ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

ダリア2~黄、赤、ピンクの小さめの品種

2005-10-31 | デジカメ-花、植物
前回は大きめのダリアだったけど、2回目の今回は今年植えたずっと小さいものを3種。どれも花の直径は5cmほどで高さも20cm程度しかない。植えたばかりだから小さいのかなと思っていたけど、どうやらこういう種類のようだ。


この黄色いダリアは1番最初に咲き始めた。


花びらがかじられているけど、これはナメクジの仕業だ。最初イモムシだと思っていたら、どこを探しても見つからない。日に日にかじられている箇所が増えていくばかり。イモムシじゃなかったのか?
ある日の夜、懐中電灯で花を照らしてみるとナメクジが茎の汁をチューチュー吸っているのを発見!だが時すでに遅し。すでに葉っぱはほとんど無く、枯れる寸前。ああ・・もう少し早く気付いていれば。


で、次に咲き始めたのは、この赤いダリア。


もう花は終わってしまったけど、ほとんどかじられる事も無くピンピンしている。母が毎夜割り箸片手にナメクジバスターしているおかげだ。ビールやナメクジドライも試したのだけどあまり効果が芳しくなかったので、こうやってちょこちょこ退治するのが日課となっている。たまに僕も手伝う。


最後は、つい最近咲き始めたきれいなピンクのダリア。


今日見たら、花が4つほどに増えていた。これが1番元気に成長している。


緑の小さなカメムシがひなたぼっこしていたので撮っておいた。こいつは近くの花を次々と渡り歩いているようだ。他の花でもちょくちょく見かける。

(8月31日~10月27日撮影)


ダリア1~赤と白の大きめの品種

2005-10-30 | デジカメ-花、植物
今回から3回連続でダリアを載せていく予定。1回目は、花や背丈が大きいものを3種。


まず、深紅のダリア。花は大きく、10cm強。8月の終わり頃から咲き始め、しばらく間を置いて9月中頃からまた咲き始めた。今は咲いていないけど、つぼみをいくつか見たのでまたその内に咲くだろう。


これも鮮やかな赤だけど、少し花は小さめ。でも、7~8cmぐらいはある。


開ききっていない中央部の花びらが、ロボットアームのようだ。ゴカイの口にも見える。


逆光で透けた花びら。こういう赤系統はうまく出ないけど、今回は良い感じで出てくれた。


これも大型の白いダリア。1番上のダリアと同じく直径10cm程度はある。また、我が家のダリアの中では1番元気が良い。


曇りの日の夕方に撮ったので、なんだかアンニュイ。でも、白の階調はよく出ている。


中央部のアップ。この辺は少し紫がかっているんだな。しかし、なぜかダリアには小さいアリがたくさんいる。花によって、来る虫もそれぞれ違うようだ。


●ダリア キク科
学名:Dahlia pinnata
別名:テンジクボタン(天竺牡丹)
原産地:メキシコ

メキシコ高原地帯に自生していたものの種を、18世紀にメキシコからスペインに伝えて広まっていった。その後品種改良がすすみ、19世紀のヨーロッパで大流行したそうだ。日本には19世紀にオランダから渡来。
色も形も多様で、実に3万種以上あると言われている。で、当然、家にあるダリアも詳しい品種は分からない。しかし、3万種って・・。
花期は7月~10月(早いものは5月頃から)と、非常に長い間咲いている。長く楽しめるお得な花だ。

(9月14日~10月9日にかけて撮影)


ベゴニア2種

2005-10-29 | デジカメ-花、植物

今回は、「ベゴニア」を2種。まず、これは「ベゴニア・センパフローレンス」。


●ベゴニア・センパフローレンス シュウカイドウ科
別名:四季咲き性ベゴニア
流通名:ベゴニア・センパ
原産地:熱帯~亜熱帯


母が「シュウカイドウ(秋海棠)」だと言うからそう思い込んでいたけど、よく調べてみたらシュウカイドウはもっと花から伸びる茎の部分が長いようだ。どちらも同じシュウカイドウ科だから花や葉の形もそっくりで、写真だけでは見分けにくい。


