紫の安らぎ1～トレニアとバーベナ

これから3回ぐらいに分けて紫の花でまとめてみようと思う。今回は「トレニア」と「バーベナ」。どちらも、8月の初め頃からずっと咲き続けている息の長い花たちだ。


●トレニア（トレニア・フルニエリ）　ゴマノハグサ科
学名：Torenia fournieri
別名：ハナウリクサ（花瓜草）、ナツスミレ（夏菫）、パンダスミレ
原産地：インドシナ


ちょっとスミレに似た感じなので、ナツスミレの別名が付いている。暑さに強くて丈夫。花がたくさん咲くので、花壇にずらっと植えると見映えがするだろう。


花の色は、濃い青紫の他に薄い紫、ピンク、黄色、白などがあるそうだ。


家のトレニアは1種類だと思っていたけど、これは花の形が微妙に違う。また、よく見ると花の奥にある”しべ”らしきものが指輪のようになっている。面白いな。


バーベナは、直径1cmぐらいの小さな花が1つの茎にいくつも咲く。また、サクラシバ（桜芝）と言う別名の通り横にどんどん広がっていく性質がある。


ただ、家のバーベナはどうやら「バーベナ・テヌイセクタ」と言う品種のようだ。普通のバーベナとは葉の形や生え方が違う気がする。


以前、広い敷地一面に群生している写真を見たけど、圧巻だった。家の庭も埋め尽くしてみたいもんだ。

●バーベナ　クマツヅラ科
学名：Verbena hybrida
別名：ビジョザクラ（美女桜）、ハナガサ（花笠）、サクラシバ（桜芝）
●バーベナ・テヌイセクタ　クマツヅラ科
学名：Verbena tenuisecta
原産地：南アメリカ