FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>チームFCC夏合宿

2012-08-18 18:38:28 | クライミングレッスン報告
8月3日(金)
 
場所:秦野戸川公園内山岳スポーツセンター
メンバー:たけくん(小3)、ユキちゃん(小4)、しいちゃん(小6)、タクミ(中1)、コーヘイ(中1)


朝9時に山岳スポーツセンター正面玄関に集合。
たけくん、ユキちゃん、しいちゃんの小学生たちはお母さんやお姉さんと一緒に合宿に参加。
中学生の2人は自分たちで電車とバスを乗り継いでやって来た。

受付を済ませて早速ウォール前に集合。
JOC参加者もいるので、今日はみっちり登ってもらう予定だ。
今日は向かって右側の初心者用の壁は高体連が貸し切っているので、左側の前傾している壁のみの利用とのこと。
知らなかった。。。
このところリードクライミングの調子が悪く、ちょっと不安になると次の一手が出せずに壁の中で動きが止まってしまうたけくんが心配だ。。。

とりあえず、小学生は手足自由でトップまでリードで登ってみることに。
ついているホールドも結構悪く傾斜もあるので、何でもありでも10cくらいはありそうだ

少し前まではリードというと元気がなくなっていたユキちゃん。
近頃精神的に成長してきて前向きに取り組むようになったら、リードも登れるようになってきた。
今日もトップまで一撃
安定してジリジリと実力を伸ばしている6年生のしいちゃん。彼女も何でもありでトップまでを一撃した
二人はそのあと10dにもトライし、2回目でレッドポイント

クライミング中、精神的に余裕がなくなってしまうタクミは「何でもあり」がなかなか登れない
「小学生に追い越されてヤバイ~」と焦るとまた登れない
3回目でレッドポイント
慣れない環境に苦戦の一日だった

たけくんは中間部から上がどうしても抜けられない
本人もそんな自分に納得が行かず、ついつい粘ってしまう。粘っても粘っても、越えられない。一手が出せない。。。
可哀想だが時間が限られているので強制終了、というトライが続いた。

JOCを控えガツガツ登りたいコーヘイは11cくらいまでにトライ
パンプでは12bまではオンサイト、12cまではさほどトライを重ねずレッドポイントする力をつけているコーヘイだが、
ここの課題は11台でも侮れない。
びっくりするくらい遠かったり(シールが剥がれ落ちたりしていることも多い)、ムーブが読みにくかったりするルートが多いからだ。
今日も11cでテンションが入り「ンガー



午後4時にクライミング終了の予定が例によって長引いて5時過ぎに終了。
部屋割を決め、シャワーを浴びて午後5時からミーティング。
翌日からのサマーキャンプに向けて、各リーダーや役割分担を決める。
チームはクライミングを主たる活動としている子どもたちで結成されているのだが、
ただ大人達から与えられるなかりでなく、自分たちも年下や後輩たちの役に立つ経験をしてもらいたい。


サマーキャンプはチームの子どもたちが中心となって、主体的に行うキャンプだ。
「自主自立」「協力」「責任を果たしたうえで思い切り楽しむ」・・・この3つのモットーを子どもたちが実践してくれれば、あとはうるさいことは言わないことにしている。


役割分担のあとはサマーキャンプでの食事のメニューを決めて買い出しリストを作成し、買い出しに出発
小学生のお家が車を出してくださったので全員が分乗出来、大助かり
近くのスーパーで予算内で買い物を済ませ、余ったお金でイベント用の花火やスイカも購入



みんなでうどん屋さんで夕食を済ませて山スポに戻った。
食料を整理して冷蔵庫などにしまい、解散。

大人たちはちょっと一杯
子どもたちは・・・???