ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(9月第二週) その3

2004年09月11日 04時20分47秒 | 週刊マンガ誌
Pocho :
ではマガジンから。
kenjin :
ほい。
何からいきやしょ?
Pocho :
どっちから行くかなぁ…では新連載第2回、「覇王の剣を」。
kenjin :
ええと…難しいな(苦笑)
感想と言っても…
Pocho :
とりあえず今回分かったことは、リアル系ではないという事。
時代考証がメチャクチャです(苦笑)。
(三国志)演義の中から、有名なエピソードだけ集めて寄せ集めた感じですね。
kenjin :
前回も言いましたがあんまり三国志に詳しくないので(汗)
最初って確か義兄弟の契りをかわすとこくらいから始まるんですっけ?
Pocho :
私も大部分の知識は横山光輝三国志からですが、その辺りが始まりです。
kenjin :
昔一応小説(誰のだかは知らない)を読んだ事はあるんで
少しくらいなら分かりますけどね。

で、話に出た横山三国志はリアル路線の代表格ですよね。
Pocho :
ですね。
あとは蒼天航路ぐらい?(リアル系は)
kenjin :
蒼天航路は実は読んだことないんですが(汗)

やっぱり少年誌でやるからには演義をまんま最初から
と言うわけにはいかない、というのもあるんですかね?
Pocho :
それはなぜ?>と言うわけにはいかない
kenjin :
ペースとか盛り上げ方にもよるでしょうが
アンケートとかの人気が取れなさそうだから。
三国志ファンってのは確実に少なからず存在すると思うけど
そういう人って既に横山三国志や蒼天航路読んでる気がするし。
Pocho :
お~、その線は全く考え付きませんでした。
こう言っちゃなんですが、確かに序盤はそこまで盛り上がらないですね。
諸葛亮が出てくる辺りにならないと。

だとしたら、主人公を張飛にしてなおかつ子供化させる事で、
成長物語と言うか冒険活劇的な効果を狙ってるのかもしれません。
kenjin :
それが塀内流の味付け、ってとこでしょうか。

前にマガジンでやってた駅伝のマンガとかアッパーズでやってた
ボートのマンガ見てても、そういう「やんちゃでまっすぐな少年」
を描くのは得意そうですし。
Pocho :
では、設定には目をつぶって、独自の味付けを楽しむことにしますか。
kenjin :
で、つかぬ事をお聞きしますが
今回の話の元ネタはどういう感じのエピソードなんで?
Pocho :
いや、エピソードと言うか話の流れはほぼそのまんまです。

ただ、実際は劉備よりも関羽の方が年上(らしい)だったり、
あの馬(的廬)が劉備の手に渡るのはあの10年後だったり、その辺りがちょっと違うな、と。
kenjin :
はあはあ、なるほど。

ま、これは以前どこかで書いた持論ですけど
演義自体が正史のパロディ(?)ですから演義の演義というのも
私は別に悪くないんじゃないかな、と思いますね。
年齢関係はいざ知らず馬の話とかはおそらく演義独自のエピソード
だと思うし(違ったらスイマセン)
kenjin :
あ、別にぽちょ氏が文句言ってる、とかそういう意味ではないんで一応。
Pocho :
逆に今後は間違い探し的な楽しみも(するな)
kenjin :
いや、それは面白そうなので大いにやってもらっても(笑)
Pocho :
とりあえずこんな所で次行きますか。

