GOの解説部屋~素人の視点から政治を語ります~

政治とは国民の暮らしに密着したものであり、公の場で政治を語るのがタブー視されている現状を変えたい、その一心で投稿致します

育休宣言から不倫報道、そして議員辞職へ

2016-02-13 02:22:20 | 政治
最近は週刊文春がスクープを飛ばしまくってますね。
いろいろとみなさんも興味がおありかとは思いますが、やはり政治家の問題は論じておきたいと考えます。
今回はタイトルに出しましたとおり宮崎謙介衆議院議員の一連の行動というか、報道について僕なりの意見を述べさせて頂きます。

まずは宮崎氏が国会議員でありながら育休を取ると宣言したことについて。

二つの視点があると考えます。

一つ目は彼が言うように国会議員である自分が率先して育休を使う事によって、男性も育児に積極的に参加する社会に変えたいという考え方。

二つ目は国会議員は政治課題に対して国民から意思決定を託されている存在であって、本会議や委員会の採決を欠席する事は許されない。全く同じ考えを持った人などいないのだから代わりの人間に採決はさせる事もできない。よって育休を取るのはけしからんという考え方。

どちらも全うな考え方だと思います。

僕が思う宮崎氏のベストアンサーは...
「妻は出産後には育児のためもうしばらく議員の活動は休みを頂きますが、早期に職務に戻ってもらうために、復帰のタイミングを早めにして入れ替わりで私が育児休業をさせて頂きたいと考えております」
だったのではと思います。

妻が休むつもりだったところを少し短縮して、夫である自分が代わりに休んで育児をすると言うなら、もう少し理解も得られたのでは?と思います。あくまで夫婦共に国会議員だから成り立つ理論ではありますが。


不倫報道とそれに伴う議員辞職についてですが、やった事は軽率である。しかしながら過去には不倫報道をされても国会議員は辞めない人がほとんどで、かなり遡れば妾のような人がいる事を認めている大物議員も多数いたとか?

民主党議員が自民党議員のスキャンダルを国会で無駄に追求しているシーンを見かけますが、過去に山本モナさんと不倫報道をされた細野豪志氏は先日の国会での質問時間にこの問題には一切触れず。
民主党とはこの程度のレベルなんですね。

宮崎氏の会見の映像は少しだけ見ましたし、発言内容は記事で確認しました。
これまでの疑惑を向けられた国会議員とはかなり違う、真摯な対応をしてるように感じました。
都合の悪い事はとぼけるのが議員の習性だと思ってましたが、宮崎氏の釈明会見はほとんどが嘘偽りのない真実だと思います。

すぐにとは言わないがまたいつか議員の職に戻ってきたいと発言されてました。
だからバレる嘘などつかずに包み隠さず真実を語ったのでは?と思います。

彼の選挙区の有権者の声はかなり厳しいものでした。
しかしこれとて僕が観たのは自民党政権に対して批判的なNEWS23という番組でしたので厳しい意見だけ流したのかもしれません。

誰が何と言おうと、数年後に立候補するのは本人の意思ですし、それは有権者が選挙を通じて判断する事です。

メディアが批判して彼の今後の人生の希望を潰すのは、政権批判が大好きなメディアが盾にする「人権侵害」ですらあるのではと考えます。

という事で僕は今回の宮崎氏の責任の取り方は清々しいと感じ、今後の彼の活動を応援したいとすら思うものです。

将来も京都で活動されるのなら一度お会いしてみたいものです。