ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

両親、甲子園へ行く

2005-03-31 | 雑記
愛媛代表の西条高校の選手に親戚の子がいるので、
僕の両親も甲子園に応援に行った。僕は留守番。
バスの出発する場所で人数の調整をするとかで、
「乗れないかもしれないな」と言っていたが、
無事に出発出来たようだ。(朝6時半に出かけた)
関係者のバスは全部で10台ほどになるらしい。
甲子園まで約4時間かかるから、帰りはなんだかんだ
で午後9時ぐらいになる予定。

さて、試合は第二試合 、正午からプレイボール。
今日勝てばベスト8進出だが、対戦相手は沖縄尚学。
父の話では打撃が半端ではないらしい。強豪だ。
四国勢で残っているのはもう西条のみなので、
ぜひとも頑張ってほしいところ。

1人で昼食を食べながら、TVで試合観戦。
1回の裏でいきなり3点取られて3回にも1点。西条は
何だかミスが多く連携がうまく取れてない感じ。
はらはらして見ていたが、5回にさらに1点取られた
時点でなんだか胃が痛くなってきて見るのをやめて
しまった。ちょっとつらい。
僕は野球に全く興味が無い人間だが、やはり身内が
出てるとなると話は別だった。
選手の親御さんは、本当に気が気ではないだろう。

午後4時ごろネットで恐る恐るニュースを見たら、
「沖縄尚学 6-1 西条」で試合は終了していた。
そうか、駄目だったか。それでも1点は返したんだ。
うん、よく頑張ったよ。
残念だったけど、甲子園に行けるだけでも大した物
なのだから選手には笑顔で帰ってきてほしいと思う。
胸を張って。


卵の特売とストレス解消

2005-03-30 | 自分、家族の事


母がスーパーのチラシを熱心に見ていた。
どうやら特売の卵の値段を比べて、少しでも安い所を
探しているようだ。普段は10個入り1パック
215円ぐらいが、特売だと78円程になると言う。
ずいぶん安くなるんだね。
なるほど、一生懸命見るはずだ。

でも、ちょっと疑問に思う事がある。
母の場合、何だか余計な物を買い過ぎているような
気がするのだ。ストックがたくさんあるにも関わらず
同じ物をまた買ったりする事が多いような。
インスタントコーヒーなど持ちの良い物はまだ良いが
痛みやすい物の時が困る。賞味期限が切れそうになり
慌ててまとめ食いしたり、冷蔵庫の奥で忘れ去られた
まま腐らせてしまう羽目になる。
全然お得じゃないよ、母さん・・・。

で、色々考えてみた所、2つの推測が頭に浮かんだ。
1つ目は、特売卵で得した気分になって気が大きくなり
安心してしまうのでは?という事。得したから少し位
買い過ぎても大丈夫な気になるのだろうか。
まんまと店側の戦略にはめられているもよう。

2つ目は、卵を買う時に限った話ではないのだけど、
買う事自体がストレスの解消になっているのでは
ないかという事。
母はブランド物とか高価な物は一切買わないし、
口に出した事も無い。きわめて堅実で欲の無い人だ。
でも、本当は色々と買いたい物があるようで、
送られてくる通販のカタログをうっとりとした目で
見ている事がたまにある。
そう言えば母は100円ショップも好きで、同じような
タッパーや調味料入れなどをよく買ってきては
棚にたくさん眠らせている。
家計の事を考えて高い物は買えないので、せめて
普段の日用品でも・・という事なのかもしれない。

そう思うと、「要らない物を買い過ぎじゃないの?」
なんて事は言えないな。また、例えお金が有り余って
いたとしても贅沢をしようとは思わないだろう。
そういう人なのだ、母は。

もう何も言わずにやりたいようにさせてあげよう。
それで母のストレスが解消できるのなら。


ファシオのCMを見たよ

2005-03-28 | 音楽


親切な方がコメントで教えて下さったので、とりあえず「コーセー ファシオ」のHPに行ってみた。
前回の記事(下記参照)を書いた時は「TV CM」の所が”coming soon”となっていたのだが、今は見られるようになっている。TVで放映されるので解禁になったのだろうね。

で、さっそく見てみた。
「BoA・オレンジブレイク編」のタイトル通り、オレンジの背景に白い衣装のBoAが突然現れセクシーに踊る。(オレンジはファシオのイメージカラーだろうか?)また、手法がコラージュのようで、ユニークだ。ダンスも、ゆっくりとしたテンポだが切れがあって良い感じ。
このCMで使われている「DO THE MOTION」は大人っぽい落ち着いた曲で、このCMによく合っている。

初めてBoAを知ったのは、確かまだ彼女が14歳の時だった。いつのまにかすっかり大人の女性になったようで、何だか感慨深い。
BoAがさらに大きく飛躍する事を願う。


●関連過去記事
BoAのNEWシングルと新CM

●リンク
コーセー ファシオHP(BoAの出ている「コーセー ファシオ」のCMを見る事が出来ます。壁紙も有り。)
BoA Official Website(BoAの公式サイト)

UMAの正体をばらすな!

2005-03-27 | 雑記
不思議な話や物にとても興味があり、その手のTV番組やサイトを見るのが大好きだ。中でもUMA(科学的には存在が確認されていない未知の生物)などの生物関連の話題には特に心を動かされる。
UMA関連で、ここ数年間のヒットはやはり「スカイフィッシュ」だろう。



事の起こりは1995年。ビデオ編集を職業にするホセ・エスカミーラが映像を編集中に、コマ送りする事で初めて確認出来る奇妙な飛行生物が映っている事を発見。この生物は棒状(細長い円筒形)の体にヒレのような羽が多数ついており、極めて高速で飛行するため肉眼では捉えることが出来ずビデオ映像のみで確認されると考えられた。
その内に世界各国で”自分の映像にも映っていた”と言う報告が出始め、ブームに。日本のTV番組でも次々と特集が組まれるようになる。

その形態から「スカイフィッシュ」、「フライングロッド」、「RODS(円筒形のバクテリアの名)」など色々な呼称で呼ばれるが、日本では「スカイフィッシュ」が一般的。(ちなみにトビウオは「フライングフィッシュ」)
映像から分析した結果、飛行速度は推定で時速80~300km、体長は10cm~1m(中には30mなんて意見も)と推定。
世界中で確認されるが特にアメリカ大陸が多く、メキシコのゴロンド・リナスの洞穴付近にスカイフィッシュの巣があるなどと言われた。「アンビリーバボー」では、この洞穴で粘着テープによる捕獲を試みたが結果は失敗に終わった。
正体については、新種の昆虫だとか、地球外生物だとか、アノマロカリスが進化したものだとか、霊的な存在なのだとか、様々な珍説が唱えられた。また、これだけたくさん撮影されているのに死体が一向に見つからないのは、”死んだ途端に体内の特殊な酵素が作用して消えてしまうからだ”なんて事も言われていた。



実のところ、僕はこの「スカイフィッシュ」に関しては初めて映像を見た時から懐疑的だった。いくら飛ぶのが速いったって音速を超えてるわけじゃ無し、肉眼で確認出来ないものなのだろうか?1mもあれば、いくらなんでも見えるだろう。10cmだとしても、何か目の前を通ったかどうかぐらいは分かるはずだ。
その道の専門家がまじめな顔で解説している様子を見ながら、ものすごく違和感を感じていた。

そして2003年11月。「特命リサーチ200XⅡ」でついに「スカイフィッシュ」の正体が暴露される。
ある一定の速度で羽ばたく虫(ハエなど)を近い距離で撮影した場合、残像現象で体が引き伸ばされて映る。そのため、羽が複数ある円筒形の生物に見えてしまうというのが結論だった。ハエを使った実験では、見事に「スカイフィッシュ」が出現していた。
この現象は「モーションブラー現象」と言うそうで、現在はこの説が定説となっている。
正体が判明してすっきりした反面、なんだか残念な気分になったのも事実。夢を壊されたような・・。
心の底ではなんとなく分かっていたのだが、どこかで”ひょっとしたら”という思いがあったのだろうか。

さて、長い間ネッシーの代表的な証拠写真として様々なメディアで取り上げられてきた「外科医の写真」という物がある。だが、撮影者ウィルソンの知人クリスチャン・スパーリングが亡くなる直前の1993年に「あれは、模型をくっつけたおもちゃの潜水艦だった」と告白してしまったのだ。その後、世間のネッシー論争は徐々に下火になっていった。



たぶん、僕にとってはUMAが本当にいるかどうかは大きな問題ではないのだろう。そういう話を聞いたり写真や映像を見て、一時の興奮を味わう・・その事自体が好きなのだ。だから、正体を明かすような番組は出来れば作って欲しくない。好奇心に負けて、どうしても見てしまうから。
それがもし捏造した物ならば、頼むから墓まで持っていってくれ。なるべく長い間夢を見させてくれないか。


●関連過去記事
見たい・・・けど見たくない
巨大生物の誘惑
赤い夢
怖がりと感情移入と感受性


春はあけぼの

2005-03-25 | 雑記
眠い・・とにかく眠い・・思いっきり眠い。

ここ数日寒い日が続くとは言え、やはり春だな。
朝起きた瞬間から、すでに眠い。
ごはん食べてる時も箸を落とし、この記事を
書いてる間もキーボードを打つ手が度々止まり
短いタイムトリップをしてしまう。
仕事の能率も落ちまくりだ。

しかし、熊もリスもタヌキも冬眠から目覚める季節
だと言うのに、なぜこうも眠いのか?
・・・いや、科学的解説など聞きたくもない。
今の僕に必要なのは、何は無くとも睡眠だ。
仕事は残ってるけど無理は良くない。

そう、眠りたい時には無理をせず眠らなければ!
眠らな・・・

(-_-)....


(_ _).。oO



(_ _)zzz....




おやすみなさい・・・。


お笑いコンビの仲の良さとか

2005-03-24 | エンターテイメント全般
お笑いコンビは大抵仲が悪いとよく耳にする。
ダウンタウンを例にすると、プライベートでは一切
会わないのはもちろんの事、楽屋も別で、仕事の時
以外はほとんど口を利かないと聞いた。
仲の良さそうなナインティナインにしても、
プライベートで遊ぶような事は無いらしい。
そんなもんなのかな。
いや・・でもなんだか分かる気もする。

僕が20代前半の頃、貧乏だったので友人の家に数年間
居候していた事があった。半年過ぎた頃から家賃を
半分払うようになったので、友人も助かったはずだ。
彼は仲の良い友人だったので最初の頃はうまく
いっていたのだが、友人も貧乏だったために
生活サイクルが同じになり、必然的に一緒に過ごす
時間が長くなっていく事になる。
しだいに友人の一挙手一頭足が気になるようになり、
最後には息をするだけでも耐えられなくなった。
たぶん、友人も同じように感じていたように思う。
別に嫌いになったわけではないのだが、とにかく
一緒にいる事がたまらなく嫌だったのだ。
これはまずいと思い、借金をして無理やり引っ越した
のだが、それからは普通に友達付き合いができるよう
になった。
たぶん、多くのお笑いコンビも同じような経験が
あるんだろうな。

さて、お笑いコンビがすべて仲が悪いと言う訳では
無く、「おぎやはぎ」や「南海キャンディーズ」など
仲の良いコンビもいる。
「おぎやはぎ」は小木博明、矢作兼の2人のコンビで、
かなり昔から仲の良い友人だったそうだ。
2人とも性格がおっとりとしていて、癒される。
ネタも、なんだかのんびりとした感じ。
バラエティに出た時の会話を聞いても、仲の良さが
良く伝わってきて好感が持てるのだ。
また「南海キャンディーズ」は山里亮太、山崎静代
の2人でやってる、若手で一番好きなお笑いコンビだ。
去年の「第4回M-1グランプリ」では準優勝になった。
シュールなネタが特徴で、静ちゃん(山崎静代)の
不可解なボケに山ちゃん(山里亮太)が静かで的確に
そして優しく突っ込むのがとても良い。
この2人も10年来の親友だそうで、山ちゃんの
突っ込みに愛を感じる。

この2つのコンビを見ていると、とてもうらやましく
思うと同時に、反省させられる。
友人とは、こうあるべきだなと・・・。
彼らには、いつまでも仲良くコンビを続けていって
ほしいものだ。


●関連過去記事
いいね、南海キャンディーズ

●リンク
メゾンドオギヤハギ(公式サイト)
南海キャンディーズ中心。(個人ファンサイト)


100円ショップ改め・・・

2005-03-23 | 雑記
ライターを買おうと思って100円ショップに行った。
100円ショップって100円の商品しか無いのだと思って
たら、200円の商品もあるんだね。ステンレスの灰皿を
ふと見たら”この商品は200円です”って書いてあって
「100均じゃあないんかい!!」と叫んでしまった。
ええ、もちろん心の中で。

他に必要な物も無かったので3個入りのライターを
持ってレジに行くと、「105円になります。」と店員。
・・・税込み100円にしてくれないか?
100円ショップなんだから。

いやね、100円ショップと言うからには100円玉1個で
商品を買えるべきなんじゃないかと。
それが筋と言う物ではないのかと。
その方が気持ち良いし、小銭も増えないし。
やれば何とか出来ると思うんだ。企業努力で。

それか、100円ショップと言う名前を変えるとか。
そうだな、例えば
「たまに200円ショップ」とか
「一部200円ショップ」とか
「税込み105円ショップ」とか
「ほぼ100円ショップ」とか
「約100円ショップ」とか
「大体100円ショップ」とか
「ほとんど100円だけどいくつか200円もあって消費税
入れると105円ですけど良いですかショップ」(長いな)
とか・・・。

100円ショップのトップの方、ぜひ御一考を。
え?こんな事考えるのは僕だけですか。そ~ですか。


「義経」第11回~うつぼの心の声~

2005-03-22 | 映画、TVドラマ
義経様が行方不明になった藤原泰衡様を助け出した
から大きなお屋敷に移れる事になったんだ。だから
あたいも吉次さんの屋敷から移ってきたの。
うれしいよ。だって、ずっと義経様のお傍にいて
お世話が出来るんだもん。

でも、あたいがいるせいで変な噂が広まっている
らしいんだ・・。
嫁取りの話を義経様が断わり続けているのは、
あたいを奥方にするつもりだからじゃないかって。
笑っちゃうよね。あたいが奥方だなんて。
義経様には全然そんな気は無いのにさ。
あたいはただの幼なじみ。義経様のお傍にいられる
だけで幸せなんだ。ただ、それだけで・・。

でも、これ以上は義経様に迷惑はかけたくない。
だから、あたい都に帰る事にしたよ。
ここはつまんないなんて下手な嘘ついてね。
その方がいいんだ。義経様のためなんだよね。

都に帰る日、義経様や仲間が見送ってくれた。
みんな悲しそうな顔してるのに、武蔵坊だけは
ニコニコしてたっけ。
ちょっとむかついたけど、まあいいや。
でも舟が出た時、我慢できずにあたい叫んだんだ。
「ここがつまんないだなんて嘘だからね。とても
楽しかったよ。」って、泣きながら。
義経様は分かってくれてたみたい・・・。

義経様、また必ず会えるよね。都に戻ってくるよね。
その時まで、あたいずっと待ってるからね!!


●第11回「嵐の前夜」あらすじ(公式HPより抜粋)
義経(滝沢秀明)は、深い霧の中を行方不明になった
藤原泰衡(渡辺いっけい)の姿を探し求めてひとり
山奥に入り、無事泰衡を助け出して平泉に連れ帰る。
義経は、秀衡(高橋英樹)から『なぜ自分の命令に
背いて泰衡を助けに行ったのか』と問われる。義経の
返答を聞いた秀衡は、その洞察の深さや心根にいたく
感じ入る。
人並み外れた度胸と知恵で泰衡を助け出した義経の
武勇伝は、またたく間に平泉に広まり、豪族たちは
こぞって義経へ嫁取りの話を申し込むが、義経は
なぜかその申し出を断る。ある日、義経のもとに
佐藤継信(宮内敦士)の弟・忠信(海東健)が訪れる。
義経が結婚を断った女について『その女のどこが悪い
のだ』と詰め寄ったのだった。うつぼ(上戸彩)は、
そんな義経を巡る周囲の変化を感じ取り、自分が傍に
いると義経の迷惑になることをを悟り、義経のもとを
離れて京に帰る決心をする。


●関連過去記事
久々に大河ドラマを見る
「義経」オフコースなり
まだ見続けているTVドラマ

●リンク
大河ドラマ「義経」公式HP


「富豪刑事」と「ごくせん」最終回の感想

2005-03-21 | 映画、TVドラマ
●「富豪刑事」最終話

今回は夏八木勲の出番が多そうだったのでかなり
期待していたのだが、正直がっかり。
確かに途中までは良かったのだ。
いつもよりシリアスな展開で話が進み、焼畑署捜査係
の心が一つになり一気に盛り上がるかと思われた。

が、クライマックス辺りで松崎しげると及川光博が
愛のメモリーを交互に歌い始めた所で興醒め。
展開もなんだかコントを見ているような感じ。
さらにトラックに積まれた札束が風に舞い飛び、
世界中が大騒ぎというオチには愕然とした。
う~、悪夢を見ているようだ。

●「ごくせん」最終話

予想外の展開があるのかと思っていたが、極めて
オーソドックスな内容だった。
1作目の最終話と大して変わらないような気が・・。
まあ、破綻も無く、うまくまとまってはいたけど。
どうせなら、1作目のようにラストで登場人物全員で
走っておしまいという風にしたら良かったかも。

さて、今回良かったのが猿渡教頭役の生瀬勝久。
生瀬さんは面白いね。三枚目もシリアスな役も
こなせる名脇役だ。
仲間由紀恵とは「TRICK」からの共演だが、つくづく
名コンビだと思う。「ごくせん」最終話ラストでの
おまけシーンなんか、まんま「TRICK」だったし。
なんか、「TRICK4」が見たくなってきた。

それにしても、どうもTVドラマの最終回はがっかり
する事が多い。過度に期待しすぎるせいだろうか?


●関連過去記事
今後が楽しみ「富豪刑事」
「ごくせん」リターンズ
まだ見続けているTVドラマ
富豪刑事第9話=スクールウォーズ
ひさびさ「ごくせん」第9話

●リンク
「富豪刑事」公式HP
「ごくせん」公式HP
「TRICK」公式HP


グラディエーター~ある剣闘士の回想~

2005-03-19 | 映画、TVドラマ
我が名はアエリウス・マキシマス。
かつては大ローマ軍の将軍であり、マルクス・
アウレリウス・アントニアヌス皇帝に忠誠を誓う者。

ゲルマン人との決戦に勝利した後、マルクス陛下は
子息であるコモドゥスの資質を憂い私に後事を
託された。ローマは民衆の手に戻すべきだと。
だが、あろう事かコモドゥスは実の父である陛下を
亡きものにし、自ら皇帝の座についたのだ。
私は危うく処刑されかけ、故郷で待つ妻と子は
親衛隊の手により命を奪われた。

絶望と疲労の末に倒れた私は奴隷商人プロキシモに
拾われ、剣闘士として静かに復讐の機会を待った。
一体どれだけ闘ってきたのだろうか。
対戦相手を倒し続けてきた私は名を上げ、ついに
ローマの巨大コロシアムで闘う事になる。
コロシアムでの初めての勝利の後、仇敵コモドゥスと
対面した私の中で再び復讐の炎が燃え上がった。
やっと仇を討つ機会がが巡ってきたのだ。

正体を知ったコモドゥスは策を巡らし闘技場で命を
奪おうとするが、私は勝ちつづけ民衆の支持を得た。
その後コモドゥスの姉ルッシラの助力で反乱の計画を
立てるも、コモドゥスに漏れたために多くの仲間が
命を落とし私自身も捕らえられてしまう。
もう駄目なのか・・・。

だが、おいそれと私を処刑出来ない事に業を煮やした
コモドゥスは、自ら直接対決するという行動に出た。
卑怯にも、私のわき腹を刺し、鎧で血が観衆に
分からないようにした上で。

出血で意識が薄れる中、私は彼と闘い勝利した。
すべては終わったのだ。
ああ・・緑の草原の彼方で妻と子が手を振っている
のが見える。ようやく懐かしい我が家に戻れる日が
やって来たようだ・・・。
妻と子の待つ懐かしい我が家へ・・・・・。


●グラディエーター/Gladiator(2000年・アメリカ )

・スタッフ
監督: リドリー・スコット
製作: ダグラス・ウィック
デイヴィッド・フランゾーニ
ブランコ・ラスティグ
脚本: デイヴィッド・フランゾーニ
ウィリアム・ニコルソン
撮影: ジョン・マシーソン
音楽: ハンス・ジマー

・キャスト
ラッセル・クロウ(マキシマス)
ホアキン・フェニックス(コモドゥス)
コニー・ニールセン(ルッシラ)
オリヴァー・リード(プロキシモ)
リチャード・ハリス(マルクス・アウレリウス)
デレク・ジャコビ(グラックス)