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●見え始めたマイナス金利の効果 ・日銀が マイナス金利政策を導入して 約1年、銀行の融資拡大という本来の効果が 出始めている。北國銀行は クラウド型会計ソフト「フリー」を導入し、創業向けの融資額を 16億円増やした。フリーは 請求書や領収書などを 自動で項目別に仕分けるため、企業の 運転資金や経営コストなどを 瞬時に把握し、融資における 貸し倒れのリスクを 抑えることができる。一方、フリーを導入した企業にとっては 会計士に依頼するより早く 経営情報が手に入るため、経営を見直し、業績向上につなげることが 可能だ。現在、北國銀行は フリーと共同開発し、フリーに リアルタイム経営シグナルという 新しいシステムを加えようとしている。リアルタイム経営シグナルでは、膨大な量の経営情報が変化した場合、人工知能が通知する仕組み。北國銀行は 情報の見逃しを防ぐことで、融資のリスクを抑えつつ、融資を増やしていく方針だ。
●急成長 アジアのインフラ 日本は主役になれるか！？ ・４～７日まで 横浜市で開催するＡＤＢ＝アジア開発銀行の年次総会。ＡＤＢの中尾総裁は 中国が主導するＡＩＩＢ＝アジアインフラ投資銀行について言及した。ＡＩＩＢは 急速に存在感を高め、加盟国は 既に70の国と地域に達し、ＡＤＢを上回っている。存在感が問われるＡＤＢが強調しているのが“質の高いインフラ”だ。12日から 環境対策の資金にあてる債券「グリーンボンド」を販売。そのお金は 温暖化ガスの排出抑制など 気候変動に関連したプロジェクトに あてられ、ＡＤＢの活動を 個人投資家にアピールする。質の高いインフラ作りに向けた資金集めは、日本企業の ビジネスチャンスにつながる 可能性もある。このチャンスをつかもうと 会場には 多くの日本企業が 最先端の技術を売り込みに集まった。ＮＥＣは 顔認証の技術をアピール。東芝は 水素エネルギーの発電システムを 展示した。
●エディー・ジョーンズ氏に聞く 日本ラグビーの課題は？ ・２年後、日本で ラグビーワールドカップが開催され、経済効果が期待される。４月29日、東京・秩父宮ラグビー場で、世界最高峰リーグである スーパーラグビーに参戦する「サンウルブズ」の試合の パブリックビューイングが開かれた。サンウルブズの 運営会社に所属する野田さんは 以前、金融マンだったが、スポーツに貢献したいと、収入が減ることを承知で 転職。同じく金融マンだった ＣＥＯの渡瀬さんは ラグビーを 日本に根付かせるには 普及、チームの強化、資金が必要という。一方、ラグビーの母国のイングランドから 日本に 改革を促す人物が。日本代表を躍進に導いたエディー・ジョーンズ氏だ。日本でラグビーを一層普及させ、ビジネスとして 成功を収めるためには、人材が不足していたという。ジョーンズ氏は、ラグビー人気の盛り上がりを 一時のブームに終わらせず、明確なビジョンとビジネス感覚を持った リーダーの存在が 不可欠だと指摘する。
●【ロングセラー研究所】アサヒスーパードライ ・19年連続で首位のビールブランド「アサヒ スーパードライ」。ファミコンが大ブームとなった1987年に誕生し、今年で30周年を迎える。現在も「キレ」と「辛口」、「のど越しのよさ」で多くのビールファンを獲得し続けている。発売当初は、ビールに「辛口」という概念がなく 戸惑いもあり、首都圏限定の発売だった。ところが 宅急便の普及と共に、首都圏から地方へ ビールを送る客が現れ、瞬く間に 全国へと広がり、急きょ 全国発売となるエピソードを持つ。その後「辛口」の「スーパードライ」は 一大ブームとなるが、発泡酒や第３のビールが登場すると、ビール全体の売り上げが下降傾向に・・・。そこで「スーパードライ」は、次世代の若者を獲得するため 次々に 派生商品を発売。新たな挑戦が始まっていた。そこには 30年を迎えたトップブランドの「極意」がある。取材先：アサヒビール
●韓国大統領選 期日前投票始まる ・韓国では ４日から 大統領選の期日前投票が 始まった。期日前投票は ５日までの２日間、全国およそ3,500の投票所で行われ、中央選挙管理委員会によると、初日の４日は 500万人近くが投票し、投票率は 11.7％に上っている。最新の世論調査で発表された 各候補者の支持率は、最大野党「共に民主党」の文在寅氏が 42.4％と トップを独走している。そのあとに、野党第２党で 中道の「国民の党」の安哲秀氏と、保守系の 旧与党「自由韓国党」の洪準杓氏が 追う展開となっている。
●北朝鮮をめぐり協議 ・日中友好議員連盟会長の 高村自民党副総裁は、訪問先の北京で、中国共産党の最高指導部の１人、兪正声・全国政治協商会議主席と 会談した。高村氏は、緊張が高まる北朝鮮情勢をめぐり、核・ミサイル開発の放棄に向けて、石油供給の停止も 視野に 経済制裁の強化を求めた。これに対し、兪正声氏は「主要な当事者が協力して 解決に導くことが大事だ」と応じた。
●子どもの人口 36年連続減 ・総務省が「こどもの日」に合わせて発表した、４月１日時点の 14歳以下の子どもの推計人口は、前の年より 17万人少ない1,571万人で、36年連続の減少となった。都道府県で 子どもの人口が、増えたのは 東京のみだ。総人口に占める 子どもの割合も 12.4％で 43年連続の低下となり、人数、割合ともに過去最低を更新し、少子化が加速している状況が 明らかになった。
●米ＦＯＭＣ ６月利上げの可能性高まる ・アメリカの ＦＲＢ＝連邦準備制度理事会は、金融政策を決める ＦＯＭＣ＝連邦公開市場委員会を開き、追加利上げを見送った。ただ 会合後の声明文では「景気の減速は 一時的なものである可能性が高く、経済活動は 緩やかに拡大する」という見通しを強調した。１～３月期の ＧＤＰ成長率の低い伸びや、７年ぶりにマイナスとなった ３月のＣＰＩ消費者物価指数などを受けた、市場の不安を打ち消した格好だ。この結果、市場は ６月の利上げを ほぼ確実視している。量的緩和で膨らんだ 保有資産を ＦＲＢが減らすタイミングについては、今回は ヒントはなかったが、市場では 年内という見方が 引き続き大勢で、24日に公表される議事要旨が 縮小の時期を読み解くカギとして 注目される。
●【トレたまｉｎ韓国】ミニ乾燥機 ・【商品名】ミニ乾燥機【商品の特徴】洗濯物を揺らして乾燥させる小型の機械【企業名】キャロット【住所】韓国・高陽【価格】約6,900円【発売日】日本では年内の販売を検討【取材】ソウル支局 和田高【トレたまキャスター】北村まあさ
●明日の経済と解説・【コメンテーター】伊藤 元重氏（学習院大学 教授）
●見え始めたマイナス金利の効果 ・日銀が マイナス金利政策を導入して 約1年、銀行の融資拡大という本来の効果が 出始めている。北國銀行は クラウド型会計ソフト「フリー」を導入し、創業向けの融資額を 16億円増やした。フリーは 請求書や領収書などを 自動で項目別に仕分けるため、企業の 運転資金や経営コストなどを 瞬時に把握し、融資における 貸し倒れのリスクを 抑えることができる。一方、フリーを導入した企業にとっては 会計士に依頼するより早く 経営情報が手に入るため、経営を見直し、業績向上につなげることが 可能だ。現在、北國銀行は フリーと共同開発し、フリーに リアルタイム経営シグナルという 新しいシステムを加えようとしている。リアルタイム経営シグナルでは、膨大な量の経営情報が変化した場合、人工知能が通知する仕組み。北國銀行は 情報の見逃しを防ぐことで、融資のリスクを抑えつつ、融資を増やしていく方針だ。
●急成長 アジアのインフラ 日本は主役になれるか！？ ・４～７日まで 横浜市で開催するＡＤＢ＝アジア開発銀行の年次総会。ＡＤＢの中尾総裁は 中国が主導するＡＩＩＢ＝アジアインフラ投資銀行について言及した。ＡＩＩＢは 急速に存在感を高め、加盟国は 既に70の国と地域に達し、ＡＤＢを上回っている。存在感が問われるＡＤＢが強調しているのが“質の高いインフラ”だ。12日から 環境対策の資金にあてる債券「グリーンボンド」を販売。そのお金は 温暖化ガスの排出抑制など 気候変動に関連したプロジェクトに あてられ、ＡＤＢの活動を 個人投資家にアピールする。質の高いインフラ作りに向けた資金集めは、日本企業の ビジネスチャンスにつながる 可能性もある。このチャンスをつかもうと 会場には 多くの日本企業が 最先端の技術を売り込みに集まった。ＮＥＣは 顔認証の技術をアピール。東芝は 水素エネルギーの発電システムを 展示した。
