ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(3月第五週)ジャンプ・サンデー編

2007年03月30日 23時43分19秒 | 週刊マンガ誌
ケンジン氏は荷解き中のため、ぽちょむ君の単独レビューとなります

ジャンプ編
メガネマッスル ツヨシ最強伝説(読み切り)
毎度おなじみの大江慎一郎による読み切り。
個人的な好みを言うと、この人の絵って今ひとつ好きになれないんだよなぁ。
内容ですが、父親の嘘のせいで周囲になじめない、というありがちなパターンかと思いきや、本当の問題は本人で父親の言葉は真実だったというどんでん返しにはやられました。
今までの作品の中で一番良かったと思います。

K・V・K最凶バトル(読み切り)
絵はもう一頑張り欲しいレベルだけど、ネタの方は良かったと思います。
しかし、ツッコミがこの作品の全てをぶち壊しにしていました。
ツッコミ役が試合の観客であり、ボケ役に直接絡むことができない立場であるとは言え、見た状況をそのまま大声で叫ぶというスタイルを延々繰り返すだけなのはどうかと。
コマ内の構図も単調ですし。
この寒々しさは狙ってやってるのか?と言いたくなるぐらいの酷さです。
描いてる本人も編集の方もスルーしたとなると問題では?

アイシールド21
本庄さん登場はかなり熱い展開だったものの、ご都合主義という感が否めません。
プロ野球選手だったはずなのに、なぜアメフト協会の役員に?
そりゃあモン太だって野球部だったのがいつの間にかアメフト部になってますけど、それとは同じレベルで語れないでしょう。

ナルト
ついにナルトも腐女子向けに方向転換でしょうかw
今週分かったことは、サクラはサスケが好きなんじゃなくて、美少年&BLが好きなだけなようで(ぉ
さらに、木の葉丸がその属性を見抜いたということは要チェックです。
女同士&男同士という発想といい、変な方向に能力を伸ばしてるなぁ(笑)

エム×ゼロ
本来の魔法力の差以外に1対2という人数差もあるんで、今回は九澄の敗戦もやむなしかと思ったんですが、怪我の功名(と言うか単なる運)で見事に勝利。
F組の敗因となったあのネバネバですが、九澄はその気になればエムゼロで無効化できるんですよね。
ということは、まともにやっても勝てたんじゃないの?(結果論ですが)


サンデー編
ネイキッドモンキー柚希
「脱げば脱ぐほど強くなる『裸拳』」
この設定のみで成り立っている内容ですが、このような単純で誰もが即座に理解できる設定を打ち立てた時点で勝利確定でしょう(爆)
柚希が脱ぐことに抵抗を感じていないため、絵面とは裏腹に雰囲気はエロくないところが良かったです。
個人的に、こういう「エロ・シモ系の内容でも雰囲気は普通」という作品は大好きなんですが、世間的な需要を考えると…ちょっと困りものですかね。
エロくない下着姿が出てくるだけの作品にどれだけ反響があるのやら。
私としては再登場(連載でも可)に期待したいんですけど。

MAJOR
Jr.の打球は予想外の逆転ホームラン。
そして次のJr.の打席は頭部へのデッドボールとかなったりして(爆)
そうなるとJr.視点の物語を描くことにより、今後600回分弱のネタが確保できたようなもんです(ぉ
あとマウンドに行った寿が、さりげなく「俺」と言っているのに果てしない違和感。
単行本では修正されるんでしょうね(=書き間違い)

結界師
無道の不死身の秘密は、他人の命を取り込むことができるとのこと。
つい最近某ナルトに似たようなキャラがいた気がしますけど(苦笑)
サンデーで探すならば、烈火の炎の天道地獄が近いのか?
さておき、不死のネタが判明した今なら勝機が無いとは言い切れないんですが、無道は死なないというだけでなく攻撃も強力すぎですからねぇ。
正守&良守の最強?コンビとは言え、ここは引くのが吉かと。
引けるかどうかすら微妙ですが。

ブリザードアクセル
人間離れした完璧な演技で「デビル」とまで呼ばれるガブリエルが、吹雪の演技を見たことにより崩壊の予兆を見せました。
勝負の行方はともかくとして、結末としては ガブリエルが再起不能→吹雪とは分かり合い正統派スケーターとして復帰を誓う or そのまま廃人へ って感じでしょうか。
展開として望ましいのは前者ではあるものの、血を見せられては後者を予期せざるを得ませんね。