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ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

ギョーザ被害

2008-02-01 06:36:24 | Weblog
横浜検疫所が検査現場公開、「殺虫剤は想定せず」

厚生労働省横浜検疫所は31日、検疫所内の「輸入食品・検疫検査センター」(横浜市金沢区)の検査作業現場を報道陣に公開した。同センターでは主に、輸入された生や冷凍野菜の残留農薬の検査などを実施。この日も担当職員が、生にんにくの検体をすりつぶして検査していた。

ギョーザなどの加工品については他の検疫所で検査が行われているが、「大腸菌が付着していないかなどの観点で行われており、殺虫剤の付着は想定していない」という。(出典:日経 01:03)

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殺虫剤の混入が意図的なものなのか、ミスなのか不明ですが、現行の検疫所のサンプルテストで今回のギョーザ被害を1件もないように未然に防ぐのは困難だと思います。

米国産牛であれば、全頭検査を日本は主張し、サンプル検査を米国は主張しましたが、時間とコストがかかるため、クリティカルな問題がなければ、食品の安全性の保証に対して一般的にはサンプル検査でよいと欧米でも日本でも考えられていると思います。

今回のように検疫所で想定しない「項目」であれば、全件検査でもサンプル検査であっても、結果は同じく、問題が発見できないでしょう。

中国企業のギョウザ生産ラインの衛生が確保され、経営者や工場長に食品の安全性に対する意識があることが、生産ラインでの殺虫剤混入がないかをチェックするコントロールがあるかよりも、より重要なことだと思います。(後者ももちろん重要ですが・・・)
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