●エディー・ジョーンズ氏に聞く 日本ラグビーの課題は？ ・２年後、日本で ラグビーワールドカップが開催され、経済効果が期待される。４月29日、東京・秩父宮ラグビー場で、世界最高峰リーグである スーパーラグビーに参戦する「サンウルブズ」の試合の パブリックビューイングが開かれた。サンウルブズの 運営会社に所属する野田さんは 以前、金融マンだったが、スポーツに貢献したいと、収入が減ることを承知で 転職。同じく金融マンだった ＣＥＯの渡瀬さんは ラグビーを 日本に根付かせるには 普及、チームの強化、資金が必要という。一方、ラグビーの母国のイングランドから 日本に 改革を促す人物が。日本代表を躍進に導いたエディー・ジョーンズ氏だ。日本でラグビーを一層普及させ、ビジネスとして 成功を収めるためには、人材が不足していたという。ジョーンズ氏は、ラグビー人気の盛り上がりを 一時のブームに終わらせず、明確なビジョンとビジネス感覚を持った リーダーの存在が 不可欠だと指摘する。
●【ロングセラー研究所】アサヒスーパードライ ・19年連続で首位のビールブランド「アサヒ スーパードライ」。ファミコンが大ブームとなった1987年に誕生し、今年で30周年を迎える。現在も「キレ」と「辛口」、「のど越しのよさ」で多くのビールファンを獲得し続けている。発売当初は、ビールに「辛口」という概念がなく 戸惑いもあり、首都圏限定の発売だった。ところが 宅急便の普及と共に、首都圏から地方へ ビールを送る客が現れ、瞬く間に 全国へと広がり、急きょ 全国発売となるエピソードを持つ。その後「辛口」の「スーパードライ」は 一大ブームとなるが、発泡酒や第３のビールが登場すると、ビール全体の売り上げが下降傾向に・・・。そこで「スーパードライ」は、次世代の若者を獲得するため 次々に 派生商品を発売。新たな挑戦が始まっていた。そこには 30年を迎えたトップブランドの「極意」がある。取材先：アサヒビール
●韓国大統領選 期日前投票始まる ・韓国では ４日から 大統領選の期日前投票が 始まった。期日前投票は ５日までの２日間、全国およそ3,500の投票所で行われ、中央選挙管理委員会によると、初日の４日は 500万人近くが投票し、投票率は 11.7％に上っている。最新の世論調査で発表された 各候補者の支持率は、最大野党「共に民主党」の文在寅氏が 42.4％と トップを独走している。そのあとに、野党第２党で 中道の「国民の党」の安哲秀氏と、保守系の 旧与党「自由韓国党」の洪準杓氏が 追う展開となっている。
●北朝鮮をめぐり協議 ・日中友好議員連盟会長の 高村自民党副総裁は、訪問先の北京で、中国共産党の最高指導部の１人、兪正声・全国政治協商会議主席と 会談した。高村氏は、緊張が高まる北朝鮮情勢をめぐり、核・ミサイル開発の放棄に向けて、石油供給の停止も 視野に 経済制裁の強化を求めた。これに対し、兪正声氏は「主要な当事者が協力して 解決に導くことが大事だ」と応じた。
●子どもの人口 36年連続減 ・総務省が「こどもの日」に合わせて発表した、４月１日時点の 14歳以下の子どもの推計人口は、前の年より 17万人少ない1,571万人で、36年連続の減少となった。都道府県で 子どもの人口が、増えたのは 東京のみだ。総人口に占める 子どもの割合も 12.4％で 43年連続の低下となり、人数、割合ともに過去最低を更新し、少子化が加速している状況が 明らかになった。
●米ＦＯＭＣ ６月利上げの可能性高まる ・アメリカの ＦＲＢ＝連邦準備制度理事会は、金融政策を決める ＦＯＭＣ＝連邦公開市場委員会を開き、追加利上げを見送った。ただ 会合後の声明文では「景気の減速は 一時的なものである可能性が高く、経済活動は 緩やかに拡大する」という見通しを強調した。１～３月期の ＧＤＰ成長率の低い伸びや、７年ぶりにマイナスとなった ３月のＣＰＩ消費者物価指数などを受けた、市場の不安を打ち消した格好だ。この結果、市場は ６月の利上げを ほぼ確実視している。量的緩和で膨らんだ 保有資産を ＦＲＢが減らすタイミングについては、今回は ヒントはなかったが、市場では 年内という見方が 引き続き大勢で、24日に公表される議事要旨が 縮小の時期を読み解くカギとして 注目される。
●【トレたまｉｎ韓国】ミニ乾燥機 ・【商品名】ミニ乾燥機【商品の特徴】洗濯物を揺らして乾燥させる小型の機械【企業名】キャロット【住所】韓国・高陽【価格】約6,900円【発売日】日本では年内の販売を検討【取材】ソウル支局 和田高【トレたまキャスター】北村まあさ
●明日の経済と解説・【コメンテーター】伊藤 元重氏（学習院大学 教授）
エモンカケを揺らす。１時間で乾いたと。
