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簡単にできる歯周病の予防法についてご紹介します

2017-08-23 14:19:13 | 日記
歯周病は、歯ぐきの腫れや出血に始まり、最終的には歯を失うことにつながる恐ろしい病気です。日本人の成人の8割が発症しているといわれ、年齢を追うごとに自覚症状を持つ人の割合が高くなっていきます。誰だって歯周病にかからずに、年をとっても自分の歯でおいしい食事を楽しみたいですよね。そのためには、日頃の歯周病の予防が必要なのです。
歯周病を予防するためには、まずは歯周病とはどのような病気なのかを知っておく必要があります。正しい知識があれば、歯周病は決して怖い病気ではないはず。ここでは、歯周病の原因や症状、簡単にできる歯周病の予防法についてご紹介します。
歯科材料
歯周病セルフチェック
歯周病は自覚症状のない病気として知られています。そのため、初期段階では全く分からないまま、気付いた時には重症化していることが多いのです。早期発見すれば、歯磨きの徹底や歯石除去によって完治できることから、日頃のセルフチェックが必要とされます。以下の8つの項目に当てはまる症状があれば歯周病が疑われるため、早めの歯科の受診をおすすめします。
朝起きると、口の中がネバネバしている
歯ぐきが赤く腫れている、または時々腫れることがある
歯を磨く際に血が出る
口臭が気になる
歯ぐきを押すと膿が出る
歯ぐきに違和感がある、しっかり噛めない
歯ぐきが痩せて、歯が長くなったように見える
歯がぐらぐらする
また、セルフチェック以外にも、ここで紹介する5つの項目のいずれかに当てはまる場合は、歯周病を発症するリスクが高いことから、歯科医院での検査を受けた方がいいといえます。
ハンドピース
スケーリング
「スケーラー」と呼ばれる特殊な器具を使って、歯磨きだけでは取り除けなかったプラークや、歯石も落としていきます。歯茎の下の見えない歯石も、このやり方で除去していきます。また、歯石除去の際に出血を伴う場合がありますが、これは歯石の付着した部分の歯茎が炎症を起こしているためです。歯石を除去していけば、歯茎の出血もなくなっていきます。スケーリングは歯周病の基本的な治療方法であり、予防にも効果を発揮します。
http://minaminami.kyo2.jp/
ルートプレーニング
ルートプレーニングとは、スケーリングで除去しきれない歯の根っこの部分の歯石を除去する治療法です。プレーニングとは“平らにする”ということを意味していて、歯の根っこの部分を平らにさせることを目的としています。根っこが凹凸だと、細菌感染の原因になるからです。しかし、歯周病が重度になってくると、歯周ポケットも深くなり、特殊な器具が歯石除去の際に届かなくなり、歯石除去が行えません。また、「スケーリング」や「ルートプレーニング」で症状が改善されない場合は、外科治療を施します。

歯周病とは、口腔内の細菌(原因菌)によって引き起こされる感染症です

2017-08-22 14:35:05 | 日記
細菌の攻撃に対する抵抗力(免疫力)が低かったり、細菌の活動性が免疫力よりも上回ると、歯周病は進行し、歯ぐきや骨、歯槽・歯根膜などの歯周組織を破壊していきます。歯周病は近年、生活習慣病として位置づけられ、若年層でも歯周病を発症する人が増加しています。しかし、自覚症状が少ないため、本人が気づく頃にはかなり重症になっているケースが多い危険な疾患です。 
歯科材料
歯周病には大きく分けて歯肉炎と呼ばれる状態と、歯周炎と呼ばれる2種類の時期があります。歯肉炎までの状態であれば、大抵の場合において、原因となっている細菌(歯垢と歯石)を除去し、丁寧にブラッシングをすれば治ります。しかしながら歯周炎まで症状が進行してしまい、重度の状態になると、抜歯せざるを得ない場合があります。 歯周病は初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。そのため、日頃からの定期検診やプロによるクリーニングで予防していくことがとても大切です。
ハンドピース
PMTC
歯垢が付着しにくい環境を作ることを目的に、歯磨きでは落ちない歯の汚れを専用の機器を用いて清掃する処置のことです。歯ブラシが届かない歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)内の、歯の根の部分までしっかり汚れを取り除きます。また、自分では磨き辛いブリッジや矯正装置の周りなども、PMTCなら隅々までキレイになります。歯石を削り取るような硬い器具を使用しないため、痛みを感じることはほとんどなく、処置後には爽快感を得られるほどです。
光照射器
ブラッシング指導
毎日歯磨きをしていても、「磨いている」と「磨けている」には、大きな違いがあります。いくらしっかり磨いているつもりでも、それが間違ったブラッシングであれば、汚れをキレイに落として「磨けている」とはいえないのです。毎日のケアは患者様ご自身が行いますので、正しいブラッシングを身につけることがとても大切です。医院では、患者様の年齢や噛み合わせなどを考慮し、その口腔内環境に相応しいブラッシング指導を行っています。