では、最終回の「奇跡の少年」。
kenjin :
ええと、これもいわゆるタイムトリッパーが主役でしたよね。
なんか途中からわけがわかんなくなってたんですが(苦笑)
Pocho :
同じく。
つーか、途中で脱落しました(爆)。
kenjin :
結局アレはどうなったんで?
最終回はますますわけがわからなかったんですけど…
Pocho :
いや、最終回もナナメ読みだったんで…
他行きますか(爆)。
kenjin :
はい(笑)
Pocho :
あと見つけてしまったのが「ステイゴールド」。
kenjin :
やっちゃった、って言ってた奴ですね?
Pocho :
ダブルスのシーンで「アウト」とか言っているのに、思いっきり絵はインになっている
場面がありました。
シングルスとダブルスでコートの広さ?が違うのを知らないんでしょうか(笑)。
kenjin :
ダブルスの時ってサイドライン外側の使うんでしたっけ?
Pocho :
ええ。
そのシーンはシングルスのサイドラインとダブルスのサイドラインの間に
ボールが行ってました。
kenjin :
バレーボールなら「実はアンテナの外側巻いて入ってるんです」
(だからアウト)と言えなくもないけども、テニスじゃ無理ですよね(苦笑)
Pocho :
こんな基礎的なミスをするなんて、実はあまり取材とかしてないんでしょうか。
kenjin :
どうなんでしょうねぇ(苦笑)
Pocho :
とりあえず言いたかった事はこれだけです。
単行本での書き直しに期待しますか(笑)。
kenjin :
ふむ。
では次…
Pocho :
そちらが気になったものは?
kenjin :
うーん、そですね。
スクールランブルの播磨が今回何気に良い事言ったと思ったのと
巻末のレポートマンガで作者が意外とカッコ良かったのが(ぉ
Pocho :
あ、読んでないや>巻末
kenjin :
意外と面白いのに。
同じ作者のギャグマンガよりも(酷)
Pocho :
これは単に読み忘れただけなんで。
明日にでも探してきます。
kenjin :
ではチャンピオンいきますか。
Pocho :
さて、何から行きますかねぇ。
やはり巻頭カラーで?(笑)
kenjin :
でしょう。
Pocho :
という事で「無敵看板娘」。
今回は新キャラの婦警さん(名前忘れた(ぉ)が登場。
kenjin :
権藤エツ子、ですね。

今これ言っても信じてもらえないかもしれませんが
実は次に新キャラ出るなら警察官、それも婦警の可能性が
高いんじゃないかなと予想してました。
Pocho :
いや~、そういう事は言っておいた方がいいですよ。
どうせ外してナンボですから(爆)。
kenjin :
一応作者の目次コメントで友人が警察に取材云々があったのと
ああいうご近所ネタのマンガにはお巡りさんは欠かせないかなと。
kenjin :
で、キャラクタの見た目・性格などなんですが。
どうです?
Pocho :
読めた!時代は太眉ですね!(何

美輝に真っ向から敵対するってのは、今までいそうでいなかったキャラですね。
kenjin :
実は個人的にはキャラランク初登場1位を掻っ攫いそうな
勢いだったりするんですが(笑)
太眉というのもけっこうツボです。

女版勘九郎ですね。
Pocho :
エツ子が勘九郎に惚れて、ますます対立関係が強まるってのはありませんかね?
kenjin :
うーん、基本的に主要キャラ間の恋愛は無さそうな気が。
辻→酔っ払い美輝は例外ですが。
Pocho :
そこを敢えて、私はその方向で推しておきます。
言ったもん勝ちということで(爆)。

ま、実現しても間違いなく一方的なものになるでしょうけど。
kenjin :
ただ、勘九郎程復習にこだわってなさそうだから
鬼丸飯店に食べに来たりなんやらで意外と仲良くなったりして。
私服のときは友達、制服着たら好敵手とかそんな感じで。
Pocho :
つーか、今回の内容だとやってることは不良退治だからむしろ善行では?(笑)
kenjin :
張り切る気持ちを台無しにされたから、ってことでしょうね。
逆恨みもいいとこだな(苦笑)
Pocho :
ではぼちぼち次へ。

