太田 蘭三 【闇の検事】
レイプ殺人の冤罪で無期懲役の判決を受けた男が、
大空襲のどさくさにまぎれて逃亡、検事となって汚名をはらす。
まったく贅肉の無い文体だ。
一人の男の劇的な人生を描いていながら、
余計な装飾は無く、事実を淡々と語るように物語は進む。
それだけに非常にリアルで、物語にグイグイひきこまれる。
戦時中の取調べで行われる拷問、自供、空襲。
特に空襲は70歳を超えた著者が実際に体験しているだけあって、恐怖だ。
いつの間にか主人公を応援している自分に気づく。
最後に真犯人を突き止めたときは爽快だった。
レイプ殺人の冤罪で無期懲役の判決を受けた男が、
大空襲のどさくさにまぎれて逃亡、検事となって汚名をはらす。
まったく贅肉の無い文体だ。
一人の男の劇的な人生を描いていながら、
余計な装飾は無く、事実を淡々と語るように物語は進む。
それだけに非常にリアルで、物語にグイグイひきこまれる。
戦時中の取調べで行われる拷問、自供、空襲。
特に空襲は70歳を超えた著者が実際に体験しているだけあって、恐怖だ。
いつの間にか主人公を応援している自分に気づく。
最後に真犯人を突き止めたときは爽快だった。
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