白、ピンク、赤などの他、八重咲きの品種もある。環境が合えば、冬でも咲くそうだ。




で、これもベゴニアの一種なんだけど、詳しい品種は不明。


少し葉が赤っぽいのを頼りにWEBで調べてはみたものの、似たようなのが多くて判別出来なかった。


調べた中では、根茎ベゴニアの一種の「イーグルシャム」、「チャイナS.P」、木立ベゴニアの一種の「ティナマリー」などが割と似ているようだった。でも、ベゴニアにはものすごくたくさんの品種があり、正直言ってよく分からない。はぁ~・・。


以前に載せた「ルリヤナギ(瑠璃柳)」と同様、これもランプシェードみたいに見える。


「ベゴニア・センパフローレンス」より、こっちの方が渋くて好きだな。なんだか落ち着く・・。

(8月27日~9月23日にかけて撮影)


2匹目のネズミ~タイニーマウス

2005-10-28 | デジカメ-花、植物

「三チュー士、ただいま参上!!」


9月の中頃の事、台所の東側の壁の釣り鉢に赤い花が咲いていたので母に聞くと、「タイニーマウス」だと言う。“マウス”?なんだか嫌な予感が・・。(6月23日の記事参照)


●クフェア・タイニー・マウス ミソハギ科
学名:Cuphea × purpurea cv. Tiny Mice
別名:紅丁子(べにちょうじ)
原産地:メキシコ


名前の由来は、赤い部分がネズミの耳、黒い部分が顔、白い部分が目と歯という事だけど・・う~ん、なんとなくそう見えるかな。


お、この角度からだとネズミっぽい。それに、そんなに怖くは無いか・・・。




・・・・・ん?






















どわわわわわ~!!やっぱり怖いわ、アホ~~!!!

・・・“マウス”と付く花は、やはり少し離れて見る事をお薦めする。ポコペン。

(9月19日~9月21日撮影)




クフェアつながりという事で、ついでに「クフェア・ヒッソピフォリア」を。


●クフェア・ヒッソピフォリア ミソハギ科
学名:Cuphea hyssopifolia
和名:メキシコハナヤナギ
英名:elfin herb, false heather
原産地:メキシコ~グアテマラ
直径1cm弱の小さな紫の花がたくさん咲く。写真では分かりにくいけど、花や葉の質感がテカテカして造花っぽい。最初見た時、「これ、造花?」と思わず聞いてしまった。

なお「クフェア」と名前に付く植物は250種以上あるみたいだけど、日本で流通しているのは数種類だそうだ。

(10月21日撮影)


秋桜と書いてコスモス3~虫たちと一緒

2005-10-27 | デジカメ-花、植物
3回目の最後は、虫たちを入れて。コスモスは人気があるのか、色々な虫がやって来る。


まずは、前にも何度か載せたツマグロヒョウモン。これは、確かメスだったかな。この花を撮っていたら、フワフワと寄ってきた。


同じく蜜を吸いに来たモンシロチョウ。涼しくなっても、けっこう見かける。撮らなかったけど、他にもセセリチョウやカメムシ、アブなどがやって来ていた。


ミツバチも、相変わらず仕事熱心だ。無我夢中で蜜を取っている。


働き者だな~。女王様によろしく~。


ん?この頭は・・。


お~、鎌吉やないか。久しぶりやな。元気だったか~?


・・・って、お前ら人んちの庭で何やっとんじゃ~!!


あ・・何でもないんです・・・。そのまま続けてください・・。ははは・・。

うう・・自分ちの庭なのに・・・。
鎌吉、食べられるんやないぞ~。逃げるんやぞ~。

(9月21日~9月29日にかけて撮影)


秋桜と書いてコスモス2~複数組み合わせ

2005-10-26 | デジカメ-花、植物
(´-ω-)θ こんな小春日和の~♪

(´-ω-)θ 穏やかな日は~♪

(´・ω・)θ あなたの優しさが~♪

(´;ω;)θ しみてくる~♪

(つω;`)  うう・・・


まあ、そういう訳で、コスモスの2回目だす。前回は花単体の接写のみだったけど、今回は複数の花を組み合わせた構図で。


コスモス畑でつかまえて~。つかまえられるものならな・・。ふっ・・。


右手前の花がボケてるけど、気にしない。バックの赤い花はマリゴールド。


どうも家の花はクネクネしたのが多い気がする・・。


曇天の空をバックに。何故か、コスモスを撮る時は曇り空ばかりだ。


裏庭の4ヶ所ぐらいにそれぞれ群落を作っている。こぼれ種で増えたのもあり、生命力はかなり強いようだ。


青空をバックに撮りたかったけど、これはこれで悪くないかな。

(9月21日~9月28日にかけて撮影)


秋桜と書いてコスモス1~単体アップ

2005-10-25 | デジカメ-花、植物
(´-ω-) もすもす・・あたしリカちゃん・・・

(´-ω-) もすもす 亀よ 亀さんよ~♪

(´-ω-) もすも~ ピアノが~ ひけたなら~♪

(;´-ω-) これぐらいにしとくか・・・


と言う事で、裏庭のコスモスどす。写真を選びきれなくて、仕方なく3回に分けてアップする予定。


で、まず1回目は接写特集。


家にはこのピンクの種類が多い。上の2点は、ほのかにピンクがかったもの。


開きかけの頃は、しべの辺りの感じも違う。花びらが開くにつれて花柱(って言うのかな?)も開き、せり出してくるようだ。


なんか、トウモロコシのような質感・・。


つぼみ。竹の皮でくるんだおにぎりみたい。


純白のコスモスもある。


この赤いのも少し咲いてたけど、もう終わってしまった。今残ってるのはピンクがほとんどで、あと白いのが少しかな。


●コスモス キク科
学名:Cosmos bipinnatus
別名:アキザクラ(秋桜)、オオハルシャギク(大ハルシャ菊)
原産地:熱帯アメリカ

「秋桜」という和名は、秋に咲き、花びらの形が桜に似ているところから。ただ、秋に咲くものが多いけど品種によっては早く咲き始めるものや遅く咲き始めるものもある。

(9月16日~9月28日にかけて撮影)


赤い衝撃~ガーベラ

2005-10-24 | デジカメ-花、植物

●ガーベラ キク科
学名:Gerbera jamesonii
英名:transvaal daisy、African daisy
別名:アフリカセンボンヤリ(アフリカ千本槍)
原産地:南アフリカ


8月の初めに1度載せたけど、間を置いてまた咲いてきたので再び撮ってみた。前に撮った時には虫眼鏡マクロも無かったし。


開きかけの花びら。怪獣ですな~。何でも手当たり次第に食っちゃいそう。影絵の時に指で作るキツネにも見えるな。


家には赤い花しか無いけど、他にピンク、オレンジ、黄、白、一重、八重など種類は豊富。


なんか、春からずっと咲いているような気がするんだけど、途中で咲かない時期があるみたいだ。でも、かなり長く楽しめる花なのは間違い無い。それにしても、もう少し花の数が多いと見応えがあるのにな~。

(8月29日~9月24日にかけて撮影)


トゲトゲボールの花たち~沢渡りとオジギソウ

2005-10-23 | デジカメ-花、植物
今回は、ボールにトゲトゲがくっついたような変わった花たちを2つ。実のように見えるけど、どちらもれっきとした花だ。ぼやぼやしてる内に、いつのまにか花が終わってしまっていたので急いでアップ。なお、トゲトゲと書いたけど固くはなく、フワフワして柔らかいので危険は無い。


