ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

紫の安らぎ3~大紫露草と紫御殿

2005-10-07 | デジカメ-花、植物
今回は、ツユクサ科の花でまとめてみる。どれも裏庭に咲いていた花たちだ。


まず、キンカンの木の辺りに咲いていた「オオムラサキツユクサ(大紫露草)」。(9月2日~9月30日に撮影)


●オオムラサキツユクサ(大紫露草) ツユクサ科
学名:Tradescantia virginiana

花の色は、白、青、赤紫などがある。


花が開く少し前の状態。なんか、きれいに作ったお菓子みたいでおいしそうだな。


同じツユクサ科で「ムラサキツユクサ(紫露草)」というそっくりな種類があり、初めどちらか分からなかった。でも、大紫露草の方が葉の幅が広いというので判明。これは葉が広い箇所で3cmほどあり、一方、紫露草は広くても1.5cm程度なのだそうだ。


しべがフワフワしてて、気持ち良さそう。とても繊細な感じのする花だ。


裏庭の外れには、土手からの斜面との境に細い用水路がある。これは、そのほとりに咲いていた「ムラサキゴテン(紫御殿)」。(9月21日に撮影)


●ムラサキゴテン(紫御殿) ツユクサ科
学名 Tradescantia pallida(Setcreasea pallida)
原産地:メキシコ

これ、葉の紫があまり好きじゃないな。花の色は、良いんだけど。


あと、「ツユクサ(露草)」も東隣の家との境界辺りにいつのまにかたくさん咲いていた。紫じゃ無いけど、一応本家という事で。(9月30日に撮影)


●ツユクサ(露草) ツユクサ科
学名:Commelina communis
別名:アオバナ(青花)、ボウシバナ(帽子花)

これを見つけた時、母に「ツユクサが咲いてるね。」と言ったら、「すぐ生えてきて、抜くのが大変なんよ。」と言われた。一般的には雑草扱いのようだ。けっこうきれいなのにな。
ちなみに、花の汁は水ですぐに落ちるため、昔から布地の下絵に使われてきたそうだ。




ところで、父が育てている盆栽の「サツキ」が昨日から一輪だけ咲いている。


サツキはその名の通り、普通5月前後に咲く花だ。今頃咲くなんて、どうしたというのだろう。しかも、一輪だけとは・・。あまりに暖かいから、勘違いしたのだろうか?そういえば、アジサイも一株だけ未だに咲いてるし。不思議だ・・。