長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

四国霊場88ヶ所巡り・代理参拝

2006-11-30 | Weblog
四国霊場の巡礼で代理参拝をしている方が居ります。その方に「そんなのでご利益があるのですか?」と訊ねると「はい」と返事された。その内容は体が丈夫な人は巡礼できるが病気の人は参拝が困難である。よってその人の為に変わりに巡礼するのだと言う。その方は一年中不定期に巡礼している。
「お接待」と言うのをご存知でしょうか。今で言う会社取引客先の接待だ。四国巡礼のお遍路(同行二人)は色々な人からご報謝を受ける。このことが「お接待」を受けることなのです。「お恵み」とでも言おうか。四国遍路は庶民に接待を受ける。庶民は巡礼者(同行二人・弘法大師)を接待する。これで功徳がつみあがるという教えの風習です。しかし純粋の「お接待」はめったに受けられない。何がしかの対価を求められているのが今の時代なのでしょう。宿舎にしてもただ泊まるだけでも相当な金額が必要な時代です。純粋のお接待を受けられる様な巡礼者はなかなか居ないようです。
代理参拝の旅に出ている人もこの「お接待」を体調のすぐれない方にしているようなものです。その参拝の仕方にはやはり色々な作法があるようです。

四国霊場88ヶ所巡り・爽快

2006-11-30 | Weblog
案内のブログを出した今朝の目覚めの体調はすこぶる良かった。88ヶ所の案内の真言などの御利益か。お経の読経、写経などの効果と同じなのかも知れない。不思議と心が落ち着いているのがわかった。電子的に案内を出すだけでこんな気持ちになるとは思いもよらなかった。たまたまそうゆう体調であったのかも知れないがとにかく爽快だ。元々は空海が開いた巡礼の道。真言密教。密教の色々な呪術方法などの暗示が言葉に隠されているのか。
団塊の大量退職。退職の後は一度四国88ヶ所の巡礼の旅にでも出かけられてみてはどうだろうか。一番大切な配偶者・家族との絆の深まりが確認できそうです。また、退職後の黄金期の生き方の模索と健康祈願などあらゆる悩みの開放に役立ちそうな修行の道を一度歩いてみてはどうでしょうか。
歩いて歩いて自分の人生がどうであったのか回想してみるのもいい修行になりそうです・・・・・合掌