ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

相関関係、マイナス金利などについて医師と会話

2016-02-27 07:37:59 | Weblog
今週、コレステロール・中性脂肪の治療のため、月1回の通院。

私が飲酒期間に血圧が高くなり、禁酒期間に至適血圧(極めて良い)になることについて、「飲酒する際に塩分の多い食事をたくさん食べがちになり、身体に塩分が溜まり、血圧が上がるのでしょう。」という私のパパ友医師の仮説を話したら、同意されました。

私のパパ友医師は、すごく優秀な医師なんだなと思いました。

因果関係は、きっとその通りなのでしょう。

その後で、私は医師に、因果関係よりも相関関係の方がワークするのではないかと話しました。

すなわち、因果関係に従い、ワインを飲む際の食事に気をつけるよりも、相関関係に従い、禁酒した方が血圧は上がらないだろうと。

アマゾンのレコメンデーションの話をして、Aという本を買う人がBという本を買う相関係数が高いという場合、複数の経路がありそうな因果関係を詰めて提案していくよりも、相関関係からそのまま推奨した方が売上は上がるでしょうと私は言いました。

相関関係を適切にチョイスして、観るとか、活用するのが、ベストソリューションになることが、いろいろな面で多いのではないかと話すと、「面白いですね」と言われました。

医師から、マイナス金利は、よい金融政策なのかと聞かれました。

テレビや新聞で、銀行の業績に悪影響があると言われているからかと思ったのですが、私は、マイナス金利の導入は、従来の量的・質的金融緩和を補完するものであるというのが本筋であると答えました。

補完というのがわかりにくければ、サポートする、もっとわかりやすく言えば、加速化させる。

従来の量的・質的金融緩和を加速化させるというと、「マイナス金利の弊害の話ばかりなので、初めて聞きました」と言われました。

マイナス金利により国債の価格が上がると、一回のディールで、日銀は高く買うことになるので、資金供給が多くなると話すと、「わかったような、わからないような。ただし、マイナス金利の目的が分かりました。」と言われたので、確かに、わかりにくい説明だったと反省しました。

マンション(国債の例え)を売ってくれという人(日銀)がいるが、4000万では絶対に売らないが、6000万なら売ってもよいと考える売り手がいて、値段が高くなるとディールは成立しやすくなる。マンションの売手は、現金を手にして、車や株を買ったり、旅行したり、売り手の本業の仕事の設備投資に廻したり・・・と言えば、わかってもらえたのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする