ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

縮めて縮めて「縮小専用」

2005-05-31 | フリーウェア
デジカメが面白くてしょうがない今日この頃。
最近はデジカメも400万画素、500万画素が
当たり前になってきているようだ。
僕のデジカメは友人からもらったお古で、
OLYMPUS「CAMEDIA C-960ZOOM」という機種。
130万画素だけど、ブログにアップする画像用なら
十分すぎる。
ただ、そのままだとWEB用にはファイルサイズが
大きいので、縮小(リサイズ)しなければいけない。

ブロードバンドがだいぶ普及してきたとは言え、
すべての人がそうではない。
また、軽くさくさく見れるに越した事は無いだろう。
ピクセルサイズも、大きくても640×480ぐらいまでに
抑えたい。(このブログでは、解像度1024×768で
ブラウザを最大化、エクスプローラバーを開いている
時を想定して、画像の横幅を350~400位に抑えている)

さて、PCやデジカメを買うとレタッチソフトなどが
バンドルで付いてくるが、普段使わない人にとっては
なかなか敷居が高いと思う。そんなに凝った事を
しないなら、無駄な機能が多すぎて使う気にならない
だろう。そこで、久しぶりにフリーソフトの紹介。


●リサイズソフト「縮小専用」


たくさんのデジカメ画像を、とにかく簡単できれいに
まとめてJPEGで縮小したいなら、「縮小専用」という
フリーソフトがおすすめ。
JPEG/BMP/PNGの画像を読み込んで、JPEGで保存。
色を鮮やかにしたりシャープにしたりするオプションも
設定出来て、とにかく簡単。設定をしたら、画像を
まとめてドラッグ&ドロップするだけで良い。
レジストリもいじらないので安心。



1)まず、画像をどれぐらいまで小さくするのか決めて
サイズの項目にチェックを入れる。
上の画像では320×320にチェックが入っているが、
この場合元の画像の縦横の長い方が320ピクセル以内に
なるように縮小される。
また、自分で好きな数値を入力する事も出来る。
(縮小のみで拡大は出来ない。)



2)次に、オプションを設定する。大体見たままだ。

・画像くっきり
→文字通り輪郭をはっきりさせる。
いわゆるシャープネスだ。あまりやりすぎるとノイズが
出て見づらくなるし、サイズも大きくなるので注意。

・彩度を上げて保存
→色を鮮やかにする。でも、けっこうどぎつい色に
なる事が多い気がするので、僕は使った事が無い。

・モノクロで保存
→白黒写真に。
JPEGはモノクロにするとサイズがかなり小さくなる。

・プログレッシブで保存
→ブラウザ上で徐々に表示される。
ブロードバンド環境ではあまり意味が無い。

・簡易HTML出力
→HTMLファイルを作成する。
HP作成のチェックなどに使える?

・JPEG量子化率
→数値が大きいほどきれいだが、サイズが大きくなる。
画像によって違うが、大体70~90ぐらいが良い。
90以上にしても画質はほとんど変わらずにファイル
サイズだけが大きくなってしまうのでやめとこう。
また、数値を小さくするとサイズは小さくなるが
画質が悪くなる。ほどほどのバランスが大事。

・ファイルサイズを指定
→この機能を持っているフリーソフトはあまり無く、
非常に貴重だ。他では「JTrim」ぐらいか。
使えるサイズに制限があり、”どうしても40KB以下に
抑えたい”というような時に重宝する。
携帯の待ち受けとか。



3)そして、変換後の保存方法を設定する。

・ファイル名を変更して保存
→元の画像のファイル名の前か後ろに好きな文字を
付けて、元画像と同じフォルダに保存する。

・フォルダを作って保存
→元画像のフォルダに新しいフォルダを作り、
その中に縮小されたファイルを保存する。

同名のファイルがあった場合は問答無用で上書きされて
しまうので、”フォルダを作って保存”の方を
作者さんも推奨されています。



4)設定を全部終えたら、上の画像の部分にファイルを
ドラッグ&ドロップして完了。
処理速度はけっこう速い。

           ・
           ・
           ・

●他のお薦めリサイズソフト

・「SmaHey」
BMP/PNG/JPEGをBMP/PNG/JPEGに一括変換。
縮小だけでなく拡大まで出来る。
(拡大する事はまず無いだろうけど。)
シンプルで使いやすく、きれいに仕上がる。
処理速度もかなり速い。

