長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

高レベル核廃棄物処分場

2007-02-28 | Weblog
原環機構が高知県に処分場の調査を始めるらしい。本音はどこでも良いということだろう。とにかく処分場が欲しい。台風の直撃地に処分場を作るということに向けて進む。これにより地球が反転でもしない限り四国沿岸から和歌山東海静岡東京・・・。全ての地区が汚染対象になる。どのようにしても多かれ少なかれ事故と言うものは起こるものだ。毎年の台風も高知県に上陸する。活断層があるか無いかの基準と言うのが有るが、四国の原子力は活断層の岩盤の上に建設している。このことはどう考えているのだろうか?とにかく台風と言うことと、南海地震のこともある。危ない施設を風上に作るのだけはやめるように願いたい。自然科学の基本だ。日本本州に上陸する台風の多数が高知県東洋町に上陸しているといっても過言でない地域だ。良識ある判断が出来ると思うのだが。

日銀の金利が影響?

2007-02-28 | Weblog
円キャリー取引の解消に動いた結果9.11以来の為替の変動があったようだ。これは数日間続くという予想。利上げに予断を持たないということの発言が相当大きな意味あいがありそうだ。0.25%の利上げと米国のくしゃみがこれほどの影響があるとは思わなかった。とにかくこのイベントが企業決算に影響が出るようだと再びデフレになるのは間違いないようだ。
見方を変えれば日本の金利操作で世界がどのようにでもなるということが出来る。恐ろしいことだ。

海外要因で株乱高下か?

2007-02-28 | Weblog
米国株価大暴落500ドル?中東情勢の関係と資源高騰と消費の落ち込み。前FRB議長の発言。年後半に米国経済は悪くなるリスクをはらんでいる。と発言したために株価が暴落。日本にも大きな影響が出そうだ。又このときとばかりにヘッジファンドも仕掛けてくる。日本は決算期。株価上昇をもくろんでもだめなようだ。再びデフレに舞い戻るのか心配だ。

正常とリスク

2007-02-23 | Weblog
今回の日銀の金利の引き上げは為替においては円安方向に走っている。正常な経済ならば為替は円高の方向。しかし今回の方向は円安に動いた。高齢化の社会が生産性の低下の方向になると一時的に見たのかも知れない。すなわちGDPが縮小の方向。しかしそれは間違いではないような気がする。何せ資源が何も無い国だから。
まずは国債残高の問題。周辺国の軍事脅威。油断大敵というホルムズ湾の緊張。防衛省と格上げされたが憲法の縛りの問題。10年後の集落消滅全国で1000箇所。財政再建団体増加。少子化問題。等々数えればきりがない。
今回の金利の引き上げで北海道夕張市の財政破綻は衝撃的だ。金利引き上げ即破綻となった。そんな地方行政区はまだまだ沢山ある。それは何を意味するのか。トンでもない増税の始まりと言うことだ。再び金利を上げれば全国で10箇所近い市町村が破綻する。又それは連鎖の構図となる。世界が知ればそれは日本円売りということになりかねない。それはいつか来た道の始まりなのかも知れない。歴史を振り返ってみればよく解りそうだ。

日銀政策金利を上げたが

2007-02-22 | Weblog
これから色々と作用が出てくる。一番上げて欲しくないのは誰かと言うと、政府だろう。国債の利払いの金額が増える。確かに貿易の増収で企業からの税収は増えるが一時的に好転するように見えるだけだ。根本的な国債の発行残高は減っていない。約1000兆円ともいわれている。景気が良くなれば金利は上がる方向だ。
今は0.5%の利息でよいが、標準的な5%になれば50兆円の国債利払いが必要になる。国家予算80兆円の上に新たに50兆円以上の財源が必要だ。法人税は世界から見ても高止まり。財源の確保は何でするのだろうか?この構図で考えると超円安を人為的に作るしかない。今回の利上げで新たに2.5兆円の財源が必要になった。さてどうする。

日銀政策決定会合・金利の引き上げ

2007-02-22 | Weblog
まずは上々。有るべき姿に収斂していく始まりの第2歩目。ホップ・ステップだ。日銀の本領の発揮が行われた。難しい舵取り。世界の中の日本の有るべき姿の方向が示された。デフレ脱却と言う方向の始まり。経済の神様たちが考えた方向。景気が上向くのは大変に良い方向だ。地方にもその影響が出ますように。
別の見方をすれば団塊の大量退職金の囲いこみが始まるということだ。少しでも金利の良い銀行に預けたい。そこのサービスを受けたい。老後の生活資金の運用方法が金利が高くなると楽になる。しかし物価が上がればそれは焼け石に水と言うようなことになる。そこで安全的に高利回りの投資信託などにお金が動く。
目白押し的に規制の緩和が始まる中での金利の引き上げは、規制緩和前のワクチンの働きにもなる。
色々といわれているが、金利引き上げ効果が現れるまでには約半年かかる。良しにつけ悪しきに付け日本国内のあらゆる金利に影響が出るのは決めたこと。進むしかない。

告!

