年が明けて2週間近く経って、やっと初投稿です。
当ブログもあと数ヶ月で開設から3年を迎える事になりますが、当初の目標である週一の投稿には及ばない月が目立ち始めております。
有難い事に昨年はたくさんの出会いがあり参加する会合も増えた事で、こなすべき課題も増えてきたというのが一つの原因ではあります。
僕が政治に関わりたいと考え始めてから4年程が経ちますが、当初より意識している課題は「投票率を上げる」事です。
しかしそれは「より良い日本を作る」であるとか「多くの国民が日本に生まれて良かったと感じる国にする」という目的に対する手段であります。
そして「より良い日本を作る」為の課題として「少子化問題」をどう扱うかというのが最重要課題だと認識するに至りました。
他方で昨年の6月より縁があって「道州制」を考える勉強会に参加するようになりました。「道州制」とは簡単に説明しますと...明治時代から続く中央集権の統治機構を10程度の道州に分権し(47都道府県は廃止)住民の意思と地域の特性を活かす事と行財政の簡素化を目指すものです。
全然別個であると考えられるこの「少子化問題」と「道州制」ですが、関連付ける事も出来るのではないかという思いに至り、2018年の初投稿はその点について触れたいと思います。
昨日に情報収集の為のネットサーフィン(これって死語でしょうか?)をしていると、興味深い記事を見つけましたので紹介させて頂きます。
http://lite.blogos.com/article/269042/
駒崎弘樹氏は社会福祉問題、特に保育や病児保育に取り組んでいるNPOを運営されてます。
数年前からこの方は存じ上げておりますが、当初はあまり意見が合わないという印象で、最近でも半分は同意出来るかなというのがテレビで見ていた感想でした。
初めてブログを拝見して面白いと感じ、興味のあるタイトルのものを拝読しましたが、特に少子化問題について書かれたこの記事には全て賛同出来るものでした。
少子化問題の8つの矛盾について指摘されているのですが、その中でも(6)ひとり親貧困率54%なのに、養育費支払い率2割について大問題だと考えますので引用して紹介させて頂きます。
(6)ひとり親貧困率54%なのに、養育費支払い率2割
ひとり親の半数以上が貧困状態。それはダイレクトに子どもの貧困に繋がります。
その理由は、子どもを養育するために、別れた夫(配偶者)が支払うべき「養育費」が2割しか払われていないから。
なぜそんなに支払い率が低いか。
日本では支払わなくても罰せられないから。
だからバックれ放題。
アメリカだったら、パスポート作れなくなったり、免許証が剥奪されたり、給与から天引きされます。
養育費不払いは犯罪という位置付けです。
スウェーデンでは、国がひとり親世帯に養育費相当額を支払い、もう一方の親から回収する「立て替え払い制度」が確立されています。低収入で養育費の取り決め額が少ない場合は、子の生活保障の観点から国が養育費にプラスして支給するんです。
諸外国のように、養育費支払を義務化すべき。そのために徴収は国の仕事(代理徴収)にしましょうよ。
それで、よしんば夫が貧困等で、とりっぱぐれたら、労災と同じで国が一時的に補填しましょう。
子どもに罪は無いんです。なんでバックれた親の責任を、子どもが取らないといけないんですか。
ひとり親をネグレクトし続ける社会にはNO!
養育費義務化へ!
ここまで引用でした。
両親が離婚しようが子供には親が2人いるわけで、死別以外の理由の1人親世帯が貧困に陥るのはおかしな話なんですよね。という訳で半数以上の1人親世帯が貧困に陥っている事実は何とかしないといけない問題です。
これはきっちり行政が追いかけてでも養育費を払わせるべきで、何故そんな事が出来ないのか?むしろ何故そんな事をやらないのか?(←これは養育費を払わない無責任な親にも行政にも言える事)
憲法にも書いてあるように子供に教育を受けさせるのは親の義務ですから、養育費を払うのも当たり前の義務として罰則規定は作るべきです。
立憲主義がどうこうとか言ってる政党は是非ともこの問題に真摯に取り組んで頂きたいと存じます。
日本国憲法は権力を縛るだけでなく、国民の義務もきっちり明記されてますので。
さて、話が少し逸れてしまいましたので、元に戻しまして...駒崎氏が仰る8つの矛盾が解消されない理由というのは思想的な問題であったり既得権益絡みであったり国民や政治家の権利意識の問題など多種多様です。
これらを一括で解決する方法はありませんが、こういった多種多様な問題を解決するのに道州制がうってつけの手段なのではと考えるもので、今日の2つのテーマの結節点(ちょっと無理矢理でしょうか)としたく存じます。
どう考えても進めるべき改革が進まないのは中央集権体制下の政治家や官僚の硬直した思考傾向に起因していると考えます。
道州制の導入で内政に関する権限を国家から道州へと移す事によって、地域がそれぞれの実情に合わせて柔軟に制度を作っていく事が出来ます。少なくとも国会議員や官僚が考えるよりは思想的なものや既得権益からは距離を置いた制度作りが出来るはずです。
1つの地域で良い制度が出来れば他の地域にも波及していき日本全体として活性化していくものだと考えます。
一足飛びに進んでいく改革ではないかもしれませんが、未来に光が見える考え方ではないでしょうか?
