ふうてんの猫の猫耳東風的フリチベ生活

働きながら和製MBAと工学博士取得をしていた自称苦学生バックパッカーの日記。
今は学位もとって大阪で技術戦略考えてます

イケアと引越しとフレンチ

2005年04月19日 | 徒然なるまま(日々雑事)
今日、ワールドビジネスサテライトを見ていたら、IKEAが日本に進出するらしい。

僕は欧州の安くて良心的な品質の家具を扱うイケアの製品が昔から以前からほしいなぁと思っていたので、今回の進出は大歓迎である。
イケアジャパンのサイトの理念を見ると、


美しいデザインのホームファニッシング製品は、高価でほんの一握りの人たちしか手に入れることはできない-イケアはそんな「常識」を覆そうと、創業当初から挑戦を続けてきました。私たちは、一握りの人たちではなく、多くの方々と共に歩むことに決めたのです。
という一文が書かれています。
イケアでは自分で倉庫から家具を出して家庭で組み立てるとも聞きましたし、サイトにもそう書いてあります。私はそういう価格を抑えて手間をかけて、安価で快適な生活をクリエイトしていくというのはとても良い理念だと思います。

ワインを飲むと思うのですが、一本5000円や1万円のワインというのは確かに美味しいものもたくさんあると思うけど、一本2000円ぐらいで十分に美味しいワインを知っていて、それを楽しめるのは、生活を潤わせるよなって思うのです。
帝国ホテルのメインダイニングのレセゾンのフレンチも確かにうまいし安心して食べられるフレンチですが、その半値ぐらいでも十分に美味しいメゾンタイプのお店もあります。
そういう手ごろで(自分の手の届く範囲で)良いものを見つけられると、お金に振り回されずに、日々を充実させられて良いように思いますし、そういうものを作ってくれる職人さんや料理人さんは本当に素晴らしい仕事をしているなぁと思います。
(僕の好きなメゾンのオーナーシェフは、手が空いていれば、入ってくる客を軽く見て、味付けや盛り付けを代えてくれるそうです。(若そうなら味を濃い目で、盛り合わせの野菜を多くとか。)

多くのお金をかけないでも、手ごろな価格で日々を満足して過ごせるものが手に入るというのは素晴らしいと思います。
三流の酒を高く売るサントリーや、不安定で趣旨がわからないパソコンをメーカー名で売るようなメーカーや、店舗が綺麗だけど、ご飯は美味しくない洒落たレストランが跋扈する日本で、質実剛健な家具を売ってくれるのが外資というのは少々なさけないですが、イケアの進出を大歓迎しています。

で、何がタイトルの引越しかというと、最近、大学の勉強で論文も書かないといけないので書斎がほしいなぁと思い2DKを求めて国立に引越ししようかと思っています。
当然机も買うのですが、いかんせん、ものの良し悪しにこだわってしまうと、欲しい机はIDCでも5万円を超えるようなものばかりです。(使っている木の良し悪しが凄く気になるのです。。。)

引越しをすると家具も増えるので、イケアの出展を待ちたいのですが、春まで待てないなぁとそんなちょっと残念な気持ちでblog書きました。

いつかきっと結婚するので、そのときはイケアも見に行こうと思います。