ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

色々な実4~コムラサキ

2005-10-12 | デジカメ-花、植物

サクランボの木の横に植えている「コムラサキ(小紫)」の実がきれいに色付いて、今まさに見頃だ。


●コムラサキ(小紫) クマツヅラ科
学名:Callicarpa dichotoma
別名:コシキブ(小式部)


9月初め頃の実。この頃は薄い緑色をしている。(9月13日撮影)


徐々に緑がかったクリーム色に変わり、ピンク、赤紫へと変化していく。(10月2日撮影)


こんな感じで、鈴なりに並んで実を付ける。直径は5mmぐらいかな。(10月2日撮影)


すっかり熟した実たち。食用の記述は見つからなかったので、たぶん食べられないと思う。でも、ブドウみたいでうまそう。(10月10日撮影)

下の写真3点は、定点撮影したもの。

(10月2日撮影)


(10月6日撮影)


(10月10日撮影)

同じく紫の実を付けるものに「ムラサキシキブ(紫式部)」という近い種類があるけど、どうも小紫と紫式部を混同している場合が多いようだ。小紫を紫式部と呼んでいる記述をいくつか見かけた。「紫式部」は山野に自生し実の付き方がまばらで少ないのが特徴。やはり実がたくさん出来る「小紫」の方が見映えが良い。ちなみに、実が白い「シロシキブ(白式部)」というのもある。

●ムラサキシキブ(紫式部) クマツヅラ科
学名:Callicarpa japonica
別名:ミムラサキ(実紫)、コメゴメ
●シロシキブ(白式部) クマツヅラ科
学名:Callicarpa japonica f. albibacca

ところで紫式部と言えば源氏物語を書いた人だけど、何か関係があるのかな?