FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<アウトドアレッスン日誌>初級・中級合同

2012-08-10 11:41:40 | クライミングレッスン報告
7月22日(日) 
場所:十里木ボルダー メンバー:コーヘイ(中1)、タクミ(中1)、りょーた(小5)、たけくん(小3)


夏休みの日帰りアウトドア。長期休みのアウトドアやサマーキャンプは初級・中級合同で行っている。
慣れている子は自分より慣れていない子の面倒も見られるようになってほしい。
「他から受ける」ばかりでなく、「他に与える」作業は重要な経験だと考えるからだ。
また、慣れていない子は自分より技術を身につけている子に刺激を受け、「もっと学びたい練習したい」と思ってほしいな~


少し足場の悪いアプローチ。
中学生たちに小学生たちの面倒をみてもらいながら河原へ下る。

アウトドア初参加の子もいるので、下ったすぐの小さな岩(「エイリアン」と言う名前がついている)でアップ。
そのあと岩場をへつってメインのエリアへ。
春に行っていた初級用のアウトドアエリアは公園など整備された環境の中だったが、今回は違う。
なかなかワイルドだぜぇ~、な感じなのだ。
このアプローチで子どもたちはすでに大喜び

さて、川の入り江にある秘密基地のような今日のエリア。
思い思いに自分の荷物を広げ、すぐにクライミングの準備。
今日のメンバーはモチが高い

トポは充実していないため、ネットでの情報が頼りだ。
先ずは左端の一番低くて簡単なラインを登る。全員OK
次にもう少し高さのあるあるライン。これも全員OK

このあとは難しさはなくても高さのあるラインになるため、小学生は終了点を私が決めてトップアウトせずにそこでゴールとした。
コーヘイだけは小さいころから岩場に通い続け、大分ボルダーでのフォールなども上手に体勢を作れるようになってきているので、課題の完登を目指す。
「十里木ジャンプ」というランジ課題をはじめ、右の5級、「毒ガス」3級などを完登した。
みんな実に良く登り、初参加のりょーたも自分たちで考えた課題を完登した

タクミは右の5級の高さのあるラインをトップアウトしたい、と言う。
外ボルダーの良い練習だと思い、許可。
ものすごく頑張ったが、あと一手のところで怖さが出て手が出せない
登る前深呼吸をしながらの真剣トライを繰り返した。完登は叶わなかったけれど、良い練習が出来たと思うよ

一番年下のたけくんも持ち前の粘り強さを発揮
繰り返し繰り返しトライし続けた。小さい子で飽きずにこれだけ粘れる子はあまりいない。
将来が楽しみだね

川遊びもメニューに入ってるのだけれど、あいにく今日はかなり涼しい。ちょっと寒いくらいだ。
でもせっかくなので、午後少しだけ川に入ることにする。
はじめは「足だけ~」などと言っていた子どもたち。
でも少し遠出して、小さな淵になっているところで遊び始めたら、いつの間にか全身ずぶぬれ。
おまけに岩の上から川へドボン
唇が紫色になるまで水から上がらなかった

基地に戻ってから濡れた服を木の枝に干して乾かしてから、クライミングの続きをし、午後4時ごろ終了。
満喫したね

子どもたちの様子を写真に撮り忘れたため、お昼の写真しかありませんでした。。。あ~残念。