定期健診
歯垢の付着や、歯肉の出血・腫れなどの状態をチェックし、歯みがきでは落とせない歯石や着色汚れなどの汚れを清掃します。定期健診は、その度に時間や費用がかかると思われがちですが、トラブルの予防・早期発見に繋がりますので、結果的には時間と医療費の節約にもなるのです。

歯を支える顎の骨が元の量に戻ることはありません

2017-08-21 14:17:12 | 日記
歯周病とは、細菌によって炎症が起き、顎の骨が溶けて歯がグラグラになってしまう病気です。むし歯は激しい痛みがある代わり、重度のものでなければ詰め物で回復させることができますが、歯周病は痛みがほとんどなく、歯がグラつきはじめると元通りにするのが困難です。日本人が歯を失う原因の第一位とされています。
歯科材料
歯肉炎
歯肉に炎症が起きている状態です。ブラッシングの際などに出血しやすくなります。歯周ポケット(歯と歯肉の境目の溝)の深さは、3mm程度です。

軽度歯周炎
顎の骨が溶けはじめた状態です。歯肉が腫れ、ブラッシングの際に出血が見られるだけでなく、冷たい水がしみたり、口臭が出たりします。歯周ポケットの深さは、4mm程度です。
口腔内カメラ
中等度歯周炎
顎の骨が半分くらい溶けた状態です。歯を指で押すとグラつきます。歯肉の腫れや出血に加え、歯が浮くような感じがしたり、口臭が強くなったりします。歯周ポケットの深さは、6mm程度です。
http://minaminami.kyo2.jp/
重度歯周炎
顎の骨の3分の2以上が溶けた状態です。歯のグラつきがひどくなります。歯肉が下がり歯根が露出し歯が長く見えたり、歯と歯肉の境目から膿が出て口臭がよりきつくなったりします。歯周ポケットの深さは、8mm程度と非常に深くなります。

1.スケーリング(主に初期の歯周病)
歯の表面に付着した着色物(茶渋やヤニなど)や歯周ポケットの浅い部分(歯周ポケット3㎜程度まで)に限局した歯石を除去していきます。初期の歯周病では、歯石の付着している部分が、歯茎の内部のごく浅い部分に付着しているため、超音波スケーラーや、ハンドスケーラーなどを利用して、無麻酔で取り除きます。若年者の歯肉炎や初期の歯周病はこれで治癒していきます。

2.スケーリング、ルートプレーニング(初期~中期の歯周病)
スケーリングだけでは、取りきれないような歯茎の少し深い位置にある歯石(歯周ポケット4㎜以上)を麻酔下で取り除き、さらに歯石が付いていた根の表面を滑沢な面に仕上げます。きれいになった歯周ポケットの中に薬剤を注入すると更に効果が上がります。

そんな状態に陥らないために予防歯科はあります

2017-08-18 14:57:39 | 日記
予防治療とは、「歯が痛い」「冷たいものがしみる」というような症状が発生する前に、
そういったお口のトラブルの原因を作らいないように予防することです。お口のトラブルが発生してしまうと、治療に時間がかかってしまったり、場合によっては神経を抜いてしまったりと、時間も体力的にも非常に負担がかかってしまいます。そんな状態に陥らないために予防歯科はあります。
オートクレーブ
フッ素塗布
歯質の強化が期待できるフッ素を歯の表面に塗布し、むし歯になりにくい状態をつくります。ごく初期段階のむし歯なら、この処置だけで自然に治ってしまう場合もあります。定期的に処置をすることで、より高い予防効果が望めます。

