ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(4月第四週)ヤンジャン編

2005年04月21日 23時05分16秒 | 週刊マンガ誌
※ぽちょむ君による単独レビューとなります

先週は多忙だったためお休みしました、申し訳ないです
CUFFSが終わったからレビューも終了、ではありませんので(汗)

ロスト・フェイス(読み切り)
ジャンプにおける「ストーリーキング」の作品化、ですね。
正直言って、そこまでの物か?と思ったんですけど。
前後編の前編でしたが、あまりにも話が進んでいません。
そもそも、弟も事件の容疑者として疑われてもおかしくない状況ですが、そっちはどうなってるんでしょうか。
と言うか、ここでは弟の暗黒面をある程度描いておくことが必要不可欠だと思います。
このままでは、兄が犯人だった場合は「ああ、やっぱり」、弟が犯人だった場合は「(伏線も無いのに)なんで?」となるでしょう。
弟が犯人である場合の伏線として、兄が犯人である場合のミスディレクションとして、そういう部分を入れるべきですね。
後編で、その辺りの不満がどうにかなれば良いんですが。

ちさ×ポン(最終回)
何かきれいにまとめた終わり方ですが、私としてはあまりすっきりしてません。
だってねぇ…中盤の余りにもどん底な展開が納得できなくて。
あそこまでやる必要があったのか、と。
読んでて痛かったですよ。
その割に、ラストは平々凡々。
つまり、マイナスが大きい割にプラスは並。
読者の気分を落ち込ませておいて回復させない作品、となります。
決して出来が悪い訳ではないんですが、人に薦めることはできませんね。

華麗なる食卓
七瀬も甲斐谷も、あの発言がヒワイだときちんと認識している所にややウケ(笑)。
さて、マキトからの電話で自分の甘えに気づいた七瀬ですが、こういう「本領発揮」なシーンは個人的に最大級のツボだったりします。
が、本気出したからって答えが見つかるわけじゃないんですよね(爆)。
あと、今週特に思ったんですが、この人の書き文字ってかなり上手いですね。
字が上手いという事ではなく、マンガの記号としてレベルが高いという事です。
割とコミカルなシーンに使われることが多いですが、字によってさらにコミカルな雰囲気が上がっていると思います。
今回ならバナナパパイヤマンゴーのシーン、意見ばらばらのシーンとか。

Monacoの空
ただの打たれ強い人、なんですかね(苦笑)。
とりあえず性格的には何かまだ隠された面がありそうですけど。