ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

色々な花~その2

2006-07-31 | デジカメ-花、植物




●ロベリア・エリヌス キキョウ科
学名:Lobelia erinus
別名:ルリチョウチョウ(瑠璃蝶々)、ルリチョウソウ(瑠璃蝶草)、ルリミゾカクシ(瑠璃溝隠)
原産地:南アフリカ
花色は青、青紫、紺青、赤紫、桃、白など。ロベリアには他に「ロベリア・バリダ」などいくつかの品種がある。別名の通り、蝶のような感じの花びら。

(2006年7月7日撮影)





●メランポジウム キク科
学名;Melampodium paludosum
原産地:メキシコ・北アメリカ南部~熱帯アメリカ
直径2~3cmほどの鮮かな黄色の花が、初夏~晩秋まで長く咲き続ける。日本に入ってきたのは1990年頃との事で、比較的新しい花だ。夏の暑さにも強く丈夫で育てやすいが、肥料や水をやり過ぎると弱るので注意。

(2006年7月6日撮影)







●インパチエンス
学名:Impatiens sultani
英名:Impatiens、Busy Lizzy、sultan snapweed
別名:アフリカホウセンカ(アフリカ鳳仙花)
原産地:アフリカ
なお、花が大型で赤い「ニューギニアインパチエンス」はニューギニア地方が原産。

(2006年7月10日撮影)





●ヒペリカム・アンドロサエマム オトギリソウ科
学名:Hypericum Androsaemum
英名:Tutsan
別名:小坊主弟切(コボウズオトギリ) 、ヒペリカム(Hypericum)
原産地:ヨーロッパ
梅雨時から初夏に黄色い花を咲かせ、開花と同時に可愛らしい実をつける。どっちかと言うと、実を鑑賞するものらしい。実の色が赤~黒色と変化するそうだが、買ってきた時にはこの状態だったので確認出来ていない。花は同じオトギリソウ科のキンシバイとビヨウヤナギの中間と言った感じだが、これも実際に見るのはまた来年だな。

(2006年7月13日撮影)





●チェリー・セージ シソ科
学名:Salvia greggii 'Autumn Sage'
ハーブとして分類され、春から秋まで長く楽しめる。学名を見て分かるように、サルビアの仲間。

(2006年6月3日撮影)





●コスモス キク科
学名:Cosmos bipinnatus
別名:アキザクラ(秋桜)、オオハルシャギク(大ハルシャ菊)
原産地:熱帯アメリカ
「秋桜」という和名は秋に咲いて花びらの形が桜に似ているところから。でも、この一輪だけずいぶん早起きだった。品種によって早く咲き始めるものや遅く咲き始めるものがあるのだが、他には花は咲いていないから目覚ましのセットを間違えたんだろう。

(2006年6月19日撮影)


色々な花~その1

2006-07-29 | デジカメ-花、植物

今年は去年にも増してナメクジにやられた「ダリア」。おかげできれいな花をあまり撮れなかった。


あまりにもナメクジの数が多く、薬も効果が薄いようだ。開花した次の日には花びらや葉っぱを食べ尽くされている状況。


ひょっとして、こいつも食ってるのかも・・。

●ダリア キク科
学名:Dahlia pinnata
別名:テンジクボタン(天竺牡丹)
メキシコ原産で、メキシコの国花。メキシコ高原地帯に自生していた原種の種が18世紀にメキシコからスペインに送られ、それをダール氏が開花させて広まった。その後品種改良がすすみ、19世紀のヨーロッパで大流行する。日本には1842年にオランダから渡来。
色も形も様々で、3万種以上あると言われている。数ある花の中でも、品種が特に多い。また、7月~10月と非常に長い間咲いている。(早いものは5月頃から)

(2006年6月11日~6月26日撮影)




金木犀、沈丁花と並ぶ香りの「クチナシ」。甘く良い香りが辺りに広がる。


花色は白で、一重と八重のものがある。家のは八重の種類。


これはカイガラムシがついたが、早めに父が対処したので被害は少なかった。

●クチナシ(梔子、梔) アカネ科
学名:Gardenia jasminoides
英名:Gardenia
実の黄色い色素は染料や料理の色付け、薬用として用いられるそうだ。名前の由来は、実の口が開かないところから ”口無し”→”梔子”に。

(2006年6月29日~7月9日撮影)




以前載せた赤紫の種類からだいぶ遅れて咲き始めた、ベージュと言うか薄いオレンジの「グラジオラス」。


アガパンサスが咲き誇っていた7月初め頃に、競うように咲いていた。


どっちかと言うと、赤紫のよりこっちの方がやさしい感じで好きだな。

●グラジオラス アヤメ科
学名:Gladiolus(アヤメ科グラジオラス属)
英名:Gladiolus、Sword lily
別名:トウショウブ(唐菖蒲)、オランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)
6月から8月頃にかけて開花。長い穂先に上から下まで花を咲かせる。いろいろな種類があり、切花としても栽培される。

(2006年7月7日~7月8日撮影)


新種のニチニチソウとツルニチニチソウ

2006-07-29 | デジカメ-花、植物







「ニチニチソウ(日々草)」の変わり種、「ちゅらビンカ“アスカ”」。割と新しい品種のようだ。名前に“ちゅら”と付くから、沖縄生まれだろうか?白と赤の模様が鮮やかで美しく、なるほど南国っぽい。

●ニチニチソウ(日々草)  キョウチクトウ科
学名:Catharanthus roseus (=Vinca rosea)
英名:periwinkle
別名:ビンカ(旧学名から)
原産地:マダガスカルなど

(2006年6月9日~6月23日撮影)








普通の日々草より花も草丈も大きい。青紫の5弁花で、茎が蔓状に伸びるのが特徴。なおビンカと言うのは日々草の仲間の通称、総称であり、この蔓日々草などを含めて単にビンカと呼ぶ事もある。

●ツルニチニチソウ(蔓日々草) キョウチクトウ科
学名:Vinca major
英名:greater periwinkle
原産地:地中海沿岸

(2006年4月28日~5月3日撮影)


バーベナ

2006-07-28 | デジカメ-花、植物





前回のペチュニアと隣り合わせに咲いている「バーベナ」。細かい品種名は不明。花びらが痛みやすく、雨の多さもあってきれいな花が撮れなかったのが残念。

●バーベナ クマツヅラ科
学名:Verbena hybrida
別名:ビジョザクラ(美女桜)、ハナガサ(花笠)、サクラシバ(桜芝)






去年も載せた「バーベナ・テヌイセクタ」。上のピンクのバーベナより花が小さく、草丈が高い。

●バーベナ・テヌイセクタ クマツヅラ科
学名:Verbena tenuisecta
原産地:南アメリカ

(2006年4月9日~6月10日撮影)


ペチュニア~その2

2006-07-28 | デジカメ-花、植物








●ペチュニア ナス科
学名:Petunia×hybrida
別名:ツクバネアサガオ(衝羽根朝顔)
原産地:南アメリカ
なお小さめのものを「サフィニア」と呼ぶが、これはサントリーが開発したペチュニアの新品種。「サーフ(波)」+「ニア」の意味。

(2006年6月13日撮影)


ペチュニア~その1

2006-07-28 | デジカメ-花、植物












●ペチュニア ナス科
学名:Petunia×hybrida
別名:ツクバネアサガオ(衝羽根朝顔)
原産地:南アメリカ
別名の通りアサガオ(朝顔)に似た花のかたちで、花色も赤、白、紫、絞り、二色など多彩。春から秋まで長く咲き続ける丈夫な花。

(2006年4月25日~5月20日撮影)


アガパンサス~その2

2006-07-27 | デジカメ-花、植物










●アガパンサス ユリ科
学名:Agapanthus africanus
英名:Agapanthus、African lily
和名:ムラサキクンシラン(紫君子蘭)
原産地:南アフリカ
花色は紫の他に白があり、草丈は70~90cmほどになる。前回のギボウシと同じく、冬には地上部が枯れる。

(2006年6月26日~7月8日撮影)


アガパンサス~その1

2006-07-27 | デジカメ-花、植物










●アガパンサス ユリ科
学名:Agapanthus africanus
英名:Agapanthus、African lily
和名:ムラサキクンシラン(紫君子蘭)
原産地:南アフリカ
和名は「ムラサキクンシラン(紫君子蘭)」だが、「クンシラン(君子蘭)」はヒガンバナ科で、関係は無い。花の付き方が似てるからだろうか。

(2006年6月18日~6月20日撮影)


ギボウシ(擬宝珠)

2006-07-27 | デジカメ-花、植物

4月の初め頃、玄関横にちょこんと生えていたその葉っぱは・・。


見る見るうちに大きくなり・・。


5月の終わり頃には、草丈1mを越すほどの巨大な植物に成長した。


最初は葉っぱだけの観葉植物だと思っていたけど、どうも違うようだ。天に向かって長く伸びた茎の先には蕾がたくさん付いている。ただ、父も母も名前を知らなかったので、花が咲くのを待つ事に。


待つ事1ヶ月。6月の終わり頃になってようやく、葉っぱの迫力とは対照的な薄紫色の花を鈴なりに咲かせた。さっそく調べてみた所、「ギボウシ(擬宝珠)」と言う花だと判明。


橋の欄干の上にある玉ねぎをさかさまにしたような装飾物を「擬宝珠」と言い、この花のつぼみが擬宝珠に似ていることからこの名になったそうだ。そう言われれば、似てるかな。他に「オオバギボウシ(大葉擬宝珠)」など、いくつかの種類がある。なお、球根植物なので、冬の間は地上の葉っぱは枯れてしまい地中で冬を越す。

●ギボウシ(擬宝珠) ユリ科
学名:Hosta(ユリ科ギボウシ属)

(2006年4月7日~6月24日撮影)


時計草生まれのセミ次郎

2006-07-25 | デジカメ-虫など
それは一昨日の7月23日の夕方の事。朝から降り続いていた雨が小雨になったので裏庭をぶらぶらと見回っていた時、時計草の片隅でセミの抜け殻を見つけた。いや、でも、頭の方が白い気が・・。よく見ると、今まさに羽化しようとしているセミだった。
こないだの月下美人と同じく、これも初めての体験で嬉しくなる。しばらくぼ~っと見てたけど、これは撮っとかなければと思い、急いでデジカメを撮りに帰った。

その間にも、だいぶ体が出てきていたので、さっそく撮り始める。左手に傘、右手でデジカメと言う悪条件。そこそこの明るさはあったが、手ぶれが心配なのでフラッシュを使う。


おし、おし、もう少しだなセミ次郎。(とりあえず適当に命名)


ん~~~~~。思いきり背伸びするセミ次郎。応援するこっちの手にも力が入る。


よっと。


無事に羽化成功!よ~やったわ、セミ次郎!羽が天使のようだよ、セミ次郎!


その後、雨避けのためか外敵から身を守るためか、葉っぱの裏にいそいそと移動するセミ次郎。まあ、今日は疲れただろうからゆっくり休んでや。(写真だけ見るとあっという間だが、この間約40分。途中「寝たのか?」と思うほどまったく動かなくなった時もあった。実にゆっくりとしたペースだ。休みながらでないと出来ないほどしんどい事なのだろうな。)

一晩経った翌日の昼前頃、まだセミ次郎はあそこにいるだろうか?とデジカメ片手に行ってみると、「ジジ~~!」と言う声と共に何かが飛び立ち、近くのダイダイの木に止まった。

お~、アブラゼミだったのか、セミ次郎。白かった羽や体もすっかり色がついてこんがり小麦色。でも、羽の葉脈みたいな部分をよく見ると、まだかすかに緑色が残っている。

いきなり来たので驚かせたのだろうか?近付こうとすると、少し飛んでは近くのコスモスなどに止まる事を繰り返す。実は昨日デジカメの設定をいじっている時に傘が傾いて危うくセミ次郎を突き刺しそうになったのだが、それを恨んでいるのかもしれない・・。悪かったよセミ次郎・・。わざとじゃないんだ、セミ次郎・・。

その辺を飛んでは近くの木に掴まっていたセミ次郎は、やがて大きく羽ばたいて遥か遠くに飛んでいってしまった。残りの人生は長くは無いが精一杯生きてくれよ、セミ次郎。そして、おまえの子供の羽化も見守らせてくれ。今度は傘で突かないから・・。

(2006年7月23日~7月24日撮影)