、とても懐が深い立派な方だと尊敬しております。

そして昨日の市長選挙から一晩明けて、毎日チェックしているgooニュースの政治欄を見ると...

京都新聞の記事ではありますが、全国版のネット記事に出ているではないですか!

これは皆さんにも紹介したいと思い、大変恐縮ながら拙ブログ記事に取り上げさせて頂きます。

万が一にも間違いなどがありましたら、関係者のみなさまよりのツッコミをお待ちしております。

さて、当該記事を下に貼り付けます。

http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/77/e1043c35eb21a9c369a9d1145e571bf4.html


面識がある方だけに間違いは書けないというところで、読んでくれる方々にお伝えしたい部分だけを慎重に取り上げてみたいと思います。


上記の京都新聞の記事にもあるように甲賀市議会の議員はほとんどが現職である中嶋氏の支持に回りました。

僕が知るところでは3人の市議が岩永氏の応援をしたという多勢に無勢の構図であった。

その劣勢を跳ね返す力がどこにあったのか?

もちろん岩永氏の衆議院議員を務めた知名度や個人の力もあるでしょうが。

市民が新しい風を求めたのが大きいところではないでしょうか?

甲賀市の教育費予算というのは滋賀県内で低いレベルでした。

予算をつけないと当たり前のように学力レベルが下がります。

都道府県の学力テストの結果で軒並み40位台を出す滋賀県で下位レベルであったという事は、全国レベルで最下位に近いところに位置するという事。

そこに予算をつけてなんとかしましょうという岩永氏の主張は至極真っ当なものでした。

これまでの現職の中嶋市政はそれを無視してハコモノを作るような利権誘導型であった事は否めません。

これはごく一部の話ではありますが、そのような流れであった事は間違いありません。

それを分かった上で市民が投票すれば岩永氏が圧勝して当たり前の選挙なんですが、結果を見れば僅差で岩永氏の当選でした。

投票率が55%を超えていてこの結果ですから、50%を割ってるいると逆の結果が出ていたのではないかという恐ろしい話です。

投票率がいかに大事か、既得権益がいかに恐ろしいかという事がよく分かる選挙結果だったのではないでしょうか。

岩永市政がこれからどのような結果を出してくれるのか、今後の滋賀県内の首長及び議会選挙にどのような影響をもたらすのか?

注目して頂きたいところです。