ひびのあれこれ・・・写真家の快適生活研究

各種媒体で活動する写真家の毎日。高円寺で『カフェ分福』をオープンするまでの奮闘記、イベント情報などをお伝えします。

ジャワ更紗と阿里山茶

2010年07月24日 | Weblog
以前写真展で使わせていただいた目白の古民家ギャラリー「ゆうど」が、イベントのDMを送ってくださった。
会場は沼袋のシルクラブ。
こんなところにギャラリーがあるんだ~と思って出かけてみたら、とても立派な数寄屋風の一軒屋、佐藤明さんという建築家の方が設計されたそうだが、この方はクリエイティブディレクター佐藤可士和さんのお父様ですか・・・。シルクラブ、中野山田屋呉服店が母体だそうだ。
その建物の中に一歩足を踏み入れれば、涼しげで心地良い開放感たっぷりの空間に思わず溜息。一木一木厳選されたものを使っているのだろう、とにかく気持が良い。そして意匠もさりげなく、洗練されている。
1階はBIN houseのジャワ更紗と陶芸家石原稔久さんの作品の展示販売会、2階はティーコーディネーターであり、ゆうどの写真展で一緒にイベントを開催したペルーさんのお茶席が開催されている。更紗は1点ものの魅力的なものばかり、石原さんの作品もまるで出土品のような素朴な土の質感が素晴らしく、ペルーさんのお茶はご本人が台湾で直接買い付けてきた滅多にお目にかかれないものばかり・・・(しかも手作りのお茶菓子がセット、パイナップルケーキ美味しかった~)、と大変贅沢な展示になっている。
建築を見にいくだけでも十分楽しめる、素晴らしい展示です。しかも沼袋に・・・。会期残り僅かですが、お時間合う方はオススメです。

遠つ海がくれた布~BIN houseの世界
会期:7月25日~28日11時~18時
※但し、お茶席は25日19時~21時(この日は献灯会にちなんで蓮茶のみ)、26日11時~18時開催)

会場:シルクラブ
   中野区沼袋2-30-4
   www:silklab.com