●タニワタリノキ アカネ科
学名:Adina pilulifera
別名:サワワタリ(沢渡り)、人工衛星の木
原産地:九州南部~東南アジア


これもハシカンボクと同じく屋久島などが原産の植物。父の育てている盆栽の1つだ。サワワタリと言う名前の方が流通しているみたい。


全体像は、こんな感じ。花の直径は2cmぐらいかな。


これは、つぼみ・・と言って良いのかな?とにかく、花が咲き始めた頃の様子。


アップの写真をよくみてもらえば分かるけど、5mmほどの小さな花の集合体になっている。長く伸びるしべらしきものが四方八方に広がり、別名の通りあたかも人工衛星か機雷のようだ。とてもユニーク。なお、この写真はだいぶ終わりかけの頃。

(9月15日~9月23日に撮影)




●オジギソウ(お辞儀草) マメ科
学名:Mimosa pudica
英名:Action plant、live-and-die、Touch-me-not、shame plant
別名:ネムリグサ(眠り草)、ミモザ、含羞草(中国名)
原産地:ブラジル


お馴染みのオジギソウ。子供の頃、1度は葉に触れて閉じる様子を楽しんだ事があるんじゃないだろうか?これも花の直径は2cm程度だ。


これはつぼみ。しばらく経つと、トゲと言うか毛状のものが伸びてくる。


で、こっちは花が終わった後の実。さや状になっていて、マメ科なのが納得出来る。


オジギソウはその名の通り、触れると葉が閉じて垂れ下がる性質を持つ。その仕組みは、次の通り。

まず、葉に刺激を与えると電気信号となり、運動器官である枝の根本(主葉枕)に伝わる。すると細胞内のタンパク質の構造に変化が起こり、主葉枕内の水が下部から上部に移動するため、枝が折れ曲がるという事だ。なお、20分ほど経つと再び水が戻り、葉が元通りに開く。

ただ、何のために葉を閉じるのかという事については、よく分かっていないようだ。放熱を抑えるためとか、水分の蒸発を防ぐため、虫除けのためなど色々な説があるけど、推論の域を出ていない。

(9月22日~10月18日に撮影)


キンモクセイと夜明けの空

2005-10-22 | デジカメ-花、植物
10日ほど前のある日の事、南側の庭のキンモクセイが一斉に花を咲かせた。


早起きして撮った、夜明けのキンモクセイ。東の空をバックに。空気がきれいで、気持ち良かったな。


まだ暗かったので、フラッシュを使用。そのため、少し花の色が薄くなってしまった。


で、これから下は昼間に撮ったキンモクセイ。


●キンモクセイ(金木犀) モクセイ科
学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus
英名:Fragrant olive
原産地:中国南部


とても強い独特の良い香りがする。芳香剤でお馴染みの香りなのでトイレを思い出す人も多いけど、少し気の毒な気もする。僕は嫌いじゃないな。


似たものにギンモクセイ(銀木犀)、ヒイラギモクセイ(柊木犀)、ヒイラギ(柊)などがあり、これらは白い花を咲かせる。なお、柊木犀は、柊と銀木犀との雑種という事だ。


しばらく咲いているだろうと思ってのんびりしていたら、昨日、一昨日ぐらいで一気に散ってしまった。風が強かったからかな・・。もう少し撮るつもりだったのに、残念だ。

ところでキンモクセイには雄の木と雌の木があるらしく、どうも日本には雄の木しか渡来していないようだ。そのため、増やすには「取り木」という方法を使うらしい。
「取り木」とは観葉植物や花木を増やす方法の1つで、まず枝の皮をむいて水ゴケを巻いてビニールで包んでおく。すると1ヵ月ほどでその部分に根が生えてくるので、根の下で切り離して鉢などに植えて増やすのだそうだ。今回調べてみて初めて知ったけど、色んな増やし方があるもんだな。