ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

ヒゲナデシコ(髭撫子)

2006-05-31 | デジカメ-花、植物

今回は、「ヒゲナデシコ(髭撫子)」を。


ナデシコの一種で、花の直径4~5cmとやや大きめ。品種が多く、花色も豊富だ。


名前の由来は細く尖ったヒゲのような総苞が生えている事からだけど、家のはあまり目立たないな。どっちかと言うと、別名の「ビジョナデシコ(美女撫子)」の方が似合っている気がする。


これより下4枚は、水滴のアップを。






宝石みたいで、きれいだね~。


●ヒゲナデシコ(髭撫子) ナデシコ科
学名:Dianthus barbatus
英名: sweet william
別名:ビジョナデシコ(美女撫子)、アメリカナデシコ(亜米利加撫子)
原産地:ヨーロッパ

(2006年3月20日~4月26日撮影)


ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)

2006-05-30 | デジカメ-花、植物

今回は、以前、いおんさんのブログにもアップされていた「ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)」を。


ヒナゲシ(雛芥子)などに似ているが、花弁にしわが多いのが特徴。紙をクシャクシャにしたような感じだ。一日花だそうで、あっという間に花びらが落ちる。


地中海沿岸から中欧原産の帰化植物で、とても生命力が強い。ケシ科だが、もちろんこれから阿片は取れない。


で、これが「つぼみ」。しかし、見れば見るほど・・。

(;´-ω-)v─~~ いや・・何でもないんです・・


「実(み)」は、このように細長い円柱状になっている。この中には小さな小さな種が1000個以上ぎっしりと詰まっているそうだ。実が熟すと、天辺の覆いがせり上がって、種を外に出すための隙間が出来る。


特に園芸植物という訳ではないが、サーモンピンクが鮮やかで、とても見映えのする花だ。


しかし、じっと見てるとクルクル回って飛んで行きそうだな。軽そうだし。(なお、背景のピンクの花は「シバザクラ(芝桜)」)


●ナガミヒナゲシ(長実雛芥子、長実雛罌栗) ケシ科
学名:Papaver dubium
英名:field poppy
原産地:ヨーロッパ中部、西南アジア、北アメリカ西部

(2006年4月18日~5月1日撮影)


オダマキ(苧環)~その2

2006-05-29 | デジカメ-花、植物

前回は鉢植えの西洋オダマキだったけど、今回は地植えのオダマキをいくつか。


裏庭のあちらこちらに咲いていて、たぶん4種類あると思う。でも、色が微妙に違うのもあって今一つ分かりにくい。


どれも山野草扱いされる「ヤマオダマキ(山苧環)」だと思われるが、これも定かではない。


アジア原産のオダマキは、西洋オダマキと違って割と地味な色のものが多いようだ。


そういや、よく「海のクラゲのような」と形容されるけど、この写真とかを見るとなるほどな~と思う。


ユラユラと浮かぶ、クラゲの群れ。刺されないように注意しないとな。


●オダマキ(苧環) キンポウゲ科オダマキ属
学名:Aquilegia flabellata
英名:Columbine
別名:アキレギア(Aquilegia)、イトクリソウ(糸繰草)
原産地:日本
●ヤマオダマキ(山苧環) キンポウゲ科
学名:Aquilegia buergeriana

(2006年4月28日~5月9日撮影)


オダマキ(苧環)~その1

2006-05-28 | デジカメ-花、植物

3月の終わり頃、我が家に赤い頭の鳥がやってきた。


鳥だとばかり思っていたその生き物は、くちばしを徐々に開き始めたかと思うと・・。


ヒトデに姿を変え・・。


最後には深海魚に変化した。


いつのまにか数も増え、玄関を所狭しと泳ぎ回る深海魚たち。


それにしても、世の中には変わった生き物がいるものだ・・。



オダマキには大きく分けて、山野草扱いされるアジア原産の種類と、多年草扱いされる西洋オダマキがあるが、園芸品種が増えて両者の境界は無くなりつつある。
アジア原産の種類には「ミヤマオダマキ」や「ヤマオダマキ」などがあり、草丈の低い種類が多い。
また西洋オダマキには、「カナダオダマキ」、「アクイレギア・ブルガリス」、「クリサンサ」など多数の園芸品種があり、花色も多彩だ。
今回載せた家のオダマキは、西洋オダマキの一種だと思われる。

外側にある赤い色の5枚は花びらのように見えるが顎で、内側にある白色の5枚が本当の花弁だ。
ちなみに名前の由来は、紡いだ麻糸を丸く巻いたものを「苧環(おだまき)」と言い、それに花の形が似ているから。

●オダマキ(苧環) キンポウゲ科オダマキ属
学名:Aquilegia flabellata
英名:Columbine
別名:アキレギア(Aquilegia)、イトクリソウ(糸繰草)
原産地:日本
花色は、紫、白など。
●セイヨウオダマキ(西洋苧環) キンポウゲ科オダマキ属
学名:Aquilegia hybrids
英名:european crowfoot
別名:アキレギア(Aquilegia)、アクイレギア
原産地:アメリカ、ヨーロッパ
花色は、赤・桃・青紫・黄・白・黒など。八重もある。
●ヤマオダマキ(山苧環) キンポウゲ科
学名:Aquilegia buergeriana

(2006年3月25日~4月4日撮影)


