FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2012-03-15 12:26:26 | クライミングレッスン報告
3月10日(土) メンバー:ショータ(小4)

他に予約が入らず、ショータのプライベートレッスンとなった。

レッスン前にはいつも、生徒たちがやりたいことと私の考えている指導メニューを話し合い、
お互いの目標のすり合わせを行っている。
今日、私はルート&ムーブ学習主体の内容を考えていたのだが、
ショータはボルダーのチャレンジをやりたいと言う。
そう言えば、近頃あまり時間を割いていなかったかも。
で、基本ムーブの練習と学習事項のカードが終わったら
ボルダーのテープ課題をトライすることに決定

やりたかったボルダーのチャレンジ。
今日はスラブの6級を初トライしてみた

1つ目は何回かのトライで結構すんなりと完登
で、もう1つチャレンジしてみることに。

もう1つの課題はゴール取りが結構遠く、今のショータにとってはかなりシビアなムーブをこなさないと届かない
何度も何度も落ちながらトライを重ね、
「これが最後のチャレンジね」と私に言われた回のトライで完登した

降りてきてへなへなと座り込み、「つ・か・れ・た~~
渾身のトライで魂がすっかり抜けてしまったようだね

少し休んでからルートに移動。
まださっきのダメージが抜けきらないようなので、ビレイの仕方の学習。
だいぶ覚えてきたね

落ち着きを取り戻してきたようなので「ルート登れる?」と聞くと
「うーん。。。」と首をかしげた。
全くルートの練習をしないのももったいないので、
ショータにとって楽なルートをトップロープ・手足限定で登ってみることに。

精神的にかなり疲れていたようだが、ダイヤモンドの赤/を手足で。
かなり頑張ったね。

こういう精神的な消耗もクライミングにはつきものだ。
クライミングはメンタルスポーツだから。
これも「なれ」が必要だね。
でも、この部分があるから、クライミングは奥深いんだよ