平成5年、聖教紙上において連載された大幹部による座談会(小冊子『仏法の本義にかなう学会の「御本尊」授与』にも掲載)を改めて見てみましょう。
出席者は
秋谷会長 辻参議会議長 原田副会長 細谷副会長 斉藤教学部長 高橋婦人部書記長 谷川青年部長
中には、この後、任期途中で池田さんから首を切られた会長やら、財務の管理をしていたが学会本部から失踪した副会長、矢野手帳事件において司法から脅迫したことを認められた副会長などの面々が含まれております。
では、今回は例のニセ本尊問題の部分を抜粋してみます。
日寛上人の真筆本尊をニセモノと大冒涜
細谷 さすがに日顕宗では、このコメントではダメと思ったのか、今度はご丁寧に法華講機関紙の「大白法」の号外まで出したが、これがまた程度が悪い(笑い)。
今度、授与される日寛上人御書写の御本尊を、なんと、法主の許可がないから“ニセ本尊だ”と決めつけ、騒ぎ立てようとしている。信心を失うと、ここまで御本尊を誹謗できるのかと、恐ろしくなります。
辻 何が、ニセ本尊だ。正真正銘、中興の祖・日寛上人が御書写された御本尊であることは、歴然としているではないか。
「この本尊の功徳、無量無辺にして広大深遠の妙用あり。故に暫くもこの本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱うれば、則ち祈りとして叶わざるなく、罪として滅せざるなく、福として来らざるなく、理として顕れざるなきなり」(同四四三ページ)と、仰せの日寛上人の御本尊をニセとは。 それこそ、日寛上人への大冒涜じゃないか。
秋谷 日寛上人のその足元にも、はるか及ばない、謗法、堕落の“ニセ法主”日顕ごときに、日寛上人御書写の御本尊を云々する資格など全くない。
そんな日顕の“許可”でニセかどうかが決まるなども、全くのたわごとです。
細谷 吹き出すのは“ニセ本尊の理由”としてなんと①法主の許可②開眼③本山から下付されていない、の三点を挙げていることです。
ものごとは、正確に言ってもらいたい。正しくは、①謗法の法主の許可を受けていない②天魔の開眼がない③邪教と化した本山から下付されていない、ということです(笑い)
谷川 その通りです。そのうえ、「大白法」では“法体の血脈を信ずる信心の血脈が断絶したときは、大御本尊の功徳も断絶する”とか、また新しい邪義を持ち出してきている。
とまあ、こんな具合です。
最初に「日寛上人の真筆本尊をニセモノと大冒涜」と見出しを付けておりますが、浄圓寺所蔵の御本尊をニセモノとは宗門の誰が言ったのか?これは明らかな学会の捏造だね。
ニセモノとはその日寛上人御書写の御本尊を、勝手にコピーし一枚3,000円の商品として売りつけたものを言っているんですよ。辻さん!もう居ないか。
細谷氏が「日寛上人御書写の御本尊」と区別して言っているのにも関わらず、辻氏は「正真正銘、中興の祖・日寛上人が御書写された御本尊」と元の御本尊と混同させ、会員を洗脳していることが見てとれます。
さらに、「日寛上人の真筆本尊をニセモノと大冒涜」とタイトルを付ける念の入り方。
その後のやり取りは、数年前までの学会の言動を否定する、自語相違そのもの。
まあ、学会の誹謗の根拠は、正信会が捏造したネタ(ニセ法主)を大前提としているわけだから、さながら騙し騙されの連鎖といったところだ。