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歯周病は、健康な歯が抜け落ちてしまう怖い病気です

2019-05-31 11:03:29 | 日記
30才代以上の80%以上の人が歯周病にかかっていると言われており、自覚なく静かに進行する恐い病気です。
歯周病は細菌が原因で引き起こされた炎症です。歯を支えている顎骨(:アゴ)を少しずつ失っていく怖い病気です。歯を建物に例えるならば、地盤(顎骨)が徐々に緩んで行くような感じ。病状が進行すれば、建物(歯)が倒壊してします。(歯が抜けてしまいます)
あなたはこの項目に該当していませんか?
歯科 通販
1.朝起きると、口の中がネバネバしている
2.口臭が強い、または強くなった気がする
3.歯茎が腫れている
4.歯みがきをすると出血する
5.最近、歯が伸びた気がする
6.歯がぐらついている

歯周病と全身疾患との因果関係
歯が抜けてしまうことだけでも十分怖い歯周病ですが、最近の研究では、もっと怖い研究結果が出ています。それは、歯周病菌による全身疾患です。
心臓病との因果関係の他、脳卒中、肺炎、糖尿病、早産などにも関与していることがわかってきました。歯周病の患者さんは、歯周病でない人に比べて心臓発作を起こす危険が2.8倍、早産の確率が7.5倍高いと報告されています。
そのためアメリカでは「 Floss or die!!( 歯磨きをしますか?それとも歯磨きをサボって病気になって死にますか?)」とまで言われています。このFloss(フロッシング)とは、通常の歯磨きに加えて、デンタルフロスという糸を使って歯と歯の間を清掃することです。
タービン 歯科
口の中は温かく、湿度があり、栄養源も豊富なため、細菌にとって繁殖しやすい環境にあります。細菌の塊であるプラーク(歯垢)の中には300~400種もの菌があり、うち歯周病の病原性を持った菌は30~40種。歯周病にかかると1,000倍にも増えます。
例えば、ジンジバリスという菌は、歯を支える骨を溶かす毒素であるだけでなく、歯肉の毛細血管に入り込み、冠動脈にとりつき少しずつ血管をせばめて動脈硬化をもたらし、心筋梗塞の一因となります。
また、歯周病が悪化すると、歯肉の血管が切れて出血しやすくなり、そこから歯周病菌が血管に入り込み、心臓に達した歯周病菌は、血管の内側を狭くしたり、つまらせ、狭心症や心筋梗塞などの心臓病を引き起こすことがあります。
歯の清掃を怠って歯周病を重症化させ、その期間も長引けば、これらの病気の危険性(リスク)は十分高まります。このサイトで、一人でも多くの方に歯周病治療の大切さを分かってほしいと思っています。

現在、歯周病にかかっている成人の日本人の割合は約80%と言われています。(軽度から重度全体の割合)

2019-05-31 09:30:52 | 日記
また、歯を失う原因の第1位は歯周病です。「8020運動」というのをご存知でしょうか?80歳で20本の歯を残すという取り組みです。そのためには歯周病予防がとても重要です。
歯周病は自覚症状があまりなく進行してしまう病気で、症状が出ているときには重度の歯周病になっているということが多くあります。歯周病は症状が進むと歯を支えている骨を溶かしてしまいます。歯周病は予防・早期発見・早期治療が大切です。
研磨用ポイント
歯周病の基礎知識
歯周組織が歯周病菌によって炎症を起こしている状態を歯周病といいます。初期の段階では自覚症状がなく、歯肉(歯ぐき)が腫れたり、出血してくると症状は進行していて歯周ポケットも深くなっています。

歯周ポケット
歯と歯肉(歯ぐき)の境目の溝の事です。健康は歯肉の場合の深さは1~2mm程度です。
歯周ポケットの検査プローベ(プローブ)という目盛りのついた金属の器具を使って歯周ポケットの深さや歯肉からの出血を確認し、歯周病の進行度や炎症の有無を判断します。

歯肉炎
歯肉炎は歯周病の第一段階です。歯肉に炎症がおきている状態で、歯槽骨の吸収は起こっていません。歯ブラシの届きにくい箇所にたまった歯垢が原因で起こります。
歯垢には細菌がたくさんいます。その細菌から発生した有害物質で炎症がおこります。歯周ポケットの深さは3mm程度です。
歯科用バイブレーター
歯周炎
歯肉炎が進行すると歯根膜や歯槽骨が少しずつ破壊されていきます。この状態を歯周炎といいます。歯周ポケットに歯石が付着しやすくなりさらに歯周炎が進行して状態は悪化します。歯周ポケットの深さは4~6mm程度です。

歯周病の特徴は、silent diseaseと言われるように、痛みがなく静かに進行していくことです

2019-05-31 09:30:52 | 日記
歯周病とは、歯の周りの歯周組織(歯肉・歯根膜・歯槽骨・セメント質)に炎症が起こっている病気の総称です。炎症が歯肉だけに留まっている状態を「歯肉炎」といい、炎症が歯槽骨や歯根膜にまで広がっている状態を「歯周炎」といいます。歯周炎は以前歯槽膿漏と呼ばれていました。

歯周病の特徴は、silent diseaseと言われるように、痛みがなく静かに進行していくことです。腫れたりして気がついた時には歯を支えている歯槽骨まで吸収して、歯がグラグラしたり、ものが噛めなくなり、最後には歯が抜け落ちてしまいます。歯周病は、多くの成人がかかっている病気ですが、小中学生から見られます。また近年、歯周病が糖尿病などの生活習慣病と関連していることも明らかになっています。このように、歯周病は口だけでなく、全身の健康の面からも予防が大切といえます。
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歯周病の原因
1.プラーク(歯垢)
歯周病の直接の原因はプラークです。プラークは多くの種類の細菌が増殖してかたまりとなったもので、歯につくバイオフィルムとも言われます。特に、歯周病細菌は酸素の少ない場所を好むため、主に歯周ポケットの中に存在し、毒素や酸素を放出して歯周組織を破壊していきます。

2.リスクファクター(危険因子)
歯周病の直接の原因はプラークですが、「口腔内の環境」や「生活習慣」の中には間接的に歯周病を悪化させるリスクファクター(危険因子)が潜んでいます。歯周病が生活習慣病の一つといわれるのはそのためです。
歯周病予防には、適切な歯みがきでプラークを取り除くことが基本です。さらに歯周病のリスクファクターを少なくすることが大切です。
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全身的なリスクファクター(生活習慣など)
近年、生活習慣が歯周病を引き起こしたり、悪化させたりするリスクファクターであることがわかってきました。歯周病を予防・改善していくには、口腔内環境はもちろん、生活習慣を見直してリスクファクターを減らし、全身の健康状態をととのえていくことが大切です。
喫煙
喫煙は歯周病を悪化させる大きなリスクファクターです。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させて歯肉の血行不良をひきおこします。さらにタバコには一酸化炭素も含まれていて、歯周組織の酸素欠乏を引き起こします。そのため、歯周組織は栄養不足になり、歯周病細菌に対する抵抗力が低下し歯周病を重症化させます
ストレス
精神的ストレスによって体の抵抗力が弱くなったり、生活習慣(歯みがき、喫煙、食生活など)が変化したりすることで歯周病が悪化しやすい状態になります。
食習慣
甘いもの、やわらかいものを多く食べる習慣は、歯周病の原因であるプラークを増殖させやすくします。また、不規則な食事、栄養の偏りは歯周組織の抵抗力を弱め、全身の健康に悪影響を与えます。