新連載第2回「ドールガン」。
kenjin :
あ、あと一つだけ。
肩の紐が妙に太いなと思ったら妙な特技がありましたよね。
(通常あれは警笛のための紐)
Pocho :
なんかあっさり切られてましたけど(笑)。
そう考えるとあれを有効に使うのは厳しい?
kenjin :
攻撃範囲が中途半端ですからね。
串投げみたいに遠距離まで届くわけでもなさそうだし。
Pocho :
捕縛術、とか言ってたんでバリエーションがあるのかもしれませんけど。
kenjin :
あの縄で茅原先生が吊ったりしないかな(ぉ
Pocho :
あ、ありそう(笑)。
kenjin :
ともかく今後の他キャラとの絡みに注目ですね。

と言う事で次へ。ドールガンですね。
Pocho :
今回は2回目としては最高だったと思います。
1回目で出てきた謎と言うか、設定の部分がほとんど説明されてましたから。
kenjin :
結構当たってましたね。前回の予想。
Pocho :
娘はドンピシャでしたね。
kenjin :
能力のも大体当たりかな?
まさか背後霊とは思いませんでしたが。
鏡(状のもの)をつかってコンタクトを取る、というのも
なかなかよく出来た設定かと。
Pocho :
結局なんで背後霊になったのかは明かされませんでしたけど。
kenjin :
狙いについてはそうですね。

とりあえず今回読んだ限りでは、たまたま主人公が
幼馴染(ドールガンの娘)の隣に寝かされてたから
という感じでしたね。
災難と言えば災難かも(笑)
kenjin :
何故主人公が選ばれたのか、という点についてね>後半
Pocho :
設定はいい感じなので、問題はストーリーの方向性ですね。
kenjin :
方向性、と言いますと?
Pocho :
あれ、何か目的ってもう示されてましたっけ?
kenjin :
ああ、そのドールガンの目的と関連してくるわけですね。
Pocho :
そう言う意味での「方向性」です。
kenjin :
まだまだ手に入れたいものがある、というようなことしか
言われてなかった気がしますね。>目的

なるほど。
Pocho :
あ、今思いだしましたが今週のラスト…自分の娘なのにいいのか?(爆)
kenjin :
いいんじゃないですか?(笑)
一応主人公の希望と言う事だし。
Pocho :
でも次週は、あの後をすっ飛ばしていきなり日常に戻ってる気がする(笑)。
kenjin :
そりゃそうでしょう。仮にも少年誌ですよ(苦笑)
Pocho :
いやいや、「そっち方面に進め」という事じゃなくて、事の顛末も回想シーン内で
あっさりと…ではないかという気がしただけです。
kenjin :
ああ、そういうことね(笑)
Pocho :
…次でいいですかね?
kenjin :
はい。
じゃ次はロボこみあたりを挟んでみましょうか。
Pocho :
またしても新キャラですね。
ぼちぼちいいかげんに覚え切れなくなってきたんですが。
kenjin :
また新キャラか、と思ったりもしたんですが
このマンガの場合どっちかというと無敵看板娘タイプじゃなくて
浦安鉄筋家族タイプでどんどん増やす方向で行くんじゃないかと。
Pocho :
個人的には前者の方がいいんですけどね。
kenjin :
作者は浦安描いてる人の元アシスタントらしいですし。
Pocho :
ほほう。
それは知らなんだ。
kenjin :
確かにイマイチ既存キャラが立ちきってないうちに
ドンドンやるのはどうかと思いますけどね。
浦安の場合中核キャラがガッチリ固まってますから。
Pocho :
初期のキャラはしっかりしてるんですが、ここしばらくの新キャラが多すぎると
思うんですよね。
kenjin :
うーん。
Pocho :
登場した回だけスポット当たって、あとは放置状態ってのばかりじゃないです?
kenjin :
せいぜい2,3回ですね。
Pocho :
しかもオチは大体ロボ子絡みになるから、あまり印象残らないし。
kenjin :
ちょっと自転車操業な気がしますね。
Pocho :
その辺がちょっと…です、私は。
kenjin :
同感。
是非その辺を頑張って貰いたいとこではあります。
「同級生の美少女(?)が実はロボなんだけど主人公以外気付いてない」
って設定は十分面白いと思うので。
Pocho :
では次でよろしいでしょうか?
kenjin :
はい。