
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
徳島県神山町の【四国山岳植物園・岳人(がくじん)の森】
創作日本料理【観月茶屋(かんげつちゃや)】
料理長のミツルです!
今日はタイトル通りです!
日経ビジネスオンライン←こちらをクリック
《岳人の森が目指していくもの》
絶滅危惧種の保護、増殖
子供達の未来のために、少しでも多くの自然を残す。またそのための教育
交流人口増加による地域振興
交流人口増加による地域振興
《施設概要》
四国・徳島 標高1000mの土須峠に程近い、家族で運営しているの観光施設です。
4ヘクタールの敷地におよそ1500株のシャクナゲが咲き乱れ、多くの絶滅危惧種や希少植物が季節ごとに咲き乱れます。
徳島県では最も歴史あるキャンプ場のひとつとして、また剣山スーパー林道や、周辺登山のベースキャンプとして多くの方々にご利用いただいております。
レストハウス【観月茶屋】では、地産地消にこだわった創作日本料理や、徳島県観光協会と共同開発した徳島大学薬学部監修による【阿波薬膳料理】を提供しております。
天然水で淹れたコーヒーやオリジナルスウィーツもお楽しみいただけます。
四国山岳植物園・岳人の森の森づくり
~夫婦で育てた夢の森~
【時代背景】
1970年代、林業は全盛期を迎え、経済優先の大きな波が自然林の過剰な伐採と、山頂にまで及ぶスギやヒノキの植林を当たり前の事にしていました。岳人の森がある土須峠周辺もその例外ではなく、県内有数であったシャクナゲの森も次々と伐採されていきました。
【若き日の志】
「このままだと将来の山村は必ず衰退していく、たとえ農林業が好調であってもそれは変わらない。唯一まぬがれる手段は、自然保護と観光・保養振興しかない!」
林業に後押しされ、好景気に沸いていた時代。自然保護の思想はまだまだ市民権を獲得しておらず。「地域づくり」と言う言葉すら生まれていなかったそんな時代、当時23歳だった山田勲は、失われゆく自然林の保護と、若者が集う魅力的なふるさとづくりを目指して、岳人の森の開拓に取り掛かりました。
【歩んできた歴史】
山田家を含む7軒での共同所有であった70ヘクタール山林のうち、風が強くて植林には向かず、放置された荒れ山となっていた3ヘクタールが、現在の岳人の森のある場所です。木材の価値が高騰している時代、共同所有の権利を放棄して手に入れた荒地が、山田勲の夢のスタート地点でした。
1977年(昭和52年) キャンプ場としてオープン。
1987年(昭和62年) 第一回シャクナゲ祭りを開催。
1990年(平成2年) 県内初のオートキャンプ場としてリニューアル。
1992年(平成4年) 電気開通。
1995年(平成7年) NHK総合「人間マップ」で全国放送
1999年(平成11年) (財)あしたの日本を創る協会 ふるさとづくり奨励賞 受賞
1999年(平成11年) 徳島県ふるさとづくりコンクール 知事賞(個人の部)受賞
2008年(平成20年) 【シャクナゲ・夢の森】 夫婦で育てた徳島「岳人の森」物語 出版
2008年(平成20年) 長年にわたる自然歩道の維持管理や普及啓発活動が環境省から表彰 など
雑木に覆われ、5m先も見通せないような森を徐々に切り開き、必要な樹木を残しつつ、少しずつ植栽したシャクナゲは1500株余り。民間ゆえに豊富とは言えない資金をやり繰りし、多くの山野草を植栽して手塩にかけた森は、40年余りの歳月を経て、まるで最初からそういう景色であったかのように、見事に自然と調和しています。
趣味の延長ではなく、40年も前から目的を持って計画的に作られてきた岳人の森。全国的に見ても極めて希な岳人の森の事例は、林業関連の出版社などからも非常に注目されています。
【これからの森づくり】
物や情報は社会に溢れ、一見豊かに見える現代社会。そんな時代が今求めているものは「保養」、つまり「癒し」の場。小さな子供から高齢者まで、自然と触れ合うことで得られる喜びは、世代を問わず心を豊かにしてくれることでしょう。安全で快適に、気軽に自然と触れ合える場所作りを続けてきて岳人の森。「しゃくなげの里・岳人の森」から「四国山岳植物園・岳人の森」と名を変え、現在も四国の地域に根ざした森づくりを続けています。また多くの絶滅危惧植物を保護・育成、そして増殖をしていくことで、失われゆく種を保存することにも尽力しています。
土須峠で伐採されるシャクナゲの群生を目にしてから40数年。小さな苗木は大きく育ち、美しい花を咲かせるようになりました。そして実った種子は、やがてみなさんの心で芽吹いて行くと信じています。
