ナデシコ科 ウシハコベ
今シーズンもざっくりと採ってきて和え物で頂きました。田舎ではヒヨコ草と言って鶏の餌でしたが今では私の餌になっています!(^^)!
花はこの類の仲間は皆ほとんど同じですがウシハコベだけは花柱が5本有るのですがたまたまこの花は花柱が4本しか有りませんね。こんな事も有るのですね。
ノミノフスマ
同じ仲間にこの草が有ります。ウシハコベと比べるとかなり小さいです。
花も小さく花柱は3本です。
ミドリハコベ
こちらもごく普通に自生している草です。
ムラサキ科 ミズタビラコ
水際に小さなコロニーを作っていました。キュウリグサほど小さくは無いのですが色が若干薄い感じです。
マメ科 カスマグサ
カラスノエンドウと一緒の時期に咲きます。花が2個付くのが特徴です
大きさ約5㎜ととても小さいのですがこの花姿です。結構好きなんです。
コメツブツメクサ
堤防の法面や芝生自生地などに入り込んでかなり増えています。一面黄色の絨毯受態の所も見受けられます。
マメ科ですから痩せた土地でも十分蔓延るのですからしょうがないですね。ヨーロッパ、西アジア原産の外来種です。
キク科 ニガナ
この名前が付いているって事は食べて見たと言う事ですね。
で、迷わず食べて見るのです。名前を知る前にすでに経験済みでしたが苦いのです。白い乳液が折り取った茎の所出てきますがそれが苦いのです。センブリほどの苦さは無いのですが似て非なる苦さです。
ブタナ
ヨーロッパ原産で蔓延っているのですが何だか最近少なくなっているような気がするのですが、気のせいでしょうか?原産地ではハーブとして食べられても居るようですが何でも口にする私には珍しく未だ食べて見た事が無い。一度食べて見なければと思っている所です。
ハエドクソウ科 ムラサキサギゴケ
匍匐根でも繁殖する戦略です。ですからコロニーがあちこちに見られます。
サギが飛んでいる姿に似ていてムラサキなのでこの名前です。
ユキノシタ科 ヤマネコノメソウ
この草の命名者も観察力が有るというのか洒落ッ毛があるというのか言い得て妙だと感心します。
皿状になった花盤は種が零れ落ちないように水平に保たれます。この皿の所に雨粒が落ちて種が飛び出して拡散される仕組みです。この状態は見ようによっては猫の目そっくりとも言えますね。
アブラナ科 ワサビ
ここ何年もこのわワサビを見続けているのですが良い場所に生えているので誰も採って行きません。故に最初見付けた時は3株ほどでしたがどんどん増えて10株ほどにまでなりました。
自然は見守れば必ず増殖するものですね。それを根こそぎ採ってしまうので無くなるんです。ワサビだけに辛口になりましたがまだまだ見守っていこうと思っている所です。
ミドリハコベに対してはおしべの数、ウシハコベには紹介にありましたように花柱の本数に注目して探しています。
昨年から周りはコハコベにすっかりおおわれてしまったようです。