カロライナジャスミンとジャスミン

2006-05-27 | デジカメ-花、植物

5月中旬頃まで、裏庭の物置の横で咲き誇っていた「カロライナジャスミン」。


花びらの直径は3cmほどで、ホウセンカのように筒状になっている。つぼみが、紙風船がしぼんだような感じで面白い。


ジャスミンと名前に付くけど、これはフジウツギ科であり、モクセイ科のジャスミンとは関係が無い。ちょっとややこしい。


“アメリカのカロライナ州に生えているジャスミンのような香りがする花”という事から名付けられたらしいのだけど、あまり香りがしない・・。どう言う事やねん・・。

●カロライナジャスミン フジウツギ科(マチン科)
学名:Gelsemium sempervirens
英名:Carolina jasmine、False jasmine
原産地:北米南部~中米

(2006年4月12日~5月3日撮影)




で、これは台所の東側にある本物の「ジャスミン」。だいぶ終わりに近付いてきたけど、まだかろうじて咲いている。


網戸にしていると、5~6m離れた僕の部屋まで甘い香りが漂ってきて、とても良い気持ち・・。

●ジャスミン モクセイ科
学名:Jasminum officinale
英名:Jasmine
和名:ソケイ(素馨)
別名:ハゴロモ(羽衣)ジャスミン
原産地:中国

(2006年5月20日~5月21日撮影)


猫月夜

2006-05-26 | デジカメ-動物

ある日の夕方、久しぶりに近所の野良猫に会った。


こちらの様子を窺う猫の瞳をじっと見つめていると・・。


辺りはいつのまにか闇に包まれ、それは月に変わった。


闇夜に怪しく輝くキャッツアイ。


時折目を細める事もあるが、笑っているのか怒っているのか・・。猫の気持ちは分からない・・。

(2006年4月11日~5月9日撮影)


クレマチス~テッセン(鉄線)

2006-05-25 | デジカメ-花、植物

家の東側にある「テッセン(鉄線)」。一般に「クレマチス」と呼ばれるものの内、花びらが6枚のものを「テッセン(鉄線)」と言う。


デリカテッセンと似ているが、もちろん何の関係も無い。「鉄線」は、つるが細くて丈夫で針金のようである事からの名前だ。


ちなみに、花びらが8枚のものは「カザグルマ(風車)」と呼ばれ、区別される。名前の由来は、花の見た目から。


そういえば、テッセンは初めて聞いた時「鉄扇」だと思っていた。鉄の扇・・重そうだな。

●クレマチス キンポウゲ科
学名:Clematis florida(鉄線)
英名:Clematis
「鉄線」は中国原産で、「風車」は日本原産。

(2006年5月9日撮影)


ヒメライラック(姫ライラック)

2006-05-24 | デジカメ-花、植物

5月中旬まで咲いていた、鉢植えの「ヒメライラック(姫ライラック)」。


親からはライラックと聞いていたけど、調べてみると違っていた。ライラックより全体に小さめで、高さは大きくても1mほどにしかならない。ライラックの妹と言うところか。


香りはライラックと変わらず、とても甘く良い香りがする。同じモクセイ科のキンモクセイに花の形も似ているな。


香りにつられて、アブがたくさん集まってきていた。


しかし、良い香りだったな~・・。

●ヒメライラック(姫ライラック) モクセイ科
学名:Syringa microphylla
別名:チャボハシドイ(矮鶏丁香花)
ライラックを小さくしたような薄紫色の花で、開花時期はほぼ同じ。

(2006年5月9日撮影)


甘味処とエビ天

2006-05-23 | デジカメ-花、植物

( ´・ω・) 甘味処って、入った事無いんですよね~・・甘い物苦手だったから・・


( ´-ω-) でも最近、甘いの大丈夫になったから、入ってみるかな~・・


(´・ω・`) ん・・?「アマドコロ(甘野老)」・・?

(;´-ω-)v─~~ なんだ、紛らわしい・・ブツブツ・・

●アマドコロ(甘野老) ユリ科
学名:Polygonatum odoratum var. pluriflorum
ぶら下がったカプセル状の花が、連なって開花する。地下茎が「野老(ところ)」に似ていて、野老は苦いのにこちらは甘いので「甘い野老」→「甘野老」になった。

(2006年5月3日~5月5日撮影)




( ´-ω-) エビ天は、美味いよね~・・


( ´-ω-)日~~ あの、コロモのサクサクッとした歯ごたえ・・

(*´-ω-)==3 旦~~ ああ・・たまりませんな~・・


(´・ω・`) 旦~~ なんだ「エビネ(海老根)」か・・道理でそれらしき物が見えないと思った・・

(-ω-` )ゞ はっはっは・・いやいや・・お恥ずかしい・・

( ´-ω-)ゞ はっはっは・・

(-ω-`;)ゞ はっはっは・・

●エビネ(海老根) ラン科
学名:Calanthe discolor
日本産の蘭の中でもポピュラーで人気があり、園芸品種も多い。名前の由来は、根の形がエビの尻尾に似ているからだそうだ。

(2006年4月28日撮影)


サクランボ

2006-05-22 | デジカメ-花、植物

母が知り合いからサクランボを少し頂いたので撮っておいた。僕はあまり好きじゃないので食べなかったけど、少し酸っぱかったみたい。


さて、家にもサクランボの木(彼岸桜)があり、実がたくさん出来たのだが・・。


でも、食べられないのだ。


例年のごとく毛虫が大量発生し、実が出来始めの内に殺虫剤を散布したためだ。ちょっと勿体無いけど、仕方ない。毎年発生するイラガの幼虫に刺されると、大変な事になる。


たまに鳥が食べに来ていたようで、実はすぐに無くなった。ただ、殺虫剤のたっぷりかかった実を食べた鳥たちの身が心配だ・・。

(2006年5月9日~5月15日撮影)