2007-02-21 | Weblog
社会環境は今が一番良い時なのかも知れない。そして変化の始まりの年である。人口問題。ピークから下降へ。しかし人の心の問題はどうであろうか、少し疑問を感じる。経済的に裕福な人が多くなり、見渡せば生活上何も必要とするものが無い日本。自由があふれる。そして人生を深く考えようとしない人が沢山いる。少子化問題。高学歴社会がもたらしたものは何だろうか?いじめの問題。優越感に浸る脳化社会。勝ち、負けと煽るメディア。格差社会。家庭環境もそうなるのは当然のことかもしれない。年端もいかない年少者のいじめ問題は親の収入による家庭環境の変化の現れである。日本には昔から「寛容」と言う言葉があった。そして今もあることを信じて疑わない。「美しさ」とは寛容であることも含み、そのウエイトは大きい。
団塊ジュニア世代の既婚者数は少ない。世代間のずれがある。欲しいものを欲しいといえないような気の弱さを持っている。又、高望みをする。競争世代からかも知れない。競争とは奪い合いである。心が無い。心のどこかに寛容を持てば全てが手に入る。団塊ジュニアの既婚率を高める何かがあれば少子化問題に歯止めがかかる。一人一人が寛容な目で他人を見る心があれば、まだまだ日本は発展する要素は沢山ある。

嘗めるな!甘ったれるな!群れるな!己の孤独を噛み締めろ!明日のために。

核廃棄物処理・高知県・風上から風下へ

2007-02-11 | Weblog
四国の高知県の小さな町が核廃棄物の最終処分場の誘致に手を挙げた。周辺の自治体は猛反発。地元でも賛成派と反対派が対立。議会で協議し取り下げ方向で可決。しかしトップはそんなこと考えては居ないような行動。国の施策で処分場を探しているのか知れないが、判断が四国の高知にゴーサインを出すとすれば日本の頭脳集団は馬鹿の集まりと言うことになる。利権だけで動くとどうなるか、日本国が物理的に居住不能になる。消滅の憂き目に会うのは自然界の法則のように思います。
毎年台風が上陸している土地に核廃棄物の最終処分場を作るということはそこで何か事故があれば台風の風に乗り首都東京どころか太平洋側全域の放射能汚染にみまわれる。又、テロ攻撃の対象で被害が出たときに台風時期に又拡散汚染されてしまう。何でもそうだが安全の基準は合っても、絶対は無いのだ。少しの放射能汚染が風上に有ればその拡散の経路は全て汚染される。こと核物質はその影響が何十年と長いのが特徴的だ。遺伝子レベルでの汚染があるのが当然の物質。
台風の直撃地への危険な施設は作るべきではない。それでなくてもデータ改ざんで何度と無く処分対象になるよう様な管理施設は設置すべきではないと思います。

G7の行方?

2007-02-08 | Weblog
欧は円安発言、米は適正。円の問題が議題にならないと楽観的に日本国内では報じているが本当だろうか?為替の問題は世界にとって重要である。アジアの通貨でも特に信任が厚い通貨・円。為替においては今その価値が、’85年の水準と言う。1ドル360円から見ると120円と言うのは相当な円高のように思えるが実効価値は250円ぐらいの水準と言う。市場での適正水準となっているようだが今回のG7会議ではプラザ合意のように人為的な方法で円安を是正しそうだ。すなわち有無をも言わず金利の引き上げが行われそうだ。調整幅がどの程度になるかわからないが相当な幅になると予測する(私的には1ドル80円ぐらいかの調整か?)。その後は再度円安方向であろうと思う。
この予測が当たれば日本国はスタグフレーションに陥るようだ。国自体がおかしくなる。
今回のG7会議、口先だけなら良いのだが。
しかし別の見方をすれば、相当な円安への調整がありそうだ(1ドル180~240円?)。何の資源も無い日本。工業生産のみの付加価値輸出(原料は全て輸入)中心。生活物資は大半が輸入。人口の構造が少子高齢化。社会的には非正規雇用者が沢山いる。年金債務の増加。その他社会保障債務増加方向、増税議論。何一つとっても円高になる要素は無い。又、それに加えて団塊の大量退職。その退職金はファンド、外貨預金に回る。すなわち円安方向とならざるを得ない。外部の問題を考えたときには仮想敵国の問題がある。核兵器の問題がある。自国の軍事力は憲法でがちがちになっている。地球温暖化の世界的な問題にしてもその負担額は大変なものになる。
この予測が当たればこれまた大変なことになる。
真実の日本国というのは、もうとんでもないところに来ていそうだ。
誰が全てを打ち明けるのか?その後はどうするのか?IMFの出番か?

