長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

為替動向?

2007-11-10 | Weblog
今は深夜日替わり時。ドル円の関係が少し異常と思えるほど動いている。サブプライムの問題は相当根が深そうだ。日本のバブルがはじけたときは株価が時を置いて40000円から7000円まで下がったのは記憶していることでしょう。今回の米国の株価の問題もそのような軌跡をたどりそうです。それにもましてドル円はもう2003年から2005年の時のレベルになっています。いよいよ100円割れも近そうです。当面は103円程度に落ち着くのでしょうか。これらは実体経済に影響し始めています。インフレリスクです。金利の高い国は金利を下げて経済を活性化するでしょうがインフレリスクと共に金利を上げる可能性があります。しかし各国は目先サブプライムの問題解決に走るため金利の引き下げ合戦が始まっています。日本は相対的に金利を上げたのと同じ効果になります。円高です。輸出主導経済に大きく影響します。ますます景気が悪くなりそうな気配です。しかし緩やかな回復をしているというコメントは解せません。税収が大幅に増えているのになぜ増税議論をするのやら。ちぐはぐのコメントがこの国を悪くしている。ふつうの国でしたならば円高は喜ぶべきです。国富が増えるのは良いことです。これから本当の日本国が見えてくる。

コスモス

2007-11-08 | Weblog
「花いっぱい運動」と言うのがあってそれを今に引き継いでいる地域がある。そこにはコスモスが沢山咲き誇っている。ピンクと白の花が絨毯のように広がっている。穏やかな日には家族が楽しむ光景は穏やかでよい。それで久しぶりにパソコンを開いてみた。
しばらくの間、株・為替から目を離していたがチャートを見ると昨日の昼過ぎから急落している為替が少し気になる。穏やかに景気が回復するような気配があったが輸出に限っては相当なダメージを受けそうなドル円の動きです。約3円近く円高の進行があります。円高要因は何であろうかと考えた場合、サブプライムによる損失が発生し各企業がその損失を穴埋めするための資金を調達するのに円高が進んでいるのであろうと思う。長期はやはり円安が答えと思います。ただ劇的に規制を緩和して移民を受け入れるようになるとまた産業は発展し円高要因も出てきそうですがこの国においてはそんなこと到底しないでしょうから超長期的には円安にしかならない。今回の円相場の高騰は資金調達通貨の側面であり、その為替の落ち着きどころはまだ見えてこないがおそらく102~85円ぐらいでないのかと見ています。まだまだ先が長く始まったばかりなのかもしれない。