深堀大三郎の生涯マナビスト

自然や街を歩いて観察するのが大好き、歩いて歩いて楽しみたい。
また、お城の石垣を眺めると力が湧いてくる。

「いかなる時にも自分は思う。あせるな。今が一番大事なときだ。あせるな」

2011-09-06 09:08:48 | Weblog
「いかなる時にも自分は思う。あせるな。今が一番大事なときだ。あせるな(大谷てつじょう)」

台風一過。

こののろのろ台風12号の被害は想像を絶する。

被災者の方々に心からお見舞いを申し上げる。

奈良大塔、十津川、和歌山那智勝浦、田辺地方は随分仕事で回ったものである。

一度は住んでみたいと思ったくらい気に入った地方である。

その地が、今回の台風で無残にも痛めつけられた。

奈良五条から峠を越えて大塔に入ると、その景色のすばらしさに全く別世界に来たように驚きを感じたものである。

また、通過するだけでも数時間を要する十津川の細長い「村」の景色も、一瞬たりともあきさせないものだった。

トンネルの入り口の、「落石注意」に驚きながら・・・

対向車が来ることを常に念頭に入れながらカーブを切り・・・

今思へば、すべてが懐かしい。

手つかずの大自然を思わせるこれらの山々、川が、驚きの姿に変わって放映されていた。

「悔しい」でも、近代化の復旧をあせってはいけないように思う。

大自然も時に、暴れる。

しかし、人工の加わったところに悪戯をするようだから。