●アメリカ 対中追加制裁 新たに22兆円分・米中貿易摩擦を巡って、きょう、アメリカのトランプ政権は、中国から輸入する2千億ドル＝日本円でおよそ22兆円相当の製品に10％の追加関税を課す方針を明らかにした。新たな制裁対象の製品には生活必需品なども含まれ、世界経済への悪影響は避けられないとの見方もあり、金融市場では動揺が広がっている。
●西日本豪雨 174人死亡 ハザードマップ提供に課題・西日本の豪雨災害では、午後10時時点で少なくとも174人の死亡が確認された。また先ほど、岡山県で30人の生存を確認したという情報が入ったが、新たに５人の安否が分からなくなるなど、情報が錯綜していて、被害の全容はいまだにつかめない。一方、マツダや三菱自動車は工場の操業再開を発表するなど、復旧の動きも広がっている。平成で最悪の被害となった今回の豪雨では、避難の遅れが原因の一つではと指摘されている。自治体は住民の事前準備を可能にする土砂災害のハザードマップを公表しているが、その方法に課題があるようだ。ＷＢＳが専門家の協力のもと関東７都県のハザードマップの提供方法を調べたところ、埼玉県はＰＤＦファイルのみでの提供、栃木県はインターネットエクスプローラーでの提供が基本となっているなど、使い勝手に課題があることが分かった。
●安売り規制など響く ビール出荷 過去最低を更新・きょう、ビール大手５社が発表した上半期のビール類の出荷量は過去最低を更新した。去年６月の安売り規制強化などが影響した形だ。ビールの種類別では第三のビールのみ前年同期を上回わったが、市場が好転したわけではなく、キリンビールがイオン向けＰＢ商品の製造分を集計に上乗せしたことによるものだ。節約志向から安いＰＢを求める傾向が強まっていて、今後、キリン以外のメーカーにもＰＢ生産の動きが広がる可能性がある。
●勝算は？ アサヒ 中国で高級ビール展開・世界最大のビール市場である中国を攻略しようと、アサヒビールはきょう一般的な商品より価格が３倍以上する高級ビールを、中国で本格展開すると発表した。勝算はあるのだろうか。
●アップルに独禁法違反の疑い指摘・スマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ」の国内における契約をめぐり、アップルが公正取引委員会に独占禁止法違反の疑いを指摘されていたことが明らかになった。問題となったのは、アップルが国内の大手携帯会社３社と結んでいる契約で、ｉＰｈｏｎｅを購入する利用者に補助金を出すことを義務づける条項だ。公正取引委員会は携帯電話会社による自由な料金プランの提供を妨げる恐れがあると指摘したという。これに対してアップルの日本法人は「ニーズに応じた最適なオプションを提供できるよう、携帯キャリア各社ならびに公正取引委員会と連携していく」とコメントしている。指摘を受け、補助金を出すことを義務付けないプランも用意するなど、契約内容を見直したという。
●議員定数６増案 参院通過・参議院の定数を６増やす公職選挙法改正案がきょうの参議院本会議で可決され、衆議院に送られた。この法案は参院選での合区対象県の候補者救済などを目的として自民党が提出したもので、野党側は「議員を増やすのは時代に逆行する」などと採決に反発していたが、自民党が押し切った。
●楽天 ソフト売買で新サービス・楽天は企業や個人がサイト上で自由にソフトウエアを売買できるサービス「Ｒａｋｕｔｅｎ Ｒａｐｉｄ ＡＰＩ」を始めた。利用者は既にある他社のソフトウエアを使えるため、アプリケーションの開発期間を短縮などが期待できる。日本マイクロソフトなども自社のソフトウエアを提供する。楽天は売買が成立した際に一定の割合を手数料として受け取るほか、自社のアプリ開発にも利用していく方針だ。
●総人口 ９年連続で減少・総務省によりますと、今年１月時点の日本人の総人口はおよそ１億2,520万人と９年連続で減る一方で、日本に住む外国人は４年連続で増え、過去最高のおよそ249万人となった。東京圏の総人口は調査開始以来、毎回増え続け、過去最高の3,647万人と一極集中が加速する一方、関西圏は９年連続で減少し、三大都市圏の中で唯一地盤沈下している現状が浮き彫りになった。
●“世界人材争奪戦”勃発 外国人受け入れ拡大の背景・政府は先月決定した「骨太の方針」で外国人労働者の受け入れ拡大の方針を打ち出した。人手不足が深刻な介護や建設、農業、宿泊、造船などの分野で外国人労働者を呼び込もうという狙いだ。背景に何があるのか取材した。
