NHKスペシャル 戦場 心の傷(1) 兵士はどう戦わされてきたか
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080914.html
この感想で、アメリカってもうダメポ・・ っていう人もいたけど、僕は逆にこういうドキュメンタリーを見るとアメリカっていう国はまともだなぁと思うわけです
イラクで軍事活動をしている最中でもその闇の部分を内外に公開しているわけです
自軍がどのように訓練をしているかをNHKに取材させ、兵士の平均年齢が19歳であることも公開しています
自衛隊がどういう訓練をしているかなんてNHKスペシャルで流れることはないでしょうし、ましてやNHKが大好きな中国共産党の軍隊がどんな訓練をしてどういう人たちが、共産兵士になっているかなんて、NHKスペシャルに流れることは未来永劫ないでしょう。
アメリカの兵士がイラクでPTSDになるというドキュメンタリーです
常に恐怖の下にあったり、民間人を殺してしまった公開で心に傷を負います
こうした兵士たちの苦悩は癒されなければなりません。
そして、同じように恐怖に怯えるイラクの民間人の人々の生活もまた守られねばならず、アメリカ兵が撤退すればより恐怖が増える可能性も高いのもまた事実です。
一方で、鉄のカーテンや竹のカーテンで囲われた国の共産兵たちも同じ人間であれば、時としてアメリカを超える非道をさせられている共産兵たちも当然、PTSDになってしかるべきだと思うのです
たとえばカンボジアで、子どもたちまで殺害しろ、そうでなければ貴様らを殺すぞ といわれた共産兵たちのPTSDなんて報じられてきたのでしょうか?
たとえば天安門で人権と叫んだ罪によって共産主義者によって、戦車の下敷きにされた若者達、そういう自国の若者を殺した共産兵だって、人間であれば葛藤も悩みもあるはずです
しかし共産主義国でそれをメディアに向かって言えば、本人も家族もこの世から消えることでしょう。
しかし、この番組では民間人を誤射したことを悩む人が実像ででてきます
そんな過ちを犯した人たちは、ロシアにも共産中国にも北朝鮮にも、東ヨーロッパの旧共産圏にも韓国にもトルコにも大量にいるはずですが、テレビに映らないのは、悩んでいないからではなく、政治的圧力で封殺されているからでしょう。
そういう意味で、戦争を行いながら、その兵士の葛藤を世界に公表できるアメリカという国は、かなりまともだと思いますね。
少なくとも民主主義が機能している。
そして、こういうドキュメンタリーが作られ、ベトナム戦争の帰還兵が帰国してからどうなったかも文献が大量にある中でも、来年も兵士になる人たちがでるのでしょう
それは、個人の主体的な選択である と僕は思います
貧困のせいだ!! というでしょうが、ホームレスになるよりも、物乞いになるよりも、兵士がいいというのは主体的な選択たりえると思います
少なくとも、アメリカが貧困層を兵士にしていると叫んでいる人たちは、韓国ではどういう人が兵士になって、中国ではどういう人が兵士になって、イギリスではどういう人が兵士になって、日本ではどういう人が兵士になって、それでもアメリカだけがおかしいといえるのか、考えてみるといいと思う。
情報を積極的に公開したからこそ、他よりも目立つということは確実にある
そしてそれを批判すると、情報は隠蔽しようという方向にいくわけで、常に、他のところで情報が公開されたどうなるだろう という視点は必要だと思うし、それがないと、民主主義は衰退すると思う。
そして、このドキュメンタリーを見ると、多くのアメリカ兵が苦悩しているように、
きっと、チベット人や東トルキスタン人をマルクス・レーニンの名の元に大量虐殺やレイプを繰り返させられた共産兵たちも、きっと同じ人間であり、心の闇を抱えているだろうと思います
兵士たちも、嬉々として人を殺すのではなく、人を殺したくないと思い、殺してしまった兵士は心に闇を抱える
そういう人間の本質には、未来への希望があると、僕は思いました。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080914.html
この感想で、アメリカってもうダメポ・・ っていう人もいたけど、僕は逆にこういうドキュメンタリーを見るとアメリカっていう国はまともだなぁと思うわけです
イラクで軍事活動をしている最中でもその闇の部分を内外に公開しているわけです
自軍がどのように訓練をしているかをNHKに取材させ、兵士の平均年齢が19歳であることも公開しています
自衛隊がどういう訓練をしているかなんてNHKスペシャルで流れることはないでしょうし、ましてやNHKが大好きな中国共産党の軍隊がどんな訓練をしてどういう人たちが、共産兵士になっているかなんて、NHKスペシャルに流れることは未来永劫ないでしょう。
アメリカの兵士がイラクでPTSDになるというドキュメンタリーです
常に恐怖の下にあったり、民間人を殺してしまった公開で心に傷を負います
こうした兵士たちの苦悩は癒されなければなりません。
そして、同じように恐怖に怯えるイラクの民間人の人々の生活もまた守られねばならず、アメリカ兵が撤退すればより恐怖が増える可能性も高いのもまた事実です。
一方で、鉄のカーテンや竹のカーテンで囲われた国の共産兵たちも同じ人間であれば、時としてアメリカを超える非道をさせられている共産兵たちも当然、PTSDになってしかるべきだと思うのです
たとえばカンボジアで、子どもたちまで殺害しろ、そうでなければ貴様らを殺すぞ といわれた共産兵たちのPTSDなんて報じられてきたのでしょうか?
たとえば天安門で人権と叫んだ罪によって共産主義者によって、戦車の下敷きにされた若者達、そういう自国の若者を殺した共産兵だって、人間であれば葛藤も悩みもあるはずです
しかし共産主義国でそれをメディアに向かって言えば、本人も家族もこの世から消えることでしょう。
しかし、この番組では民間人を誤射したことを悩む人が実像ででてきます
そんな過ちを犯した人たちは、ロシアにも共産中国にも北朝鮮にも、東ヨーロッパの旧共産圏にも韓国にもトルコにも大量にいるはずですが、テレビに映らないのは、悩んでいないからではなく、政治的圧力で封殺されているからでしょう。
そういう意味で、戦争を行いながら、その兵士の葛藤を世界に公表できるアメリカという国は、かなりまともだと思いますね。
少なくとも民主主義が機能している。
そして、こういうドキュメンタリーが作られ、ベトナム戦争の帰還兵が帰国してからどうなったかも文献が大量にある中でも、来年も兵士になる人たちがでるのでしょう
それは、個人の主体的な選択である と僕は思います
貧困のせいだ!! というでしょうが、ホームレスになるよりも、物乞いになるよりも、兵士がいいというのは主体的な選択たりえると思います
少なくとも、アメリカが貧困層を兵士にしていると叫んでいる人たちは、韓国ではどういう人が兵士になって、中国ではどういう人が兵士になって、イギリスではどういう人が兵士になって、日本ではどういう人が兵士になって、それでもアメリカだけがおかしいといえるのか、考えてみるといいと思う。
情報を積極的に公開したからこそ、他よりも目立つということは確実にある
そしてそれを批判すると、情報は隠蔽しようという方向にいくわけで、常に、他のところで情報が公開されたどうなるだろう という視点は必要だと思うし、それがないと、民主主義は衰退すると思う。
そして、このドキュメンタリーを見ると、多くのアメリカ兵が苦悩しているように、
きっと、チベット人や東トルキスタン人をマルクス・レーニンの名の元に大量虐殺やレイプを繰り返させられた共産兵たちも、きっと同じ人間であり、心の闇を抱えているだろうと思います
兵士たちも、嬉々として人を殺すのではなく、人を殺したくないと思い、殺してしまった兵士は心に闇を抱える
そういう人間の本質には、未来への希望があると、僕は思いました。