ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

キンモクセイと夜明けの空

2005-10-22 | デジカメ-花、植物
10日ほど前のある日の事、南側の庭のキンモクセイが一斉に花を咲かせた。


早起きして撮った、夜明けのキンモクセイ。東の空をバックに。空気がきれいで、気持ち良かったな。


まだ暗かったので、フラッシュを使用。そのため、少し花の色が薄くなってしまった。


で、これから下は昼間に撮ったキンモクセイ。


●キンモクセイ(金木犀) モクセイ科
学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus
英名:Fragrant olive
原産地:中国南部


とても強い独特の良い香りがする。芳香剤でお馴染みの香りなのでトイレを思い出す人も多いけど、少し気の毒な気もする。僕は嫌いじゃないな。


似たものにギンモクセイ(銀木犀)、ヒイラギモクセイ(柊木犀)、ヒイラギ(柊)などがあり、これらは白い花を咲かせる。なお、柊木犀は、柊と銀木犀との雑種という事だ。


しばらく咲いているだろうと思ってのんびりしていたら、昨日、一昨日ぐらいで一気に散ってしまった。風が強かったからかな・・。もう少し撮るつもりだったのに、残念だ。

ところでキンモクセイには雄の木と雌の木があるらしく、どうも日本には雄の木しか渡来していないようだ。そのため、増やすには「取り木」という方法を使うらしい。
「取り木」とは観葉植物や花木を増やす方法の1つで、まず枝の皮をむいて水ゴケを巻いてビニールで包んでおく。すると1ヵ月ほどでその部分に根が生えてくるので、根の下で切り離して鉢などに植えて増やすのだそうだ。今回調べてみて初めて知ったけど、色んな増やし方があるもんだな。