●貰ったものは俺の物
告発によって、かねてから学会本部では、全国の会員による信濃町詣での際の、大量の接遇品を末端組織へ「先生からの激励品」として横流し、流用していたことが伝わっていました。特にお菓子などはよく回ってきたので私も頂いたことがあります。
『乱脈経理』(矢野絢也著)によると、高価な接遇品については本部で職員にバーゲンを行い、お金に変えていたということです。
「学会本部も池田先生個人と会との関係で突っ込まれると弱い。絵画などもハッキリしないものが多い。そんなわけで、財産目録だけは絶対に出せない。突き合わせると所在不明のものが出てきて矛盾だらけになる。時間をかけて整備するしかない。会員が持ってきた品物をバーゲンして職員に売った。それも収益だと国税は言う。」
何と会員を馬鹿にした話でしょうか。
バーゲンについては『懺悔の告発』山崎正友 日新報道 P157にも記載されております。
「反逆者の言うことは全部ウソ」はウソだったようであります(笑)
池田さんをはじめとした側近幹部は、全国から足を運んで来た会員の真心の接遇を“お金に変えちゃった”。
これを知った会員は何と思うでしょうか?
私も本部での接遇を経験しておりますが、日曜日には会館がごった返すほど来館者が溢れております。会員の方々は、品物とともに「池田大作先生」宛に現金を副えることが大半。本当に脱税してないのですね?
中でも高価な絵画となると、一旦、池田さんに寄贈されたものが最終的に本人の物なのか、学会本部の所有となるのか20年前の国税調査の際、ハッキリさせることができなかったとあります。
ちなみに、絵画数枚は池田さんの自宅に飾られいることを矢野氏は確認しているだけに、「俺の物」感覚であったのは間違いないでしょう。