「今さら聞けない!」のカテゴリーを作ったはいいが、初回だけで止まってしまっていたので少々無理矢理ですが...
僕が知ってるマイナス金利について語ってみます。(間違いがあるかもしれませんので、その際はご指摘下さい)
字面だけを見れば金利がマイナスになるんだから預金したら利子を取られることになるのか?と心配した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般市民がそんな目に合うことはないようですので、ご安心ください。
各銀行は日本銀行に一定額の当座預金を持つことが義務とされています。
この日銀の当座預金にこれから預ける分に対してだけマイナス金利が適用されるという事なんです。
もう少し詳しく説明します。
そもそも一般市民や企業が利用する当座預金というものは金利(利子)がつかないものです。
しかしながら当時の事情までは存じ上げませんが2008年より、前日銀総裁の白川氏が日銀の当座預金に0.1%の金利を付ける事を決めました。
というわけで一般の銀行は日銀に預けておけば僅かながらでも金利が入るという状況になりました。
その日銀当座預金の総額が250兆円とのことですので金利は2500億円。実際は全てに適用されないのか、それでも総額2100億円が日銀から各銀行に支払われるそうです。
0.1%というと銀行が定期預金の金利として一般ユーザーに支払っている金利の相場より高いはずです。
って事は銀行は預金などで集めたお金を日銀に預けるだけで儲けが出る仕組みになります。(僕の推測です、あくまで)
これっておかしいですよね。銀行だけが何故そんな恩恵を受けているのか。国民は腹を立てないといけません。
銀行は集めた預金より少し高い金利で貸し出す事によって利益を得ているはずなのに、これだと貸し出す必要が無くなるか、もしくは少なくなります。
お金を貸し出すという事は、そのお金を使って企業が設備投資をしたり市民は起業や不動産等の購入をする事で市中にお金が回るようになります。
景気を良くするという事は即ちお金を循環させるという事です。
というわけで結論。
このまま日銀の当座預金にばかりお金が増えても景気は良くならないので、それを増やさないように、これから銀行が日銀に預ける分だけは金利を与えるではなく逆に頂きますという事です。
それによって銀行は利益を出す為に貸し出しに回すので景気を刺激できるはずという狙いの政策なんです。
と、こんな感じでお解り頂けましたでしょうか?
ではここからはオマケです。
上記のように理論立てると至極真っ当な政策なんですね。
しかしながらマイナス金利を発表すると直後は株価が上がりましたが、その後急落し意図せぬ円高が進みました。
この現象を受けてマイナス金利は愚策だとか失敗だとかいう声がよく聞こえてきます。
まぁ政権批判をしたいメディアや野党がイデオロギーありきでものを言ってるだけです。
それと銀行系に雇われているエコノミストがこの政策で恩恵を失う銀行の肩を持っている。
大銀行の名前がつく研究所の人の事ですね。銀行の利益代弁者ですから。
日本だけではなく世界各国の経済状況を見ると、どこもいいところはないのです。
だから株は世界各国で売られて株価が下がり、比較的信用できる円が買われる事(投機マネーが円に逃避する)で円高が進んでいるのです。
日本経済は他の先進国より信用されているんですよ。
マイナス金利をやらなければこの痛手は更に大きかったはず...と僕が信用する経済学者や識者たちは言っています。
上記の方々は政権批判寄りの意見を持った人が多いので全て信用していい訳ではないでしょうが、理論に説得力はあります。
僕が知ってるマイナス金利について語ってみます。(間違いがあるかもしれませんので、その際はご指摘下さい)
字面だけを見れば金利がマイナスになるんだから預金したら利子を取られることになるのか?と心配した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般市民がそんな目に合うことはないようですので、ご安心ください。
各銀行は日本銀行に一定額の当座預金を持つことが義務とされています。
この日銀の当座預金にこれから預ける分に対してだけマイナス金利が適用されるという事なんです。
もう少し詳しく説明します。
そもそも一般市民や企業が利用する当座預金というものは金利(利子)がつかないものです。
しかしながら当時の事情までは存じ上げませんが2008年より、前日銀総裁の白川氏が日銀の当座預金に0.1%の金利を付ける事を決めました。
というわけで一般の銀行は日銀に預けておけば僅かながらでも金利が入るという状況になりました。
その日銀当座預金の総額が250兆円とのことですので金利は2500億円。実際は全てに適用されないのか、それでも総額2100億円が日銀から各銀行に支払われるそうです。
0.1%というと銀行が定期預金の金利として一般ユーザーに支払っている金利の相場より高いはずです。
って事は銀行は預金などで集めたお金を日銀に預けるだけで儲けが出る仕組みになります。(僕の推測です、あくまで)
これっておかしいですよね。銀行だけが何故そんな恩恵を受けているのか。国民は腹を立てないといけません。
銀行は集めた預金より少し高い金利で貸し出す事によって利益を得ているはずなのに、これだと貸し出す必要が無くなるか、もしくは少なくなります。
お金を貸し出すという事は、そのお金を使って企業が設備投資をしたり市民は起業や不動産等の購入をする事で市中にお金が回るようになります。
景気を良くするという事は即ちお金を循環させるという事です。
というわけで結論。
このまま日銀の当座預金にばかりお金が増えても景気は良くならないので、それを増やさないように、これから銀行が日銀に預ける分だけは金利を与えるではなく逆に頂きますという事です。
それによって銀行は利益を出す為に貸し出しに回すので景気を刺激できるはずという狙いの政策なんです。
と、こんな感じでお解り頂けましたでしょうか?
ではここからはオマケです。
上記のように理論立てると至極真っ当な政策なんですね。
しかしながらマイナス金利を発表すると直後は株価が上がりましたが、その後急落し意図せぬ円高が進みました。
この現象を受けてマイナス金利は愚策だとか失敗だとかいう声がよく聞こえてきます。
まぁ政権批判をしたいメディアや野党がイデオロギーありきでものを言ってるだけです。
それと銀行系に雇われているエコノミストがこの政策で恩恵を失う銀行の肩を持っている。
大銀行の名前がつく研究所の人の事ですね。銀行の利益代弁者ですから。
日本だけではなく世界各国の経済状況を見ると、どこもいいところはないのです。
だから株は世界各国で売られて株価が下がり、比較的信用できる円が買われる事(投機マネーが円に逃避する)で円高が進んでいるのです。
日本経済は他の先進国より信用されているんですよ。
マイナス金利をやらなければこの痛手は更に大きかったはず...と僕が信用する経済学者や識者たちは言っています。
上記の方々は政権批判寄りの意見を持った人が多いので全て信用していい訳ではないでしょうが、理論に説得力はあります。