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歯が溶け出して、虫歯が始まった状態です

2019-09-20 12:15:44 | 日記
3mixという3種類の抗生物質を混ぜた薬剤を使用する治療法もあります。この薬剤を使用すれば、一般的な治療のように虫歯になっている部分をすべて削って取り除く必要はありません。

歯の神経に近い深いところまで削ると、術後に歯がすごくしみたり、神経を取らなければ収まらなかったりすることがよくあります。ですので、必要最小限、削ったところにこの薬剤を極微量塗布してからセメントで固めることで、治療箇所を100%無菌化し、虫歯部分を再石灰化することができ、歯の神経を守り、歯を延命すると共に、病気の再発を防ぐことができます。
ワックスペン
虫歯の進行
虫歯は、症状によって5段階に区分されています。もちろん重度になるほど治療に時間がかかり、費用も高額になってきます。当院では最先端の技術を使い、できる限り「削らない」「抜かない」治療をすることで、患者さまの歯を守る治療を行っています。
【CO(初期虫歯)】
歯が溶け出して、虫歯が始まった状態です。砂糖を避け、しっかりとブラッシングをして、これ以上進行しないように気をつけましょう。フッ素入りの歯磨き剤で、再石灰化を図るのも有効です。
【C1(エナメル質う触)】
虫歯が歯の表面を覆うエナメル質を溶かしはじめています。小さな穴があいていますが、下の象牙質までは達していません。この時期に治療してしまうのが理想的ですが、痛みがないため自覚症状が出にくく、症状が進行してしまうことがあります。
歯科用コンプレッサー
【C2(象牙質う触)】
虫歯がエナメル質の下の象牙質まで達してしまいました。甘いものや冷たいものがしみることがあります。治療には麻酔が必要です。広い範囲が虫歯になってしまった場合にはその部分を除去し、型どりした詰め物が必要となります。半永久的な殺菌効果のある薬剤や最先端のセメントを使い、削る範囲を最小限に抑え、再石灰化を狙うことも可能です。
【C3(神経まで達したう触)】
虫歯が神経に達してしまい、激痛を伴う状態です。歯ぐきの腫れや炎症による膿みといった症状が出ています。治療には麻酔が必要です。根管(歯の根っこ)部分の治療が必要となり、状態によっては神経を取り除きますが、神経を失った歯は寿命がぐっと下がってしまいます。
こまめに通って根管治療をしたあとには、しっかりと根っこの中をきれ
いにして詰め物をします。再発しないためにも、腕のある医師に任せるのが安心です。
【C4(残根状態)】
歯は根っこを残して崩壊した状態です。根管治療ができる場合もありますが、症状によっては抜歯せざるを得ない場合もあります。

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