とこぶし、とこぶし
無類の貝好きの若妻が、初めて買ってみましたよ。
海の中はもう春なのですね。
さて、どう調理すればよいのでせう?
「美味しんぼ」みたいに炊き込みご飯?
海の民宿で出るような煮貝?
とにかく、きれいに洗いましょ。
たわしがないから、指の腹でなでなで。
けっこうぬるぬるが出ましたよ。
殻はきれいなブルーなのですね。
ネットで色々調べたならば
煮ても、焼いてもおいしいらしい。
火を通しすぎると硬くなるらしい。
ならばと
甘口の吟醸酒とお醤油ちょっぴりで煮てみますかね。
若妻は調味料をあらかじめ煮立てたりしません。
いきなり貝にかけて、煮ちゃいます。
とこぶし15ケ
吟醸酒 50cc
醤油 小匙1
若妻は知っている
貝って、けっこう水が出るということを。
だから水は加えませんの。
貝の身には火を通したくない
されど、肝には通したい
その辺りが微妙なところ
5分弱煮てみました。
完成。
やっぱり身は縮みますね。
このまま冷ましたら、煮貝のように味がしみるかしら。
しっかり冷えてからいただきましたの。
思いの外、肝が濃厚でうまうま。
身はちょっと硬くなり過ぎたかな。
ほろ苦で、サザエのつぼ焼きみたいになった。
けっこう塩が効いているから、お醤油はなくてもいいかも。
ダンナはレバーは食べるのに、貝の肝が苦手
「だって、あれは肝臓じゃなくて○んちなんだよ。魚屋さんにきいたもん。」
この無礼もんが!
食わんでよし。
若妻が一人で食べるから。
また買おうっと。