リーマン10年「債務危機に備えよ」ジム・ロジャーズ氏

世界の金融・資本市場を大混乱に陥れた米リーマン・ブラザーズの経営破綻から15日で10年。中央銀行による未曽有の金融緩和で主要国の株式相場は息を吹き返した。当時導入された危機対応策の解除も進み「リーマン・ショック」は過去のものになったかにみえる。一方、近年は欧米でポピュリズム（大衆迎合主義）の嵐が吹き荒れ、米国発の貿易摩擦や新興国の通貨急落がメディアをにぎわしている。

危険な局面は本当に去ったのか、新たなリスクはないのか。日経ＱＵＩＣＫニュース社（ＮＱＮ）は、リーマン危機に様々な立場から関わった国内外の市場関係者や元当局者、学識経験者らにインタビューした。初回は米国出身の著名投資家、ジム・ロジャーズ氏に聞く。

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日経新聞は、ジム・ロジャーズ氏のインタビュー記事を載せることがしばしばありますが、ほとんど参考になりませんし、当たりません。

しかし、米国経済絶好調の今、危機に備えることは重要でしょう。