ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

ぽちょむ君の雑記(12月第三週)

2006年12月14日 23時05分35秒 | 雑記
本日発売のモーニングに掲載されていた読み切りがすごく良かったので紹介します。
「Present」
冴えない中年高校教師高尾と、高尾の教え子の少女花子。
高尾に想いを寄せる花子は、クリスマスプレゼントにその想いを載せて高尾に贈る。
花子の気持ちが受け止められた所で場面は一転、病院のベッドで目を覚ます花子。
実は花子は深刻な病気に蝕まれていて…という感じの話です。
ジャンルとしては…何とも言いがたいのでとにかく読んでみてください(ぉ
きっと読み終わったあなたが真っ先にとる行動は、「もう一度読み返す」でしょう。
ラストにはそのぐらいの衝撃があります。

あとヤンサンでは河合克敏の新連載が始まったようです。
普段は読んでいないんですが、ちょっと目に留まったので読んでみました。
サンデーの広告では「高校の文化系のクラブが、舞台になっている漫画があってもいいでしょう?」とのこと。
確かに部活の漫画と言えばほとんどが運動系で、文化系の漫画はほとんどありませんね。
でもその場所は、チャンピオンが2週間前に通過しています(苦笑)
あと1ヶ月早ければ…


今週のヤンジャン
読み切り多すぎ(苦笑)
ハチワンダイバー
じゃあこれでwwwwww
あの凶悪な目つきはどう見ても悪役です、本当に(ry
まぁ自分の人生に値するぐらいの代償となれば、あのぐらいしか無いでしょう(そうか?)
あるいは流れを完全に無視して「ボクはオッパイで」というのも良かったかと(笑)
ところで、あの元の主人公(なるぞうくん?)って、サンデーの某マンガのてるきっ(以下略)

がんばれジャンボ(読み切り)
何だかよく分かりませんが今週は競馬特集ということでして、企画系マンガの描き手として選ばれたのが「マキバオー」で一世を風靡したつの丸。
なかなか勝てない競走馬ジャンボと、ジャンボに自分を重ね合わせて応援する零細町工場の社長の話。
主人公が競馬にさほど詳しくないこともあり、競馬の深い知識を必要とせず初心者にとって読みやすい内容になっています。
扉には競馬GAGストーリーとなっていますが、ギャグマンガかこれ?
「しんみり系のちょっと良い話」だと思います。
絵の方はいつもの通りですね。
写実系ではないですが、マンガの記号として完成された絵柄。
人間以外の動物や虫を描かせると結構上手いのではないかという気も。
総合的に見て良作と言えるでしょう、面白かったです。

予知少女(読み切り)
未来の災害を予知して先に体験してしまう超能力、というのは面白いです。
それを金儲けの種に使おうとする…という展開は微妙でしたね。
ちょっと話が先細りしてしまったと思います。
ラストのあれは揺れを体感しているものの、体に傷は出来ていないので少なくとも少女は助かってるって事ですよね?(笑)
でも外傷だけでなく体が受ける動きも予知するとなると、飛行機や電車の事故を予知した時に落下したり衝撃で吹っ飛んだりする動きも予知しなければいけないことになるんですが…

DJハンギョの今夜もGyo!3(読み切り)
金のピコハン賞受賞者ということで、ギャグ系の新人による読み切り。
普段は姿が分からないラジオのDJ。
そのDJがもしも半魚人だったら…という話。
ギャグが魚一辺倒で、もう設定の勝利ですね。
個人的にはそれほど笑えなかったんですが、まぁ及第点レベルではないかと。

夜王
カッとなって失敗する人間と酒で酔って失敗する人間は個人的にダメ人間だと思っています。
平常時に自分を律することができるのは当然ですが、リミッターが甘くなった時こそその人間の真価が問われるのではないかと。

マンガOOGIRI
吹き出し以外の部分をうまく使った大槻ケンヂに座布団1枚。