小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明 大臣の失言と裏を読みたがる人々 (日経ビジネスオンライン) - goo ニュース
自分は「死の町」発言を問題にしてはいない。「放射能をうつす」と防塵服を擦り付けるしぐさをしたという報道に怒っている。その子供じみた姿こそ「風評の発信」になるからである。かって、原爆直後、焼け爛れた友人と防空壕の中で過ごしたことがある。その痛々しい姿を見た数人の子供の中の一人が、「怖い」と言って近寄れなかった。それが「うつる」に変化した事実を知っている。「風評被害」が非難されているが、責任ある政治家が、風評の発生源と疑わしき「しぐさ」を公衆の面前ですること自体が何も問題にならないことを恐れる。もし、そのような「しぐさ」をしていないというのであれば報道したものが責められるべきである。
自分は「死の町」発言を問題にしてはいない。「放射能をうつす」と防塵服を擦り付けるしぐさをしたという報道に怒っている。その子供じみた姿こそ「風評の発信」になるからである。かって、原爆直後、焼け爛れた友人と防空壕の中で過ごしたことがある。その痛々しい姿を見た数人の子供の中の一人が、「怖い」と言って近寄れなかった。それが「うつる」に変化した事実を知っている。「風評被害」が非難されているが、責任ある政治家が、風評の発生源と疑わしき「しぐさ」を公衆の面前ですること自体が何も問題にならないことを恐れる。もし、そのような「しぐさ」をしていないというのであれば報道したものが責められるべきである。