G7会議・2月9日~10日

2007-02-04 | Weblog
憶測的に、今回は円安の議論が高まりそうだが、本質は中国元の問題が一番になりそうです。今の円安は市場価格であり日銀の介入は無いのが現実。ただ先日、日銀の金利引き上げの見極めにおいて、政府関係者が口先介入したのは確かな事実として記録された。日銀の独立性から言うと少し面食らう発言を聞かされた立場だ。自身の判断で金利据え置きとしている上に政府関係者の傲慢な三流の圧力発言。困り果てるのは結果として政府と言うことになる。それだけ財政の危機的なところにいることを暴露する発言になるということに気付かない。国内的な発言で外部に漏れないのならばそれはそれでよいということになる。が、今は全て情報公開の時代です。あの発言は二度と出さないのが今後の課題。水面下の日銀政策決定会合の場での発言なら良いのである。相当な期間円安になるのは覚悟しないといけない。
G7では一部の国からの円高に向けての圧力はあるにせよそれらは全て一瞬の出来事になりそうだ。又、大半の国は日本円の水準は容認しそうだ。
各国の思惑は日本が財政で今のまま安定して欲しいというのが本音であろうと思う。日銀の金利水準が一番堪えそうな世界経済。少しの金利上昇で市場が萎縮する。日本の財政も大きく毀損する。経済も再びデフレに戻る。
経済の神様たちの舵取りは少し気になる世界経済。G7会議に注目しよう。

法人税の各国の動向

2007-02-03 | Weblog
新聞記事で各国の法人税が引き下げ方向に動いているという記事。EUその他アジアも相当な引き下げ方向に動き日本は世界一高い法人税となりそうだ。少子化時代生産性の低下が危ぶまれていたが、早くも他国は投資の呼び込みに国を挙げて行動し始めた。日本もこれらを見習うのが得策と言うときに来た。高齢化が進み法人税が40%の日本から20%の国を目指して企業が外国に移動しそうだ。残されたものはどうすれば良いか判断に苦しむ。日本国が法人税を即日20%に下げると景気は一気に浮上し投資は促進され少子化対策も出来上がるというのがうっすらと見えてきそうだ。それと国際交流の要の問題で規制を撤廃し労働ビザ発給を簡単にするべき時代が来ていると思う。外国人研修制度は紹介屋の所に相当な金額が滞留して、研修と言う名を借りた一法人になっているのが現状のようだ。これらを全てなくし本当の研修は企業が自主的に運営すればよいと思う。農業問題もこれらを検討することで解決できそうとは思いませんか。個人の所得税も最高税率を今の半分にする必要がある。政府は税の問題を決めるときには、諸外国をしきりに引き合いに出し、こう有るのが他国の実情だと良く説明するが、財政のバランスシートについて他国を参考にしたことが無いと思う。EU諸国の加盟基準もクリアできない。プライマリーバランスをゼロに持っていくと言う様な事いっているが、それが出来たとしても1000兆円超の借金はなくならない。金利が上がれば国の予算が組めなくなる。又補正予算ということで新規国債を発行しなくてはならない。それはまた新たな上積の借金原資になる。

FX 手習い(3)

2007-02-02 | Weblog
デモの画面を見ていると各社の違いが有るのは何でかなと思う。スプレッドの反映を考えても何か少し違うようだ。A社とB社では画面に表示されている金額が異なる。どうなっているのかと思う。
手数料と言うのがFXでは大変大きく利益の中に入ってくる。10000通貨当り500円の手数料が発生するということはスプレッドが1通貨当り5銭加算となる。各社の提示スプレッドがその上に乗る。ドル円の場合安いところで3銭と思うので合計が8銭ということだ。買値が120.00円とした場合、売値は120.03円であるから手数料を乗せると120.08円以上の円安で利益が出る。
まだまだ研究をしないといけないと思う。ポンコツ頭では無理なのかもしれない。