ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

ぽちょむ君の雑記(8月第四週)

2006年08月31日 23時44分20秒 | 雑記
先週末に発売された「サンデー超増刊号」を皆さんはお読みになったでしょうか?
公式ページ
まだ読んでいない方はぜひとも読んでください。
と言いますのも、サンデー本誌「あいこら」でお馴染みの井上和郎氏、彼に「変態神」の2つ名を決定付けた怪作「葵DESTRACTION」が掲載されているからです。

かつては本誌掲載もされたので覚えている方もいらっしゃるでしょう。
そう言われてもよく分からない方のために、以前のサンデーに掲載された広告の文章を転載します。
「あの伝説のラブリーおやじが帰ってきた!!
少女のような容姿を持ち、いいニオイがする中年オヤジ鮫島葵(38)と、それに翻弄される息子・哲夫(17)の日々を描いた禁断の親子コメディー」

紹介文からして世紀末の雰囲気が漂っています(爆)。

上のリンク先から公式ページに飛んでみてください。
そこにドンと載せられている顔のアップ画像、それが件の鮫島葵(38)です。

そして何よりもこの作品が終わっている点は、息子の鮫島哲夫。
彼は「あの父親を疎んでいる」というのが一般的な設定と思われますが、実際は「父親にかなりの勢いでクラクラ来ている」です。
手が付けられません。

そんな葵DESTRACTIONが載っているサンデー超増刊。
ぜひご覧ください。


今週のヤンジャン
め~てるの気持ち(新連載)
奥浩哉の新連載、って…え?
GANTZはどうなったんでしょうか?
連載中の作品を休載しておいて別な作品を連載、って全く意味が分かりません。
そんな暇があるんだったらGANTSの描き溜めでもしておけばいいのに。
あまりにも不自然すぎます。
と言うか、本当に不自然なのはこの「め~てる…」の絵ですね。
ぶっちゃけて言うと、どうも本人の絵じゃ無いような気がします。
誰か別の人(おそらくアシスタントさん)がメインの作画をやっており、奥氏は総監修のような立場なんじゃないですかね。
そう考えると、この不自然な連載形態の謎も多少は解けるような解けないような(ぉ
内容についてはプロローグのプロローグ程度しか話が進んでいないため割愛します。

おくさまは女子高生
夢の中に出てきた麻美、おそらく中学時代の姿だと思うんですが、今の高校生の顔と完全に描き分けができていることに驚愕。
(作者は)こういう技術も持っているんですね。
キャラごとの描き分けはあんまりできてn(強制終了)

仮面ティーチャー
仮面男・十文字隼人の特別授業開始。
その容赦の無さ、そして圧倒的な強さが実に私好みです。
ただ、検印にちょっと疑問が。
「KT」という形に髪を刈っているように見えますが、これってどういう意味でしょうか?
まぁ、どう考えても「仮面ティーチャー」の略としか思えないんですが…それはどうかと(爆)

野獣は眠らず(最終回)
何でもないエピソードで第一部完。
この終わり方はともかくとして(個人的には肯定派)、この前ちょっと宿敵的存在の描写があったと思うんですがあれはどうなったんでしょうか。
前回だかその前だか倒してそれでおしまいでしたっけ?
さておき感想ですが、全体的には欠点の見当たらない作品だと思います。
ただ1つ言うならば「悪い霊が憑いた人間が犯罪を犯す」という設定はいまいち良くなかったかと。
そうなると犯罪の理由(≒動機)が全て「霊のせい」となって、話に深みが出ないんですよね。
見せ場も「悪い霊と良い例(斎原)のスタンドバトル」のみになりますし。
犯罪者を全て普通の人間にし、人間心理の葛藤をメインにしていれば良かったのではないかと。