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歯を支える骨や歯肉などの歯周組織に細菌が感染し、炎症が起こる病気の総称が歯周病です

2017-08-01 14:25:14 | 日記
歯周病の原因となる口内の細菌は、歯や歯と歯肉の間に付着した食べカスをエサとして毒素を出しながら増殖し、歯肉の炎症を引き起こします。歯周病の症状が進むと、歯を支える骨にまで炎症が波及し、骨が破壊されます。最悪の場合には歯を支えらなくなり、歯は抜け落ちてしまいます。
歯科材料
軽度歯周炎
炎症が歯肉だけに留まらず、歯を支える骨にまで及んだ状態の初期段階です。歯肉炎と同じ症状で歯肉が腫れあがり、歯磨き時に出血があります。歯を支える骨も破壊されはじめ、通常は1~2mm程度の深さの歯と歯肉の間の溝(歯周ポケット)が、3mm程の深さになります。

中度歯周炎
歯を支える骨への炎症が更に進行することで骨が破壊され続け、歯周ポケットは4~5mmほどの深さに達します。こうなると歯周ポケットに入り込んだ歯垢を歯ブラシでは除去しきれなくなります。歯肉の退縮も目立つようになり、体調が悪いときなどに歯が浮いたように感じることがあります。
ハンドピース
重度歯肉炎
さらに骨の破壊が進行し、歯周ポケットは6mm以上の深さに達します。歯肉の退縮が著しく、歯根が露出してしまい、歯が長くなったように見えます。また、歯肉の炎症もひどくなり、膿がでてきます。歯を支える骨が減ることで歯はグラグラと揺れるようになり、噛みにくくなります。この頃には口臭もかなり強くなります。
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末期歯周炎
歯を支える骨の大部分が破壊されて、歯は大きく揺れて噛むことができなくなります。この状態になると、歯を支えきれないため、ついには歯が抜け落ちてしまいます。

歯垢と歯石
歯垢は、歯に付着した食べカスをエサとして毒素を出しながら増殖する白い細菌の固まりです。プラークと呼ばれることもあります。この細菌が歯肉や歯を支える骨に感染すると、炎症を起こします。

一方、歯石とは、除去されずにたまった歯垢が唾液の中のカルシウム成分の作用で石のように硬くなったもののことをいいます。歯垢と同様に細菌の固まりですが、歯石は歯磨きなどで除去することができないため、歯科医院で半年ごとに歯石を取ることをおすすめいたします。