ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(12月第三週)マガジン・チャンピオン編

2007年12月15日 23時49分09秒 | 週刊マンガ誌
※ケンジン氏は旅に出たため、ぽちょむ君の単独になります。

マガジン編
15の夜(読み切り・前編)
マガジンおなじみのノンフィクションを題材とした問題提起シリーズ。
今回のテーマは「引きこもり」ですが、なかなか勉強になりました。
引きこもりになる人ってのは、多かれ少なかれ性格に問題がある人間なんですねww
まぁこれは冗談ですけど、この内容を見るとそういう風に取ることしかできません。
これだと主人公がどんな辛い思いをしても、「自業自得だから仕方ないね」と思う人が多いのでは。
もう少し一般的かつ共感できるような例を持ってくるべきでしょう。

まい・てん ~冥界の天使~(読み切り・前編)
ヤンジャン連載の「おくさまは女子高生」から時は流れ、少年誌と青年誌の壁&出版社の壁を乗り越えてこばやしひよこがマガジンに登場。
作者の作風は「主人公に憑いている守護霊が恋愛成就のために大奮闘、でも根本的にドジなのですべてが裏目に」という内容に非常にマッチしており、まさに「匠の逸品」と呼べる出来栄えです(笑)
あまり深く考えず、微エロ&おバカな展開を楽しむのが吉でしょう。


先週言った私の疑問に対する明確な回答が提示されました。
やっぱり部屋はすべて同じなんですね。
これならば納得です。
ただ「君達は何?」の方の説明は微妙ですが(苦笑)
あれは「君達」じゃなくて部屋の話じゃんww
あと「溺れても5分以内なら大丈夫」っていう零の意見はわからなくもないけど、人の命がかかっているのにあれはひどいと思う。
もし助かったとしてもヒロシは怒るべきだぞ。

ウミショー
あまりにもナチュラルに描かれているので気づきにくいですが、「はいてない」状態で丸々2ページ引っ張るのは大英断だと思います。

花形
原作の中でも有名なシーンの1つ「オレは今、猛烈に感動している」。
わずか6ページ、大ゴマが多く20コマ足らずの描写にもかかわらず、熱いものがこみ上げてきます。
オリジナル展開メインで進めながら要所要所は原作のシーンをそのまま再現、という手法が良い相乗効果を生み出してますね。

ゴッドハンド輝
どう見ても姉です。
本当にありがとうござました。
いや、確証はありませんけど、状況からしてそう推理するのが一番自然かと。
あとサンタの正体も謎ですね。
ラストの引きに絡んできているぐらいですから、それなりに重要な人物なのでしょう。
あの女性が北見姉だとするならば、サンタが姉の恋人or婚約相手になるのかな。
そうすれば指輪を見ているのも説明がつきますし。


チャンピオン編
獅狼ラビット(短期集中連載最終回)
この作品の場合は本当に短期でしたか(苦笑)
毎回妹に虐げられつつフィギュアを追いかけるという展開で、内容に幅が出なかったのが残念です。
せめて獅狼のキャラはもう少し掘り下げが必要だったのではないかと。

鉄鍋のジャンR
家庭科の時間に教師をフルボッコにする小学生時代のジャン。
あれはあれで大問題だけど、やられた教師の方も問題大有りだよな。
そしてさりげなく「動かなくなったぞこのデブ」と発言する一般生徒もどうかとw
そもそも家庭科の時間にあんな骨付きの豚肉なんて用意してあるのか?
材料持参だったとしても、わざわざあれだけの肉を持ってくるとは考えづらいですし。
さて現在に戻りますが、佐藤田の「お前自身の魔法を出さなければ勝ち目はない」というのは、なかなか良いフリですね。
ジャンが父と祖父を超える一品を生み出す伏線なのでしょう。

範馬刃牙ポスター
おおっ、油絵タッチ!
と思ったんですが、筆使いの跡と色の境界が合ってないですよね。

普通に描いた上から筆跡の透明レイヤー貼っただけ?

イカ娘
気づかずにイカ焼きを食べて
「これは美味い、なんという食べ物でゲソ?」→真相を知ってorz ってオチも面白かったかと(酷)

浦安鉄筋家族
クリスマスだからなのか、この作品には珍しくファンタジーな締め…とか思ったら、そうは問屋が卸さない(笑)
やっぱりいつものノリですか。
つーか、本当に支払いがどうなったのかが気になるんですけど。
支払いの結末をめぐる争いなんかが次回に続いてたりしたら面白いです。

24のひとみ
「私からきみに…今年のカレンダーです」
嘘や皮肉ではなく普通にシュールなネタですが、今回はこれが一番ヒットしました。