●“土用の丑の日”前にウナギ空輸・今月20日の「土用の丑の日」を前に、成田空港にきょう、千葉県の業者が輸入したおよそ１トン、5千匹のウナギが中国から届いた。税関による検査を終えた後、首都圏の問屋や飲食店などに出荷される。国産ウナギの漁獲量が減少しているため、今年５月までの輸入量は１年前に比べておよそ60％増加している。また、輸入業者によると、卸値は去年よりおよそ25％高く、夏ごろまでは高値が続くという。
●「松本元死刑囚の遺骨は海に」・オウム真理教の教祖・麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚の四女の代理人を務める滝本太郎弁護士がきょう、記者会見した。滝本弁護士は、松本元死刑囚の遺骨を粉の状態にして太平洋の不特定地点に撒きたいとの意向を示し、その支援を国に要請した。松本元死刑囚の遺骨がある場所が教祖を信仰する人たちの聖地とされる恐れがあるため、こうした方法をとりたいとしている。
●企業秘密盗み中国へ…米が訴追・アップルの自動運転車の開発に関する企業秘密を盗んだとして、アメリカのＦＢＩ＝連邦捜査局は自動運転プロジェクトの技術者だった元従業員の男を訴追した。元従業員は、中国の自動運転車を開発する企業に転職する予定で、中国に向けて出国しようとしたところを空港で逮捕されたという。中国はハイテク分野で急速に存在感を増しており、アメリカが警戒を強めている。
●溶けないアイス期間限定店・アイスキャンディーの製造販売を手がけるマッシュアップは、溶けにくいアイスの専門店をあすから期間限定で東京・代官山にオープンする。材料に本くず粉や寒天を使用し水を加えず瞬時に凍らせることで、常温でも長時間溶けにくくなると言う。きのうからナチュラルローソンで販売を始めたほか、12月には沖縄に常設店を出店する予定だ。
●【トレたま】食べ物の鮮度を守るガス・【商品名】Ｄｅｌｉｅａ（デリエア）【商品の特徴】ガスを封入して、食品や食材の酸化を防ぐことで長持ちさせ“形”もそのままに保存するキッチンツール【企業名】日本エア・リキード【ＵＲＬ】https://www.makuake.com/project/deliea/【その他】７月11日からクラウドファンディング開始【トレたまキャスター】北村 まあさ
●番組の見どころ 7月12日（木）・日本を襲った記録的豪雨の被災地で急務の課題となっている熱中症対策について取材。体の内側から体温を引き下げる新商品も取り上げる。また、ヨーロッパでの日本酒ブームの意外な真実と、獺祭の新戦略を独占取材。
形もシャキシャキ感も保たれている！
●西日本豪雨 174人死亡 ハザードマップ提供に課題・西日本の豪雨災害では、午後10時時点で少なくとも174人の死亡が確認された。また先ほど、岡山県で30人の生存を確認したという情報が入ったが、新たに５人の安否が分からなくなるなど、情報が錯綜していて、被害の全容はいまだにつかめない。一方、マツダや三菱自動車は工場の操業再開を発表するなど、復旧の動きも広がっている。平成で最悪の被害となった今回の豪雨では、避難の遅れが原因の一つではと指摘されている。自治体は住民の事前準備を可能にする土砂災害のハザードマップを公表しているが、その方法に課題があるようだ。ＷＢＳが専門家の協力のもと関東７都県のハザードマップの提供方法を調べたところ、埼玉県はＰＤＦファイルのみでの提供、栃木県はインターネットエクスプローラーでの提供が基本となっているなど、使い勝手に課題があることが分かった。
●安売り規制など響く ビール出荷 過去最低を更新・きょう、ビール大手５社が発表した上半期のビール類の出荷量は過去最低を更新した。去年６月の安売り規制強化などが影響した形だ。ビールの種類別では第三のビールのみ前年同期を上回わったが、市場が好転したわけではなく、キリンビールがイオン向けＰＢ商品の製造分を集計に上乗せしたことによるものだ。節約志向から安いＰＢを求める傾向が強まっていて、今後、キリン以外のメーカーにもＰＢ生産の動きが広がる可能性がある。
●勝算は？ アサヒ 中国で高級ビール展開・世界最大のビール市場である中国を攻略しようと、アサヒビールはきょう一般的な商品より価格が３倍以上する高級ビールを、中国で本格展開すると発表した。勝算はあるのだろうか。
●アップルに独禁法違反の疑い指摘・スマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ」の国内における契約をめぐり、アップルが公正取引委員会に独占禁止法違反の疑いを指摘されていたことが明らかになった。問題となったのは、アップルが国内の大手携帯会社３社と結んでいる契約で、ｉＰｈｏｎｅを購入する利用者に補助金を出すことを義務づける条項だ。公正取引委員会は携帯電話会社による自由な料金プランの提供を妨げる恐れがあると指摘したという。これに対してアップルの日本法人は「ニーズに応じた最適なオプションを提供できるよう、携帯キャリア各社ならびに公正取引委員会と連携していく」とコメントしている。指摘を受け、補助金を出すことを義務付けないプランも用意するなど、契約内容を見直したという。
●議員定数６増案 参院通過・参議院の定数を６増やす公職選挙法改正案がきょうの参議院本会議で可決され、衆議院に送られた。この法案は参院選での合区対象県の候補者救済などを目的として自民党が提出したもので、野党側は「議員を増やすのは時代に逆行する」などと採決に反発していたが、自民党が押し切った。
●楽天 ソフト売買で新サービス・楽天は企業や個人がサイト上で自由にソフトウエアを売買できるサービス「Ｒａｋｕｔｅｎ Ｒａｐｉｄ ＡＰＩ」を始めた。利用者は既にある他社のソフトウエアを使えるため、アプリケーションの開発期間を短縮などが期待できる。日本マイクロソフトなども自社のソフトウエアを提供する。楽天は売買が成立した際に一定の割合を手数料として受け取るほか、自社のアプリ開発にも利用していく方針だ。
●総人口 ９年連続で減少・総務省によりますと、今年１月時点の日本人の総人口はおよそ１億2,520万人と９年連続で減る一方で、日本に住む外国人は４年連続で増え、過去最高のおよそ249万人となった。東京圏の総人口は調査開始以来、毎回増え続け、過去最高の3,647万人と一極集中が加速する一方、関西圏は９年連続で減少し、三大都市圏の中で唯一地盤沈下している現状が浮き彫りになった。
●“世界人材争奪戦”勃発 外国人受け入れ拡大の背景・政府は先月決定した「骨太の方針」で外国人労働者の受け入れ拡大の方針を打ち出した。人手不足が深刻な介護や建設、農業、宿泊、造船などの分野で外国人労働者を呼び込もうという狙いだ。背景に何があるのか取材した。
●“土用の丑の日”前にウナギ空輸・今月20日の「土用の丑の日」を前に、成田空港にきょう、千葉県の業者が輸入したおよそ１トン、5千匹のウナギが中国から届いた。税関による検査を終えた後、首都圏の問屋や飲食店などに出荷される。国産ウナギの漁獲量が減少しているため、今年５月までの輸入量は１年前に比べておよそ60％増加している。また、輸入業者によると、卸値は去年よりおよそ25％高く、夏ごろまでは高値が続くという。
●「松本元死刑囚の遺骨は海に」・オウム真理教の教祖・麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚の四女の代理人を務める滝本太郎弁護士がきょう、記者会見した。滝本弁護士は、松本元死刑囚の遺骨を粉の状態にして太平洋の不特定地点に撒きたいとの意向を示し、その支援を国に要請した。松本元死刑囚の遺骨がある場所が教祖を信仰する人たちの聖地とされる恐れがあるため、こうした方法をとりたいとしている。
●企業秘密盗み中国へ…米が訴追・アップルの自動運転車の開発に関する企業秘密を盗んだとして、アメリカのＦＢＩ＝連邦捜査局は自動運転プロジェクトの技術者だった元従業員の男を訴追した。元従業員は、中国の自動運転車を開発する企業に転職する予定で、中国に向けて出国しようとしたところを空港で逮捕されたという。中国はハイテク分野で急速に存在感を増しており、アメリカが警戒を強めている。
●溶けないアイス期間限定店・アイスキャンディーの製造販売を手がけるマッシュアップは、溶けにくいアイスの専門店をあすから期間限定で東京・代官山にオープンする。材料に本くず粉や寒天を使用し水を加えず瞬時に凍らせることで、常温でも長時間溶けにくくなると言う。きのうからナチュラルローソンで販売を始めたほか、12月には沖縄に常設店を出店する予定だ。
●【トレたま】食べ物の鮮度を守るガス・【商品名】Ｄｅｌｉｅａ（デリエア）【商品の特徴】ガスを封入して、食品や食材の酸化を防ぐことで長持ちさせ“形”もそのままに保存するキッチンツール【企業名】日本エア・リキード【ＵＲＬ】https://www.makuake.com/project/deliea/【その他】７月11日からクラウドファンディング開始【トレたまキャスター】北村 まあさ
●番組の見どころ 7月12日（木）・日本を襲った記録的豪雨の被災地で急務の課題となっている熱中症対策について取材。体の内側から体温を引き下げる新商品も取り上げる。また、ヨーロッパでの日本酒ブームの意外な真実と、獺祭の新戦略を独占取材。
形もシャキシャキ感も保たれている！