7年間使い続けてきた、VAIOのウインドウズ7パソコンが数回の兆しを見せた後に
とうとう大往生を遂げた。一年前からハードディスクの不調が起こり始めたのを
騙しだまし使っていたのだが、今月初めついにご臨終のときを迎えた。南無!
7年の間酷使に耐え続けた愛機の喪に暫くは服していたいところだが、私に
とってはパソコンは無くてはならない必需品。翌日には以前から検討していた
ウインドウズ10搭載のパソコンを購入し、これまた前もってデータを避難してあった
外付けハードディスクからデータや設定の引っ越しをした……のだが、
これが何とも大変だった。
今回購入したのは液晶一体型のTVチューナーのついたパソコン。テレビ視聴と
ネットには難なく繋げられたのだが、ずっと使っていた古い写真管理ソフト、スケジュール
管理ソフトそしてIPODのデータ移行・同期には随分と手間取ってしまった。さらに
オフィスのプロダクトキーのQを0やOと間違えてしまい手間取ってしまったり……。
5日間かけてそこまでは何とかやれたのだが、メールソフトのデータ移行は
まだこれからといったところだ。前回はまだ引っ越し作業をパズルを解くように
楽しめたのだが、7年分老化した私の脳には煩瑣な苦行の連続でしかなかった。
ケーブルを繋いで即完了といった方向に進化してほしいと思うのは私だけだろうか。
さて夏も一段と進み、虫観察にはベストシーズンとなってきた。今回はちょっと
遠出をして埼玉県の嵐山町にある蝶の里を訪ねた。
遊歩道を歩いていると一番よく見かけるのがハグロトンボ 。まるで道案内をしているように
近づくと少し先に飛んでは止まるを繰り返す。
このキノコ、アワビのような色形をしていてうまそうだった。
木の幹に張り付いて忍者の隠れ蓑の術をしているのはエダシャクの仲間だろうか。
虫にはあまり詳しくはないので、うちに帰っては図鑑を見ながら名前を調べているのだが、
あまりの種類の多さから、鳥や花のように簡単にはいかない。
アキアカネかな?
笹の葉につかまっている大きなトンボ。
ちょっと角度を変えてみると、どうやら羽化したばかりのオニヤンマのようだ。
このイトトンボも似たような種類がたくさんあるので難しい。今のところホソミオツネントンボが
一番近いように思える。
この派手なカミキリムシはルリボシカミキリで、これだけは自信をもって断言できる。
ところどころ休憩舎が設けられていて、うだるような暑さを凌ぐにはありがたい。
草やぶの中の黄色い花はトモエソウ
カメラで撮った時はテントウムシと思ったのだが、触角が長いのでハムシの仲間の
ようだ。図鑑で調べるとイタドリハムシが最も似ている。
オレンジ色のこの虫もイタドリハムシのようだ。
この虫も自信をもって名前を言える、数少ない虫の一つ。背面の金属光沢が美しい
この虫はヤマトタマムシ。この翅を用いた玉虫厨子はとても有名だ。
少し高い幹のうろから出ている樹液に張り付いていたカブトムシ
新しいPCでの作業に慣れるには暫くかかりそうだ。
今日はこの辺で。