思考の癖

仕事をしていると、人というのは、人の数だけ、異なる理解や受け取り方をし、異なる視点を持ち、異なる表現をするものだとつくづく思います。

立場の違いというよりも、視点の違いからものの見方が異なるのでしょう。

思考の癖も個人差が大きいと思います。

例えば、２枚の紙をくっつけないで間隔を置き、正面から見るとあたかも重なるように置いた場合、くっついているか否かを確認するには、横から間隔があいているか見ていくのがいいし、それはまたふつうのやり方だと思います。

私はそうするのが横着なタイプです。

私は、正面から見て、２枚の紙が接触しているかどうか想像力を膨らませます。

影の状態を見たりして、探っていきます。

どうしようもない時だけ、始めから横に観にいくでしょう。

仮説立案といえば、聞こえは良いですが、構造はどうなっているかなど、想像力を駆使していこうとします。

もちろん横から見る確認は最後にはするでしょう。

上の例は、癖を説明するための仮定の話ですが、私にはこのような思考の癖があるように思います。