長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

アスベスト(石綿)被害救済の法律

2006-06-21 | Weblog
厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署がタイトルの件につきパンフレットを出しています。
要約すれば
     1.死亡者の特別遺族年金支給の請求
     2.特別遺族一時金の支給請求
に関することです。詳しくは各自調査して下さい。
http://www.mhlw.go.jp
                です。
私なりにこの法律の関係はドンドン増えて生きそうに思います。そこで、全ての方々に考え行動していただきたいものがあります。それは、自分の今している仕事に関して、毎日連続して日記を書いて欲しいということです。それも電子日記でなく、大学ノートなどのリアルな媒体に、自分の手で、手書きし、記録し、保管することです。内容は日時と現場名・作業内容・自分の所属会社(直接給与・賃金・報酬をもらっている会社)などを確実に記録し続けることです。厳しい法律なので何かあった時は、救済措置が必ずや出るでしょう。その時の証拠になります。アスベスト被害の怖いのは定年後にその病状が発生することです。現場職人(ブルーカラー)だけではありませんよ事務職(ホワイトカラー)にも同様の健康被害は発生するのですよ。アスベスト特別教育を受けましょう。
最近のニュース、ビルのオーナーがテナント入居の従業員家族から訴えられています。吹きつけアスベストビルの中で長年にわたり仕事をしたために中皮腫になったと言うものです。PL法(製造物責任法)、もあるのだが所有者責任も問われる時代になったのです。身の回りはまだ沢山のアスベストがあります。ご安全に。





武士の心

2006-06-21 | Weblog
日銀総裁は自らに決断した。ファンド投資の収益で世界を揺るがせた問題。国会で議論された問題。この波紋は大きい。本日、大々的にその自らの決断事項を各社新聞記事に掲載されている。なんと、報酬額3割を減額、向こう半年間返納する。また問題のファンドの運用益約1500万円は慈善団体に寄付する。事の善悪の判断はそのトップ自らが実践し反省の心を表明した。なかなか出来るものではない。被害者、加害者の顔の見えない問題でありながら、知らず知らずの間に加害者的要素になったことに対する自己反省の決断だろう。清廉潔白・真実一路・天地神明・・・日本の古き良き文化の持ち主「武士の心」を総裁に見た。この心の持ち主に日本の金融の明日を託すのが一番と思うは私だけだろうか。