・「Tinuous 」
BMP/PNG/JPEG/無圧縮TIFF/GIFをBMP/PNG/JPEGに
一括変換。縮小が出来て、輪郭強調やロスレス回転
などもこなす優れもの。画質も良い。
JPEGでは量子化率だけではなく、色情報の調整
(サンプル比)まで出来る。この機能も貴重で、
他では「Dibas32」と「CzView2」ぐらいしか知らない。
実はこの機能があるので使っているんだな。
ただ、設定項目が上記の2つのソフトより多く、
少し面倒くさいかも。処理速度も若干遅い気がする。
色にこだわらない人には、サンプル比の調整は
必要無いだろうし。僕は気に入っているのだけど。


●リンク
・Vector
(ライブラリ→ダウンロード→Windows→
画像&サウンド→グラフィックス関係→
グラフィック変換から3つともダウンロード。)
・PHOTOプロちっくのページ
(「縮小専用」の作者さんのサイト。)
・Vieas Web
(「Tinuous 」の作者さんのサイト。)
・よしべぇ工房
(「SmaHey」の作者さんのサイト。)


●関連過去記事
2004年11月30日「PhotoshopでのJPG保存」


気軽にお絵描き「1bit-Paper」

2005-04-20 | フリーウェア

ソフト名の通り、1bit(2色)で線描きするソフト。

線画を描く事だけに特化し、機能を絞りに絞っている
のでとても軽い。フィルタなど余分な機能はほとんど
無いが、左右反転と上下反転の機能だけ何故かある。
左クリックで線画、右クリックで消しゴムになるが、
消しゴムの使用感は今一つだった。

また、ペンタブレットの筆圧感知にも対応している。
使ってみて、強弱をつけた線を描く場合は筆圧を1~3
ぐらいの柔らかめに設定すると良いように感じた。
ペンタブの筆圧、キャンバスの色とサイズ、線の色と
サイズ、背景色などは環境設定から変更出来る。

終了時に日付のファイル名で自動保存(PNGかBMP)
されるので、描き終わったらそのまま終了するだけ。
思いついた事をメモしたり、絵日記を描くといった
使い方に最も適している。

とにかく、チラシの裏に落書きするような感覚で
気軽にお絵描きするのが良いね。


●「1bit-Paper」(Win98//2000/XP、フリーウェア)

●リンク
Vector-「1bit-Paper」ダウンロード
林檎の木-「1bit-Paper」紹介ページ


ウゴツールを使ってみた

2005-04-18 | フリーウェア

去年の終わり頃に落としたまま手付かずだった
「ウゴツール」を試してみた。
プルプルと動くGIFアニメを作れるお絵描きソフトで、
昔あった「ウゴウゴルーガ」というテレビ番組を
イメージして作られたそうだ。
ダウンロードして解凍するだけですぐに使え、
レジストリもいじらないので安心。

まず起動してマウスクリックで描き始めると、描いた
そばからプルプルと動き始めてなかなか楽しい。
作者も書いてる通り、なるほど「和み系ツール」だ。
線の太さや色、背景色も変更でき、直線の他にも
自由曲線や長方形、楕円なども描く事が出来る。
キャンバスのサイズも変更可能。

描きあがったら独自形式かGIFファイルで保存するが、
この時にピクセルサイズや背景色を透明にするなどの
変更をする事が出来る。
また、通常の震える「揺れアニメーション」の他に
「VTRアニメーション」を選ぶ事が出来る。
「VTRアニメーション」とは描き始めてからの経過を
VTRのように再現するモードだが、何も無いキャンバス
に次々と線が描かれていくのを見るのは面白い。
ただ、ファイルサイズがかなり大きくなるのであまり
使えないかな。
Webページなどの素材として利用するのが主な使い方
だけど、描いていて純粋に楽しいので、息抜きに
ちょっとお絵描きするといった感じで使うつもり。

(去年落としておいたのはVer. 1.34なのだが、一度
閉じてから再び起動すると画面外に出てしまい
移動しないと使えなくて弱った。バグかなと思って
作者のサイトを見たらVer. 1.39で直っていたので、
さっそく落とし直しておく。
やっぱり最新のバージョンを使わないといけないね。
ただ、たまに最新の物より旧バージョンの方が良い
場合もあるので、気に入ってるアプリは削除しないで
置いておく方が良いかなと思う。
あと、線や背景色を変えてアンチエリアシングありで
保存するとうまく保存出来ない事があった。
何か間違えているのか?)


●「ウゴツール」(Win98/Me/2000/XP、フリーウェア)

●リンク
窓の杜 - ウゴツール
メタリッククローバー(作者HP)


メモカレンダーとOpenOffice

2004-12-06 | フリーウェア
ここ数年不景気のせいか、カレンダーをあまりもらえなくなった。以前はこの時期になるとすでに5、6個はもらえていたのだが、年々減ってきている。母が冷蔵庫の扉にマグネットで張って使っていたメモカレンダーも今年はくれないようなので、僕に作るよう頼んできた。

とりあえずテンプレートをWEBで探してみたら、「Microsoft」のサイトからWord用テンプレートの”記念日/誕生日 メモカレンダー(汎用)”というのを見つけた。これで良いんじゃないかと思ったのだが、母がもっとメモをたくさん書けるのにして欲しいという事で、少し手直しする事にした。使用するのは「OpenOffice」

上記のテンプレートを「OpenOffice」のワープロソフト「Writer」で開き、1ページ2ヶ月あるところを1ヶ月にして罫線を伸ばしてなるべくメモ欄を大きくした。あと土曜と日曜の日付にそれぞれ色をつけておいた。「Word」や「Excel」のテンプレートを「OpenOffice」で開くと罫線やレイアウトが崩れる事が多いのだが、このテンプレートは幸いにも大きな崩れが無かったのでとても楽だった。


ついでに練習がてら、表計算ソフトの「Calc」でも作ってみる事にした。初めに「Writer」で作ったメモカレンダーは横の罫線のみだったが、「Calc」では全体に罫線を使ってみた。この方が見やすい気がする。また、曜日も付け加えた。今回のように、曜日などの連続したデータを入力する場合は表計算ソフトに頼らざるをえない。


さて、以前「Word」と「Excel」を使っていた事があるのだが、「Excel」には馴染めず「Word」ばかり使っていた。どうも表計算ソフトは苦手だ。普通の文章を書く時にも「Excel」を使う友人がいるが、使いこなせればそちらの方が便利なのだろうか?僕は表形式で管理した方が便利なデータの時はCSVにして保存している。そんなに複雑な事をするわけではないので、これで十分だ。印刷する必要がある時だけ表計算ソフトを使えば良い。CSVソフトは「Cassava」。他にいくつか新しいソフトも出ているが、慣れてるのでこれが使いやすい。

とは言え、使えるに越した事は無い。今のところは表計算ソフトを使う事は少ないが、少しずつ使いこなせるように努力していこうと思う。


PNGの圧縮率比較

2004-11-30 | フリーウェア
昨日JPGの比較をしたので、今日はPNGの圧縮率比較を。
圧縮率の調整が出来る場合は、圧縮レベルを9に。
また、インタレースは無しで比較。


●PNG圧縮率比較 1(元画像→BMP、2.25MB)1024×768

・Tinuous→680KB
・IrfanView32→686KB
・ViX→717KB
・Photoshop 5.0 LE(適応させる)→769KB
・Photoshop 5.0 LE(自動)→1.18MB


●PNG圧縮率比較 2(元画像→BMP、3.18MB)929×1197

・Tinuous→881KB
・IrfanView32→884KB
・ViX→884KB
・Photoshop 5.0 LE(適応させる)→983KB
・Photoshop 5.0 LE(自動)→1.09KB


「Photoshop 5.0 LE」で”自動”を選ぶとかなり
サイズが大きくなる。どっちみち、PNGに変換する時は
他のソフトを使った方が良さそうだ。
また「Tinuous」と「IrfanView32」は、安定して小さい
サイズに圧縮できるのでおすすめ。
僕は、慣れてるので「ViX」を使う事が多いのだけど。


PhotoshopでのJPG保存

2004-11-29 | フリーウェア
僕は「Photoshop 5.0 LE」と「Photoshop Elements」
を持っているのだけど、JPGで保存すると他の画像関連
のソフトに比べてサイズがだいぶ大きくなるのが
謎だった。「Photoshop」はいろいろと情報を埋め込む
のでそのせいかとも思ったが、それにしてもサイズが
違いすぎる。

そこで今使っているいくつかのフリーソフトでJPGに
変換して違いを比較してみたら謎が解けた。
どうやら「Photoshop」は色情報(サンプリング)の
間引き具合を高めに固定しているようだ。

JPEG(JPEG)は、ファイルサイズを圧縮する際に2種類
の情報を間引いている。画像の図形情報(量子化)と
色情報(サンプリング)の2つだ。
JPGで保存する時に「保存画質」とか「圧縮率」などと
書かれたダイアログが出てくるが、これで出来るのは
図形情報(量子化率)の調節のみである。
(ソフトによって違うが10段階か100段階が多い)
色情報の調節ができるソフトは少なく、僕の使っている
中では「Dibas32」と「Tinuous」だけしかない。

「Dibas32」の場合
(色の劣化が小)100%→66%→50%(色の劣化が大)

「Tinuous」の場合
(色の劣化が小)1:1→2:1→4:1(色の劣化が大)


下図の比較画像は、以下の方法で作成したもの。
1)地図検索サイトの画像を保存後、現在位置の赤丸を
中心にトリミング。
2)各ソフトでJPGに変換した後にBMPに変換。
3)200%でリサイズした各画像を1枚にまとめる。
4)WEB用にPNGに変換。
※各ソフトとも最適化、プログレッシブは無し。
 量子化率は最高値で固定。
 「Dibas32」はサンプリング率を100%と50%で、
 「Tinuous」はサンプリング率を1:1と4:1で圧縮。



これを見ると、「ViX」と「IrfanView」でJPG圧縮した
画像は、「Dibas32」50%や「Tinuous」4:1と同じく
赤色がくすんで滲んでいる。たぶん、このあたりの
サンプリング率で固定されているのだろう。

実際、JPGで保存するのは写真が主なのでサンプリング
率をいじってもあまり画像に影響が無い。
サンプリングを変えて違いが出るのは原色(特に
濃い目の赤)を使った境目のくっきりしたイラストや
ロゴなどの画像なので、そういう場合はPNGやGIFを
使った方が良いだろう。多くのソフトでサンプリング率
の調節が出来ない訳はその辺かな。そこまでこだわる
人も少ないだろうし、WEBを念頭に入れるとサイズが
大きくなるので使いづらい。

僕も普段はあまり気にしないが、壁紙などで写真の
一部に鮮やかな色を使ったロゴがある時などは
サンプリング率を高くしてJPGで保存したりしている。
色にこだわる人は、これを参考にいろいろ試してみると
良いかも。


●今回使ったフリーソフト

「ViX」→画像の整理にとても便利。PCを始めた時から
使っていて、手放せない。簡単なレタッチ、リネーム、
ファイル操作と一通りの事が出来る。

「IrfanView」→「ViX」はサムネイル表示で使うのに
適しているが、こちらは関連付けで使うのにぴったりの
画像ビューア。最近は少し重くなったようだが、
それでも十分軽い。対応形式も多く、機能も豊富。

「Dibas32」→かなり古いソフトだが基本的な機能は
揃っていて使いやすく軽い。残念ながら開発は停止
したようだが、探せばどこかで見つかるみたい。

「Tinuous」→複数の画像の一括変換や縮小ができる。
画質も悪くなく、なかなか便利。同じ作者の
画像ビューア「Vieas」が良い感じで、最近メインの
ビューアとして使っている。


喪中ハガキとOpenOffice

2004-11-11 | フリーウェア
親戚に不幸があり、喪中ハガキの印刷を頼まれました。当初は自分家も喪中にする予定でしたが、親等にするとそんなに近くないので、喪中ではなく年賀状にする事に。

それでも300枚近くあり、しかも5人分を別々に作らないといけません。まあ、テンプレートは以前にWEBで落としておいたのがあったし、裏面だけだし、名前とか一部を書きかえれば済むのでそんなに時間はかかりません。「OpenOffice」の「Writer」で、すぐに作成出来ました。でも甘かった。問題はハガキでした。

官製ハガキではなく厚めの私製はがきを使って欲しいと頼まれていたのですが、その辺の文房具店に行けばすぐ見つかるだろうと思っていたらこれが見つからない。あることはあるのだけど、薄めのペラペラしたのばかり。初日に5件回って見つからず、次の日6件回っても見つからない。昔よく行っていた大き目の文房具店は軒並みつぶれていました。(最近文房具店に行ってなかったので知らなかった)

何だか探すのに疲れてきて母と相談した結果、官製ハガキで我慢してもらおうという事になり、頼まれた親戚の家に。着いてからその事を話すと、「いい店を知ってる」などと言うので3人で行ってみると、なんとあっさりと見つかりました。厚みも申し分無く、しかもリーズナブル。
この2日間の苦労は何だったのでしょう?初めから聞いとけば良かった。

これで材料はすべて揃ったので、若干手直しをしてからプリンターで印刷。紙が厚すぎたようで時々詰まりそうになりましたが、なんとか無事終了。やれやれ。1つ肩の荷が下りました。

と思ったら、他の親戚から年賀状の印刷を頼まれていたのを思い出しました。orz






「OpenOffice」はオープンソースの統合オフィスソフト(フリー)です。表計算、ワープロ、図形描画、プレゼンテーションなど一通り揃っており、「Word」や「Excel」のファイルと互換性があるので読みこめます(ただし、完全ではない)。ちなみに、今回使った「Writer」はワープロです。

この「OpenOffice」、機能面で特に不満は無いのですが、起動がかなり重くリソースも結構食います。多重起動はご法度です(当方Win98SEですので)。常駐も出来るようですがなるべくしたくないので、凝ったもので無い時は「BeatWord」というモノクロ専用ワープロや、「iText」という簡易リッチテキストエディタ(?)を使っています。