長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

国連:日本の排出権取引却下

2007-10-25 | Weblog
温暖化ガスの削減に向けた取り組みで京都議定書が発動されて時間が経過した。当初は素晴らしいことと評価もした。しかし時間が経過するうちに「排出権取引」なるものが出てきた。根本問題がおかしいとこのときに思っていたがやはりそのような判断になってきたようだ。温暖化ガスは公害の一種。総量規制と言うのがあったはずだ。しかしこと温暖化ガスCO2についてはそれがとんでもない方向に走り出したのが「排出権取引」だ。今回の国連が却下したことに関しては評価できる。根本の問題が改めて問われた形になった。温暖化ガスの排出を少なくするには「脱石油・脱化石燃料」ではなかったか。この言葉がどこに行ったのかいまは影をひそめる国内事情。「排出権」は人類すべて平等だ。富める国が途上国の排出権を購入すること自体恥ずべき行為であり科学技術とは言えない。それよりも根本のエネルギー政策を考えたほうが良い。内需の喚起になる。太陽光発電などを拡大普及する。ゴルフ場すべてを太陽光発電にするなどしたら環境先進国になるはずだ。そのようなことを私は最初に考えていたのですがいつの間にか排出権の取引に進んでいったようになり今回の事態になった。
改めてこのことに関しては考え直さないとといけない時期が来たように思います。

ネバダリポートとは

2007-10-23 | Weblog
2002年にIMFが日本に警告を出した。その内容は

1.公務員の総数及び給料の30%カット。ボーナスはすべてカット。
2.公務員の退職金は100%カット。
3.年金は一律30%カット。
4.国債の利払いは5~10年間停止。
5.消費税は15%引き上げて20%へ。
6.課税最低限の年収100万円までの引き下げ。
7.資産税を導入し、不動産に対しては公示価格の5%を課税。
  債権・社債は5~15%の課税。
  株式は取得金額の1%課税。
8.預金は一律ペイオフを実施し、
  資産税として預金額を30~40%カットする。

以上がネバダリポートの骨子である。

その実現(してほしくない)その証拠的な動きが目に見えてきた。
1.インフレの台頭。日常的な商品の10~30%の値上がり。
2.消費税増税議論。
3.課税最低限の引き下げ。(特に今年の6月からの所得税から市民税への移行)
4.年金の記録漏れ事実の発覚。
5.国際貢献の隠蔽。などなど

どれをとってみても税収が足らないという事実のみがピックアップされて社会面をにぎわせている。既成事実でじわじわと庶民の首を絞めつけている事実。
あと2年か3年でなるようにならないといけないのかもしれない。
コンドラチェフの波(60年周期)・昭和21年国家破産だった。
第二のアルゼンチン化か。

IMFの総力を挙げても日本は救済できないのは事実(日本ほどのお金はありません)です。
今は円高に振れているがハイパー的に円安になるでしょう。その時の為替ポイントは100~80円の間になるのでしょうか。

証券税制が強化されるのか?

2007-10-09 | Weblog
貯蓄から投資への流れにおいて、証券優遇税制が期限が切れてきそうです。それで元の税率にしそうですが、これは間違いと思います。格差のことがあり産業構造のことがあり確かに税収が伸び悩んでいるのはわかる。しかし国民の投資意識を覚醒させるにはキャピタルゲインには一切課税しないというぐらいの大胆な国策があっても良いのではないだろうか。もしくは現在の軽減税率は一切触らないような考え方でも良い。恒久法的に。そうすれば貯蓄から投資への流れは加速されるということになる。そしてその投資には一切国家が関与しないような制度にすると日本経済は力強い伸びを示しそうです。消費が増えそうです。少子化に歯止めがかかるかも知れない。何もかも税金を取るのであればせめてまともな投資に対しては軽減税率を恒久的なままで運営するというような方法も良いのではないでしょうか?

今日の記事より:中東のマネー

2007-10-09 | Weblog
世界の基軸通貨USD離れが続く。カタール投資庁がドル資産を99%から40%に大幅に削減して。ユーロ約40%とポンド約20%と持ち高を増やした。その基本的な考え方は分散投資で為替リスクを軽減することに有るという。これは来るべき世界地図の形になったようだ。又、日本への投資も大幅に増やしたそうだ。自民政治が少し変わりつつあることからと、過去の日本の姿を覚えているからだろうと思う。
今月発表されるサブプライム関係の後の初めての決算。この後の動きは相当調整されそうです。

「凛」から「和」へ

2007-10-08 | Weblog
「凛」と言う意味:きりっと引き締まっている。と言う意味
「和」と言う意味:相手の言い分を認め譲れるところを譲る。と言う意味

これは今日の記事より福田政権の姿勢と言うことである。本当に良いのかは分らないのですが(必ず裏がある)衆参の本来あるべき形ができている中での衆議院自民与党の豹変である。翻り日本国民は自民政治に60年あまり慣らされてきた。少なからず衆参が自民一色と言うのを待ち望む勢力がまだまだ多数と言うのはわかる。本来の形(衆参の対立政権)ができているのですからこの形は大変に重要な形である。今こそ国家の威信にかけて国際貢献の在り方、経済の在り方、平和のなせる技を世界に発信すべき時である。国連常任理事国入りにふさわしい態度と国威を世界に発信できる状態になった。何を発信するか。議論されるのが良い。

TBお題:健康法を・・・

2007-10-07 | Weblog
秋になり心身とも充実した日々を送りたいものですね。そもそもこのお題が出るということは相当な半病人がいるのでしょう。根本の原因を少なくすることが大切です。
今日は誕生日。今は生活習慣の病気と楽しく付き合っています。歳月を経ると人は必ず何かしらの病気になるものです。悲観します。考えも暗くなります。行動が粗野になります。しかしそのどん底(精神的)の時期を過ぎると新しい考え方に転身します。そう精神の病気の克服です。自分が自分を責める必要がないということです。受け入れることです。約一年あまり苦しみましたが何も考える必要がなかったのです。病は気から・・・。実際言葉では分かっていても罹患するといろいろと考えに悲観論が持ち上がるのです。人は弱いのがよくわかります。いい年こいてと自分自身に最も重い辛い責任を果たし、実行できない体にいらだつものです。とにかく克服した今はTBお題について投稿します。
周囲の人に気を遣いすぎていませんか?したくない仕事をおつきあいでだらだらと残業をしていませんか?アフター5を仕事の開始のように考えていませんか?俺は正社員だからと無理な力が入っていませんか?出世競争で無理をしていませんか?絶えず話題の先端についていこうとしていませんか?好かれようとするあまりに無理に周囲に生活態度を合わせていませんか?などなど・・・・。
自分にとって大切な大事なことをいつも一番に考えて行動するのが健康には良いのです。自分自身・奥様・子供・親兄弟・友人・同僚と言う順番。もちろん仕事は自分の世界ですので順位は上において考えるべきです。すべて仕事に結びつけて行動すると健康には良くない。オフとオンを使い分ける勇気が必要と言うことです。できる人は24時間仕事と言う人がいるが、そうじゃない。8時間仕事であとは遊びだ。そのことに早く気が付くべきです。遊ぶから効率が上がる。楽しい。精神が自由になる。健康体でいられる。ノルマはノロマと言う。できないものはできない。そういう自分に素直になるのが一番健康です。
いつも心を自由に大空に飛ばそう。歩・話・笑・風・雲・光そして紺碧の空。


秋祭り

2007-10-05 | Weblog
収穫の後の秋祭りが各地で始まって煙火が良く聞こえる季節になった。田舎の祭りは地味であるが人々の氏神さんの神事に対する態度は昔ながらのままである。となりのトトロに出てくるような神社のある村は少なくなってきているが、寂れた神社には何ともいえない歴史の流れを感じることがあります。特にその神社に大木などがあれば尚一層のことです。地球温暖化が進み地方の人口が減少し高齢化が進み何とも味気ない現在社会ですが、秋祭りの時には若者が少なからずいるのを見てほっとします。団塊世代の大量退職、食糧危機・・・色々なことがありますが若者(団塊世代の子供たち)が田舎暮らしをしてせめて食料生産に従事するような生活を送れば日本の社会も厚みのある社会になりそうです。氏神様もさぞ喜ぶのではないでしょうか。充実の秋、人生の節目の人は故郷を思いっきり考え直す季節でもあるのではないでしょうか。