GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治とは国民の暮らしに密着したものであり、公の場で政治を語るのがタブー視されている現状を変えたい、その一心で投稿致します

何歳から年金を受け取るとおトクなのか計算してみました。もちろん人が何歳まで生きるかは「神のみぞ知る」ですが。

2018-01-18 23:29:13 | 政治
今の日本の年金制度は受け取り始める時期を選択出来るという話を聞いた事はありました。

これから制度が見直されていくので、自分が受給する頃には変わっているはずですが、どんなものか計算をしてみたいと思います。

まずはニュース記事から

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180117/k10011292541000.html

今の制度では65歳を基本として、60〜70歳まで選択出来るようです。

これから70歳以上にも引き延ばせるようにしようというニュースですので制度は変わる可能性がありますが、今の制度で試算してみたいと思います。

重要部分だけ引用します。

現在、公的年金の受給開始年齢は原則65歳となっていますが、受給者は60歳から70歳の間で選ぶことができます。

65歳になった時点よりも早く受給を開始すれば、毎月の受給額が減り、あとに遅らせると増える仕組みとなっています。

65歳よりもあとに受給を始める場合、受給額は1か月当たり0.7%増額され、最も遅らせて70歳からにした場合は42%増額されます。逆に、65歳よりも早く受給する場合、1か月当たり0.5%減額され、最も前倒しして60歳から受け取る場合は30%減額されます。


仮に80歳まで生きた場合で計算してみます。

原則である65歳スタートの場合の1年の受給分を100%とすると...60歳から受給すれば年間で70%を20年で1400%です。65歳からは1500%で70歳からなら1420%となります。

この時点で60歳から受給した人は損をしてますね。

そして82歳と4ヶ月を超えると70歳から受給した人が多く受給出来る計算になります。

計算上は平均寿命まで生きる人は70歳まで受給開始を遅らせればおトクだという事になります。

しかしながらこれは物価の変動を考慮していませんので、物価が上昇していくなら早くから受給する方が有利になるし(お金の価値が下がるから)、物価が下落していくなら受給開始を遅らせた方が有利だという事になります。

そもそも年金の本来の意味は長生きした場合の保険です。そう考えるならば働けるうちは働いて稼ぎ、受給開始を遅らせる事で豊かな老後を送れるのではないでしょうか。

ちょうど昨年にうちの両親が65歳になり年金を受給してるようですが、この事実を知っていれば70歳からにすれば?とアドバイスをしたんですが...

しかしながら、人が何歳まで生きるかは神のみぞ知る事です。どうすればおトクかなんて答えも神のみぞ知るって事ですね。

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