プラーク(歯垢)の染め出し
染めだし液を歯の表面に塗布して、プラークの付着している箇所を赤く染め、磨き残している箇所がないかチェックします。ご自身の目で確認していただくことで、毎日の歯磨き習慣の改善につなげることが可能です。
オートクレーブ
スケーリング・ルートプレーニング
スケーリングは、普段のブラッシングでは取り切れない歯周ポケットの奥に不着した歯垢や歯石を、スケーラーという専用器具を用いて除去する処置のことです。さらにスケーリングでも取り除けない歯垢や歯石がある場合は、キュレットという特殊器具を用いてこれらを取り除き、最後に表面をなめらかにして汚れの再付着を防ぎます(ルートプレーニング)。どちらも定期的に行うことで、むし歯予防の効果を高めます。

定期検診
むし歯や歯周病は早期発見することによって、早期治療が可能になります。歯や歯ぐきを丁寧にチェックして、むし歯や歯周病にかかっていないか徹底的に調べます。とくに違和感がなくても、3~4ヶ月に1度は定期検診を受けるようにしましょう。

生活習慣指導
むし歯や歯周病は、毎日の生活習慣とも大きく関わっています。食事の内容や摂り方、歯磨きの回数や方法、睡眠時間、喫煙習慣、ストレス、態癖(うつ伏せ寝・頬杖などの癖)などの見直しを図り、口腔内環境を整えてお口の健康につなげます。

シーラント
生えたばかりの乳歯や永久歯に行う予防処置です。奥歯の溝は複雑な構造をしており、磨き残しが発生しやすい箇所です。奥歯の溝をプラスチックでふさぐことで、むし歯にかかるのを予防します。

お口の中にはおよそ400種類の細菌が住んでいます

2017-08-16 15:51:52 | 日記
歯周病とは、歯の周りの歯ぐき(歯肉)や、歯を支える骨などが破壊される病気で、かつては歯槽膿漏と言われていました。歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)に細菌が入り、歯ぐきが炎症を起こして赤く腫れ、歯磨きの時に出血します。
http://minaminami.kyo2.jp/
しかし、痛みは全くありません。さらに進行すると、歯ぐきの中にある歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けて、歯ぐきから膿がでたり歯がグラグラしてきます。この時期になると、痛みや腫れが出てきます。そして最後には、歯が抜けてしまいます。
ハンドピース
歯周病の原因は何?
お口の中にはおよそ400種類の細菌が住んでいます。これらは普段あまり悪いことをしませんが、歯磨きが充分でなかったり、砂糖を過剰に摂取したりすると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。これを歯垢(プラーク、バイオフィルム)と言います。

歯垢1mgの中には10億個の細菌が住み着いているといわれ、むし歯や歯周病をひき起こします。その中で歯周病をひき起こす細菌はポロフィロモナス・ジンジバリス、プレボテーラ・インターメディア、アクチノバシラス・アクチノマイセテムコミタンスなど10種類以上わかっています。また、歯垢は粘着性が強く、うがいをした程度では落ちません。この歯垢の中の細菌が歯ぐきに炎症をひき起こし、やがては歯を支えている骨を溶かすのです。

さらに、歯垢は取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。その中や周りに細菌が入り込み、毒素と言われる物質を出し続けます。こうなると歯磨きなどでは取り除くことはできません。

通常、健康な歯肉はピンク色で引き締まり、歯の周囲にプラーク(歯垢:ばい菌の塊)や歯石などの汚れがありません。そして、健康な人の歯周ポケットは2mm以下です。
しかし、歯肉炎の状態になると、歯肉に限局した炎症がみられ、歯磨き時などに出血することがあります。歯の表面にプラークの付着が見られます。この段階では、歯周ポケットは2〜3mmです。この早期の段階で予防処置を継続することで進行を防ぐことができます。
オートクレープ
軽度歯周炎になると、炎症が進行し、歯を支えている歯槽骨が破壊され始めます。浅い歯周ポケット(3〜4mm)ができ始めます。中等度歯周炎は、歯周組織の炎症がさらに進み、歯周ポケットが4〜6mmとだんだん深くなっていきます。歯槽骨の破壊により歯が長くなったように見えたり、歯がぐらつきはじめたり、しみやすくなったりします。重度歯周炎は、歯槽骨の破壊がひどくなり、歯がぐらぐらしてきます。歯周ポケットは6mm以上と更に深くなり、歯肉から膿や血が出て、口臭も起こってきます。最終的には歯が抜けてしまうこともあります。