今年は「投票率の向上」を訴えるとともに「道州制」と「少子化問題」に関して考えをまとめていくつもりですので、ここでも取り上げさせて頂こうと思います。
どうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。
当ブログもあと数ヶ月で開設から3年を迎える事になりますが、当初の目標である週一の投稿には及ばない月が目立ち始めております。
有難い事に昨年はたくさんの出会いがあり参加する会合も増えた事で、こなすべき課題も増えてきたというのが一つの原因ではあります。
僕が政治に関わりたいと考え始めてから4年程が経ちますが、当初より意識している課題は「投票率を上げる」事です。
しかしそれは「より良い日本を作る」であるとか「多くの国民が日本に生まれて良かったと感じる国にする」という目的に対する手段であります。
そして「より良い日本を作る」為の課題として「少子化問題」をどう扱うかというのが最重要課題だと認識するに至りました。
他方で昨年の6月より縁があって「道州制」を考える勉強会に参加するようになりました。「道州制」とは簡単に説明しますと...明治時代から続く中央集権の統治機構を10程度の道州に分権し(47都道府県は廃止)住民の意思と地域の特性を活かす事と行財政の簡素化を目指すものです。
全然別個であると考えられるこの「少子化問題」と「道州制」ですが、関連付ける事も出来るのではないかという思いに至り、2018年の初投稿はその点について触れたいと思います。
昨日に情報収集の為のネットサーフィン(これって死語でしょうか?)をしていると、興味深い記事を見つけましたので紹介させて頂きます。
http://lite.blogos.com/article/269042/
駒崎弘樹氏は社会福祉問題、特に保育や病児保育に取り組んでいるNPOを運営されてます。
数年前からこの方は存じ上げておりますが、当初はあまり意見が合わないという印象で、最近でも半分は同意出来るかなというのがテレビで見ていた感想でした。
初めてブログを拝見して面白いと感じ、興味のあるタイトルのものを拝読しましたが、特に少子化問題について書かれたこの記事には全て賛同出来るものでした。
少子化問題の8つの矛盾について指摘されているのですが、その中でも(6)ひとり親貧困率54%なのに、養育費支払い率2割について大問題だと考えますので引用して紹介させて頂きます。
(6)ひとり親貧困率54%なのに、養育費支払い率2割
ひとり親の半数以上が貧困状態。それはダイレクトに子どもの貧困に繋がります。
その理由は、子どもを養育するために、別れた夫(配偶者)が支払うべき「養育費」が2割しか払われていないから。
なぜそんなに支払い率が低いか。
日本では支払わなくても罰せられないから。
だからバックれ放題。
アメリカだったら、パスポート作れなくなったり、免許証が剥奪されたり、給与から天引きされます。
養育費不払いは犯罪という位置付けです。
スウェーデンでは、国がひとり親世帯に養育費相当額を支払い、もう一方の親から回収する「立て替え払い制度」が確立されています。低収入で養育費の取り決め額が少ない場合は、子の生活保障の観点から国が養育費にプラスして支給するんです。
諸外国のように、養育費支払を義務化すべき。そのために徴収は国の仕事(代理徴収)にしましょうよ。
それで、よしんば夫が貧困等で、とりっぱぐれたら、労災と同じで国が一時的に補填しましょう。
子どもに罪は無いんです。なんでバックれた親の責任を、子どもが取らないといけないんですか。
ひとり親をネグレクトし続ける社会にはNO!
養育費義務化へ!
ここまで引用でした。
両親が離婚しようが子供には親が2人いるわけで、死別以外の理由の1人親世帯が貧困に陥るのはおかしな話なんですよね。という訳で半数以上の1人親世帯が貧困に陥っている事実は何とかしないといけない問題です。
これはきっちり行政が追いかけてでも養育費を払わせるべきで、何故そんな事が出来ないのか?むしろ何故そんな事をやらないのか?(←これは養育費を払わない無責任な親にも行政にも言える事)
憲法にも書いてあるように子供に教育を受けさせるのは親の義務ですから、養育費を払うのも当たり前の義務として罰則規定は作るべきです。
立憲主義がどうこうとか言ってる政党は是非ともこの問題に真摯に取り組んで頂きたいと存じます。
日本国憲法は権力を縛るだけでなく、国民の義務もきっちり明記されてますので。
さて、話が少し逸れてしまいましたので、元に戻しまして...駒崎氏が仰る8つの矛盾が解消されない理由というのは思想的な問題であったり既得権益絡みであったり国民や政治家の権利意識の問題など多種多様です。
これらを一括で解決する方法はありませんが、こういった多種多様な問題を解決するのに道州制がうってつけの手段なのではと考えるもので、今日の2つのテーマの結節点(ちょっと無理矢理でしょうか)としたく存じます。
どう考えても進めるべき改革が進まないのは中央集権体制下の政治家や官僚の硬直した思考傾向に起因していると考えます。
道州制の導入で内政に関する権限を国家から道州へと移す事によって、地域がそれぞれの実情に合わせて柔軟に制度を作っていく事が出来ます。少なくとも国会議員や官僚が考えるよりは思想的なものや既得権益からは距離を置いた制度作りが出来るはずです。
1つの地域で良い制度が出来れば他の地域にも波及していき日本全体として活性化していくものだと考えます。
一足飛びに進んでいく改革ではないかもしれませんが、未来に光が見える考え方ではないでしょうか?
今年は「投票率の向上」を訴えるとともに「道州制」と「少子化問題」に関して考えをまとめていくつもりですので、ここでも取り上げさせて頂こうと思います。
どうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。
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