四国山岳植物園・岳人の森が、これからも森づくりを続けていく上で、
育てていきたいのは「自然を育む心」
咲かせたいのは「笑顔の花」なのです。
4ヘクタールの敷地におよそ1500株のシャクナゲが咲き乱れ、多くの絶滅危惧種や希少植物が季節ごとに咲き乱れます。
徳島県では最も歴史あるキャンプ場のひとつとして、また剣山スーパー林道や、周辺登山のベースキャンプとして多くの方々にご利用いただいております。
レストハウス【観月茶屋】では、地産地消にこだわった創作日本料理や、徳島県観光協会と共同開発した徳島大学薬学部監修による【阿波薬膳料理】を提供しております。
天然水で淹れたコーヒーやオリジナルスウィーツもお楽しみいただけます。
四国山岳植物園・岳人の森の森づくり
~夫婦で育てた夢の森~
【時代背景】
1970年代、林業は全盛期を迎え、経済優先の大きな波が自然林の過剰な伐採と、山頂にまで及ぶスギやヒノキの植林を当たり前の事にしていました。岳人の森がある土須峠周辺もその例外ではなく、県内有数であったシャクナゲの森も次々と伐採されていきました。
【若き日の志】
「このままだと将来の山村は必ず衰退していく、たとえ農林業が好調であってもそれは変わらない。唯一まぬがれる手段は、自然保護と観光・保養振興しかない!」
林業に後押しされ、好景気に沸いていた時代。自然保護の思想はまだまだ市民権を獲得しておらず。「地域づくり」と言う言葉すら生まれていなかったそんな時代、当時23歳だった山田勲は、失われゆく自然林の保護と、若者が集う魅力的なふるさとづくりを目指して、岳人の森の開拓に取り掛かりました。
【歩んできた歴史】
山田家を含む7軒での共同所有であった70ヘクタール山林のうち、風が強くて植林には向かず、放置された荒れ山となっていた3ヘクタールが、現在の岳人の森のある場所です。木材の価値が高騰している時代、共同所有の権利を放棄して手に入れた荒地が、山田勲の夢のスタート地点でした。
1977年(昭和52年) キャンプ場としてオープン。
1987年(昭和62年) 第一回シャクナゲ祭りを開催。
1990年(平成2年) 県内初のオートキャンプ場としてリニューアル。
1992年(平成4年) 電気開通。
1995年(平成7年) NHK総合「人間マップ」で全国放送
1999年(平成11年) (財)あしたの日本を創る協会 ふるさとづくり奨励賞 受賞
1999年(平成11年) 徳島県ふるさとづくりコンクール 知事賞(個人の部)受賞
2008年(平成20年) 【シャクナゲ・夢の森】 夫婦で育てた徳島「岳人の森」物語 出版
2008年(平成20年) 長年にわたる自然歩道の維持管理や普及啓発活動が環境省から表彰 など
雑木に覆われ、5m先も見通せないような森を徐々に切り開き、必要な樹木を残しつつ、少しずつ植栽したシャクナゲは1500株余り。民間ゆえに豊富とは言えない資金をやり繰りし、多くの山野草を植栽して手塩にかけた森は、40年余りの歳月を経て、まるで最初からそういう景色であったかのように、見事に自然と調和しています。
趣味の延長ではなく、40年も前から目的を持って計画的に作られてきた岳人の森。全国的に見ても極めて希な岳人の森の事例は、林業関連の出版社などからも非常に注目されています。
【これからの森づくり】
物や情報は社会に溢れ、一見豊かに見える現代社会。そんな時代が今求めているものは「保養」、つまり「癒し」の場。小さな子供から高齢者まで、自然と触れ合うことで得られる喜びは、世代を問わず心を豊かにしてくれることでしょう。安全で快適に、気軽に自然と触れ合える場所作りを続けてきて岳人の森。「しゃくなげの里・岳人の森」から「四国山岳植物園・岳人の森」と名を変え、現在も四国の地域に根ざした森づくりを続けています。また多くの絶滅危惧植物を保護・育成、そして増殖をしていくことで、失われゆく種を保存することにも尽力しています。
土須峠で伐採されるシャクナゲの群生を目にしてから40数年。小さな苗木は大きく育ち、美しい花を咲かせるようになりました。そして実った種子は、やがてみなさんの心で芽吹いて行くと信じています。
四国山岳植物園・岳人の森が、これからも森づくりを続けていく上で、
育てていきたいのは「自然を育む心」
咲かせたいのは「笑顔の花」なのです。
日経ビジネスオンラインと合わせて読んでいただけると、よりご理解していただけると思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます